(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年11月28日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 DEC | 203 - 03 1/4 | 204 | 198 1/2 | 198 3/4 | -5 | 92778 | -15642 |
| 02 JAN | 207 1/4 -07 1/2 | 208 1/4 | 202 1/2 | 202 3/4 | -5 | 1063 | -25 |
| 02 MAR | 215 - 15 1/2 | 216 | 210 1/4 | 210 1/2 | -5 1/4 | 218596 | +3991 |
| 02 MAY | 222 1/2 - 22 3/4 | 223 1/2 | 217 3/4 | 218 | -5 1/4 | 52148 | +1172 |
| 02 JUL | 229 1/4 - 29 1/2 | 229 3/4 | 224 1/2 | 225 | -4 3/4 | 44645 | +103 |
| 02 SEP | 234 3/4 | 235 1/4 | 231 1/2 | 231 3/4 | -3 1/2 | 9123 | +214 |
| 448148 | -9756 |
大豆 --- やや安値寄付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 JAN | 442 1/4 - 43 | 444 | 434 1/4 | 435 1/2 | -8 1/2 | 71395 | -1324 |
| 02 MAR | 443 1/4 - 443 1/2 | 444 3/4 | 436 | 436 1/2 | -8 1/2 | 38509 | +190 |
| 02 MAY | 447 | 448 | 438 1/2 | 440 | -8 | 29955 | +277 |
| 01 JUL | 451 - 52 | 453 1/2 | 444 | 444 3/4 | -8 1/4 | 22482 | -410 |
| 02 AUG | 450 1/2 | 453 | 444 1/2 | 444 1/2 | -6 1/2 | 1368 | +8 |
| 02 SEP | 454 | 454 | 446 | 446 | -4 | 322 | +1 |
| 172041 | -1082 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15620 | -270 | DEC | 1578 | -31 | DEC | 274 1/2 | -5 | |
| JAN | 15140 | -290 | JAN | 1596 | -30 | MAR | 282 | -4 1/4 | |
| MAR | 14770 | -210 | MAR | 1619 | -29 | MAY | 284 | -4 1/2 | |
| MAY | 14620 | -170 | MAY | 1641 | -31 | JUL | 286 | -3 3/4 |
| 本日の相場の動き |
再び大量のファンド売り
コーン 昨日のローンデータは中立。寄り前にエジプトの米国コーン120,000トン成約ニュースも流れたがムードは悪く、やや安値スタートとなった。その後も極めて動きの限られた取引が続いたが、10時頃か、新規材料難に肝を煮やしたか突如としてファンドが再び大量の売りに回りだした。もともと買い手不足状態の市場であったこともあり、その勢いはとまらず12時半更に価格は下げ始め引け際に12月限で200を割るに至った。各限月で約定安値を更新している。 12月限については金曜日の受け渡し通知を前にしたポジション手仕舞いの動きも今週見られておりこれも一つの要因として付け加えておく。
大豆 今朝のセンサスの数字、10月としては最高の搾油数字をつけたものの予想通りにて中立。マレーシアではパームが下げていたことがやや弱い材料。その他は大豆についてもきっかけとなるべき材料は特にないが、コーン又その他商品も本日は全般的にファンドの大量売りを浴びたこともありこちらも大きく値を崩すこととなった。南米の良好な天候推移、中国の米国大豆買付けと情報と同時にキャンセルの情報も入り、これらも売りに拍車をかける要因となった。
本日は一日ファンドの売り浴びせにあったが、何よりも市場全体として積極的な買い手が出てこれる状態にない、という状況が最も大きな要因に見えた。これは個々の商品というよりも市場全般にいえる。
本日のファンドの動きはコーンは12000枚の売り越し、大豆は4000枚、大豆粕は4800枚の売り越しであったとみれらる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は小雪混じりの雨がミズーリ北東部イリノイ西部で見られた。降雨の範囲としてはベルトの55%に0.10−0.75インチ、ミズーリ東部・南部、イリノイ中央・南部、インディアナ、オハイオ南部・西部、デルタなどが中心となった。気温は低いところで20度中盤まで下がった。金曜にかけてこの前線はベルト西部から東部へ移動する。金曜以降日曜まではドライ。降雨の範囲は85%で0.25−1.25インチとなる。気温は特にベルト西部で金曜にかけて下がる見込み。一部小雪交じりの降雨となる。
ブラジル・アルゼンチン
ブラジルは昨日ベルト西部中心に0.25−0.75インチの雨が約45%の範囲にあった。この雨は週後半中央部〜北部地域に移動する見込み。今後5日間での降雨は75%の範囲に0.25−1.5(所によって2.5)インチの予報。作付けは現在南部が焦点となっているがその南部においては今週もドライの見込みにて問題ない。北部にこのところ雨が続いていることもあり一部では降雨過多が報告されているが限られた地域にて市場では今のところ問題視されていない。南部では来週前半に一部降雨を見る見込み。これは発芽によい雨という評価がされている。
アルゼンチンは昨日西部に0.10−0.35インチ、ベルトの15%という限られた地域に降雨を見たのみ。今週後半に向けても降雨量としては25%の範囲に0.10−0.50インチと限られその他は概ねドライとされており、作付け進捗に際してはいい形での天候推移となりそう。このまま進めば来週中にも通常のベースに回復できるのではないかという期待がされている。
| NWS 6-10日予報 (12月2-6日) |
| 気温 | 降水量 | |
| ベルト西部 | A | N/B |
| ベルト東部 | A | A/N |
| 北部冬小麦地域 | A | B/N |
| 南部冬小麦地域 | A | B/N |
| デルタ地域 | A | A/N |
全体的に気温は平年以上のレベルを維持。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) センサス月間大豆搾油報告 |
(単位 : ショートトン、 オイル : 千ポンド)
| 10月 | 9月 | 10月(昨年) | |
| 搾油量 | 4,511,353 | 3,846,326 | 4,466,940 |
| 工場在庫 | 4,434,736 | 1,228,287 | 5,309,719 |
| 粕生産量 | 3,308,718 | 2,869,111 | 3,315,634 |
| 粕在庫 | 264,.705 | 342,431 | 280,460 |
| 皮生産量 | 230,044 | 209,821 | 252,091 |
| 皮在庫 | 41,286 | 40,987 | 36,943 |
| 粕・皮在庫 | 305,991 | 383,418 | 317,403 |
| 油生産量 | 1,683,087 | 1,452,922 | 1,671,013 |
| 油在庫合計 | 2,722,891 | 2,877,291 | 2,062,584 |
市場の予想では、搾油量約4.5百万、粕・皮在庫296,000、油在庫合計2,783(千)というレベルであったので、今回の発表はどれも予想数字に極めて近いものとなったとして、材料としてはニュートラル。
しかし、粕のイールドが47.0lbs/buと、昨年10月の数字
47.9lbs/bu から更に低いものとなった。これは4年振りの低水準となる。
| 2)ブリッシュコンセンサス週間発表 |
| 11/27 | 11/20 | 11/13 | |
| CORN | 21 | 27 | 21 |
| SOYBEAN | 28 | 30 | 29 |
| SOY OIL | 28 | 24 | 28 |
| SOY MEAL | 54 | 64 | 63 |
| WHEAT | 42 | 45 | 36 |
コーンはややフレンドリーと見る向きもあったが全体としてニュートラル視された。
| 3)ブラジルIBGE発表各作付け予想 |
大豆は11%アップ、コーンは12%ダウン
2001/2002クロップについては同局最初の発表となる。(単位:百万ヘクタール)
| 2001/02 | 2000/01 | 増減(%) | |
| 大豆 | 14.277 | 12.887 | + 11 |
| コーン | 5.836 | 7.768 | - 12 |
コーンの作付け減については、特にマットグロッソドスル中西部、ゴイアスで28%減、マットグロッソでも22%減と大きくその数字を落としている。
コットンに作付けについても発表されたが、前年度比16.6%ダウンの757,500ヘクタールとなっている。
同局よりの生産高の発表は現時点でまだなされていない。
| 本日のトーメンの意見 |
確かに、昨日N氏コメントの通り、花火は再び派手に上がることとなった。何分買い手不足が指摘されてきた中、一方的にファンドに動かれては価格維持も不可能となる。さすがに本日の動きは行き過ぎだという声も引け後の市場では複数上がっていたが、現時点でこれを一気に戻す力があるとも思えずしばらく様子見、としたい。
話は変わるが本日セッション中にブッシュ大統領の演説があり、その中での発言として今後バイオ燃料・エタノールの使用をより促進してゆくといった内容のものがあった。これに関連する発表として今年のエタノールの消費量は18億ガロンに達するという数字も出ている。コーン換算にして720百万ブッシェルとなり、昨年実績627.5百万ブッシェルを1億ブッシェル近く上回るものとなる。(農務省現予想としては680百万ブッシェル) 本日の相場の中においては全く無視された形になってはいるが、今後よりコーンの需要を促進する内容のものとして受け止めておきたい (A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)