(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年11月26日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 DEC | 207 3/4 - 08 1/4 | 208 1/4 | 203 1/4 | 203 3/4 | -4 1/2 | 145390 | -5651 |
| 02 JAN | 211 1/2 - 12 | 211 3/4 | 207 | 207 3/4 | -4 1/2 | 1028 | +13 |
| 02 MAR | 219 3/4 - 20 1/4 | 220 1/4 | 215 | 215 1/4 | -4 3/4 | 191993 | +480 |
| 02 MAY | 227 1/2 | 227 1/4 | 223 | 223 1/4 | -4 1/4 | 49401 | +573 |
| 02 JUL | 233 1/4 - 33 1/2 | 233 1/2 | 229 | 229 3/4 | -4 | 44087 | +207 |
| 02 SEP | 239 1/2 - 39 3/4 | 239 1/2 | 235 | 235 1/4 | -4? | 8530 | +33 |
| 468978 | -4232 |
大豆 --- やや安値寄付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 JAN | 450 - 51 | 451 | 440 | 441 1/4 | -10 | 76297 | +1399 |
| 02 MAR | 453 1/2 - 54 | 454 | 442 1/4 | 443 1/4 | -11 | 37442 | +640 |
| 02 MAY | 457 1/2 - 58 | 458 | 446 | 446 3/4 | -11 3/4 | 29484 | +610 |
| 01 JUL | 462 - 62 1/2 | 462 1/2 | 451 | 451 3/4 | -11 3/4 | 22716 | +353 |
| 02 AUG | 461 1/2 | 461 1/2 | 451 1/4 | 451 1/4 | -11 3/4 | 1306 | -1 |
| 02 SEP | 455 | 455 1/2 | 451 | 451 | -10 1/2 | 317 | |
| 175277 | +3019 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15820 | -420 | DEC | 1629 | -24 | DEC | 277 | -12 | 123.92 - 124.22 |
| JAN | 15350 | -420 | JAN | 1642 | -30 | MAR | 285 3/4 | -10 1/2 | |
| MAR | 14930 | -470 | MAR | 1664 | -33 | MAY | 287 1/2 | -10 1/4 | |
| MAY | 14690 | -420 | MAY | 1685 | -32 | JUL | 289 3/4 | -9 1/4 |
| 本日の相場の動き |
小麦からコーン・大豆へと大量のファンド売り。
先週は感謝祭にて閑散な相場が1週間続いたが、トレーダー達が戻って来るや、大量の売りが始まった。
小麦ではカンザスがまだドライにて、冬小麦の生育に懸念が見られることからやや高値での唱えであった。しかしチャート上にて節目とみられていた上値を抜けないとみるや、一気にファンドが売りに出てそのまま大幅に値を削った。コーン・大豆もすぐに連鎖反応から売りが続いた。
コーンでは、南米の天気が今週はドライで作付が進みそうな事、日本での2件目の狂牛病の影響でUS産ビーフの需要が減少しそうな事などがやや弱い材料と取られ小安く寄り付くも、すぐに小麦からのファンドの大量売りに大きく値を下げた。週間輸出検証はニュートラル、また中国の1-10月のコーン輸出成約が昨年比44%も遅れているというニュースは、US産にその分の需要が来るという見方と、逆に需要がそれだけ減少しているという見方から、中立材料とされた。
大豆もコーン同様に小安く寄り付くも、すぐに大きく下げた。中国が大豆の輸入検査につき近々規則をアナウンスするというニュースは、70%がGMO大豆であるUS産大豆には不利と見られ弱い材料とされた。またブラジルの新穀大豆の輸出成約が昨年を大幅に上回る速度で進んでいる事も弱い材料とはされたが、それらを考慮しても理解に苦しむ大量のファンド売りであった。
実際何も理由が見つからない中、ファンドの売りで大きく値を下げた一日であった。
本日のファンドはコーンにて17,000コントラクトの売り越し、大豆にて8,000コントラクトの売り越し、小麦にて7,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。また本日現在でのファンドポジションは、コーンにて6,500コントラクトのショート、大豆にて11,200コントラクトのショートであると考えられている。とあるベテラントレーダーによれば、コーンにて一日に17,000コントラクトも売り越されたのは、歴史の中での一番ではないが、恐らくトップ5には入るのではないかとのコメントであった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
週末はベルトの80%の範囲に0.10-1.00インチ(所によっては1.75インチ)の降雨を見た。最も激しかったところはイリノイ北部・中央部、インディアナ南西部、デルタの東部地域、ミズーリ北東部など。ここシカゴでも雷雨を伴いしっかりと降雨を見た。今週は中西部北部では明日も一部雨が残り、又水・木曜にはベルト東部・南部においても70%の範囲にて降雨を見る見込み。気温については、火曜までベルト全体的に平年以上のレベルで推移するが、水曜以降はベルト西部が平年以下、東部でも平年並みにまで低下の見込み。これら予想の降雨は小麦の生育には効果的である、という受け止め方となっている。
ブラジル・アルゼンチン
アルゼンチン。週末は大豆産地の55%、コーン小麦産地の40%において0.25−1.25インチ(所によっては2.5インチ)の雨を見た。今週は東部地域は週前半、西部地域は週後半にいくつかのにわか雨の予報が出ているもの、概ねドライとなりそう。今週のドライで、産地の状況はやや回復すると見られている。しかし今だ10-15%のコーン・ヒマワリ作付けは大豆にシフトという見方は変わらない。
ブラジル。 週末はベルト北部にて0.25−1.00インチ「所によっては4.0インチまで」の降雨を60%の範囲に見た。今週前半に一部雨が南部ベルトにあるが、その後は中央部から北部へ移動する。雨量としては今後5日間で0.25−1.25インチ、85%の範囲に予想されている。今週はややペースが鈍ることになるが、程度は軽微にて心配はされていない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA輸出検証高(11月22日の週) |
(単位 : 千ブッシェル)
| 11月22日 | 11月15日 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 32,018 | 25,824 | 24,125 | 413,013 | 459,670 |
| 大豆 | 37,826 | 35,676 | 25,714 | 307,349 | 304,639 |
| 小麦 | 18,900 | 16,597 | 21,736 | 486,757 | 545,140 |
コーンは中立、大豆はレンジの上限にてややサポーティブ。
| 2)コミットメントオブトレーダーズ |
(単位 : コントラクト)
| 11/27現在 | 事前予想 | |
| コーン | 11,600 Long | 9,714? Long |
| 大豆 | 3,600?? Short | 4,667? Short |
| 大豆粕 | 22,700? Long | 16,732??Long |
| 大豆油 | 5,100?? Long | 3,871?? Long |
| 小麦 | 19,500? Long | 14,086? Long |
大豆粕はやや弱気材料。他はニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
何もはっきりとした理由が見つからず下げたマーケットをどうみるか。行き過ぎとみてここで大量に拾うか、それともマーケットは将来の匂いを嗅ぎ取っての今日の下げを見たと解釈するか。自身としては後者を取る。1ヶ月かかってやっと上げてきた5セントをあっという間に取り返してしまった。今後も報復に対する報復のニュースや、需要が明らかに後退するといったニュースが出てきてしまう可能性がある。その時の相場は、今日の比でなく下げる可能性がある。今日の相場はまさにそれを見せた。来週から12月という時期を考えると、3月限の買いをそうそう先延ばしにはできないが、できるだけ買いは少量に抑えておきたい。今年は農家売りが本当に少ないと言われている。内地の現物トレーダーやサプライヤーなどに聞いても、これほど’豊作に売り物なし’となった年は思い出せないくらいと言う。農家売りがなくてもこの停滞であり、年明けに農家売りが出てくれば、3月限が12月限のレベルにまで落ちていく可能性も高い。今日の大幅な下げにもかかわらず、大手サプライヤーには輸出商談が来ていないと言う。需要は先延ばしにされているというよりも、やはりある程度以上に落ち込んでいると考えた方が正しいのではないか。(N)
(大豆)
凄まじい程のファンド売りが本日の暴落相場を形成した。が、相場の向きを変えるものだとは思えず1月限は430台を底値に年内は緩やかな上昇傾向という見方を継続したい。 (A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)