(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年12月6日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 DEC  210 - 10 1/4  210 1/4  205 1/4  205 1/2  -4 1/4  6174  -1941 
02 JAN  211 3/4  211 3/4  209  209  -2 3/4  1691  -8 
02 MAR  219 3/4 - 20  220  216 1/4  216 1/2  -2 3/4  252054  +2610 
02 MAY  226 3/4 - 26 1/2  226 3/4  223  223 1/4  -2 3/4  58881  +322 
02 JUL  231 3/4 - 32  232  228 1/2  228 3/4  -2 3/4  46686  -512 
02 SEP  236 1/4 - 36 1/2  236 1/2  234  234 1/4  -2  11332  +87 
            413224  +1106 

 

 

大豆     --- 高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  444 1/2 - 45  445 1/2  441  441 1/2  -1  68815  +530 
02 MAR  447  448  443 3/4  444 1/4  -1  40605  -6 
02 MAY  452 - 52 1/2  452 1/2  447 1/2  448 1/4  -1 1/4  32140  +538 
01 JUL  456 - 57  457  452 3/4  453 1/4  -1  23561  +483 
02 AUG  456  456  452 1/4  452 1/4  -1 1/4  1668  +11 
02 SEP  457  457  454  454  +1/2  257   
            175206  +1606 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  15120  -270  DEC  1637  +4  DEC  273  -4 1/4  124.39 - 124.80 
JAN  14860  -170  JAN  1650  -1  MAR  281 3/4  -3 1/2   
MAR  14720  -120  MAR  1671  -5  MAY  284 1/4  -4 1/4   
MAY  14620  -110  MAY  1692  -5  JUL  286 1/2 

-3 1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

強い材料は出ても買いが続かず。

コーンでは週間輸出成約高がこのクロップ年度の最高の数字になったことや、今朝の受渡も商業筋が大量に引き受けた事、農家売りが変わらずに少ない事、韓国がオプショナルコーンを105,000トン買い付けたニュースなどから高値での寄り付きとなった。しかし思ったほどの高値にはならなかった事、買いがすぐに止んでしまたことから高値圏は維持できずに、失望感から逆にファンドの売りが始まり昨日より安値に沈んだ。また今朝の受渡を受けた商業筋が大量の12月売りを出した事がきっかけとなり、期近12月限を中心に一層の売りが進み、結局その後一度も値を戻すことなく安値引けとなった。 

大豆もコーンにしかり。大豆油がパーム油高から上げていた事、週間輸出成約高が好調であった事、昨日の中国のUS産大豆買い付けのニュースが再度サポート要因とされたことなどから高値で寄り付いた。しかしアルゼンチンで2週間もドライが続いており、順調に作付が進んでいる事やそのアルゼンチンで財政危機からペソの切り下げが今日も話題とされ、安値圏に沈んだ。朝方買いを集めていた大豆油が値崩れした事も、材料視されつられて下げた。 

相場は引き続き閑散。マーケットは来週11日の需給報告と、同じ日に正式にWTOに承認される中国の今後を見極めてからポジションを取りたいという雰囲気が、多く漂っていた。 

本日のファンドは、コーンは2,500コントラクトの売り越し、大豆も2,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国各地 

昨夜はベルトの40%近くの範囲で0.10-0.50インチの降雨。オハイオ西部よりミズーリ南東にかけて。気温は昨日もかなり高め推移。最高気温は低いところでも60度半ば、高いところでは70度前半まで上がった。最低気温は30度半ばより50度半ばまで。日曜までは一部で雨が残るがその後はドライが戻ってくる。気温は金曜までは現在の平年以上というレベルが継続。週末は平年並みまで低下。しかし来週には再び気温は上がるといわれる。コンスタントに雨はあるものの、その量が限られているため、降雨過多として報告されている地域は今のところない。依然として小麦の生育には十分な天候推移が継続している。 

 

ブラジル・アルゼンチン 

ブラジル。昨日はベルトの中央部・北西部にて35%の範囲に0.10−1.00(所によっては1.5インチ)までの雨を見た。同地域では来週月曜にかけて同様の雨が予報される。範囲は60%で0.25−1.25インチ(所によっては2.5インチ)まで。従い、コーン大豆生育には十分な土壌水分を保持し続けることとなる。一方南部ベルトのリオグランデドスル州などでは一部気温が高め推移でややドライ気味という報も伝わっている。従いこれら地域には近いうちに降雨があることが望ましい。まだストレスが市場に認められる段階ではないが。
アルゼンチン。昨日も概ねドライ。今後2日間でも雨はベルトの20%、北部と東部の一部に0.10-0.50インチと限られたものになる。又、来週も総じてドライ推移が言われ作付けも順調に進むと見られる。気温もやや高め推移。 

 

南アフリカ 

コーンの作付けの始まった同地域ではこれまでの推移として降雨はやや多めであったが、今週は週末まではその雨も限られた地域にとどまり、作付けにはいい形と言われる。しかし週末に再び降雨が予報されており、今後もやや降雨過多という状態で進みそうであるが、市場の評価としては現状問題なし。十分な土壌水分という認識になっている。 

 

NWS 6-10日間予報(12月12-16日) 

 

  気温  降水量 
ベルト西部  A  A 
ベスト東部  A  A 
北部冬小麦地域  A/N  N 
南部冬小麦地域  A  A/N 
デルタ地域  A  A 

各地において、気温・降水量とも平年比高めの予想となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(11/29の週) (単位:千トン) 

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,518.9  0.0  18,253.2  18,305.4  7,635.3  0.0 
大豆  854.1  0.0  17,503.0  14,377.5  8,499.0  20.0 
小麦  578.2  0.0  16,128.6  17,029.9  3,812.2  0.0 
大豆粕  173.4  0.0  3,010.1  1,934.2  1,879.4  90.9 
大豆油  22.0  0.3  185.9  111.7  69.0  0.4 

事前予想は、コーン850−1050(千トン)、大豆粕100-150、小麦350-550。従いこれら品目についてはいずれも予想の上限以上の数字となった。又、大豆は700-900、大豆油15-25だったので、これらも予想の範囲内ではあるもののその上限に近かったということで、本日の成約高は総じて好感されることなった。 

昨年比の成約ペーストしては、コーンが先週段階の96.4%から今週は99.7%、大豆は先週の128.3%から今週は121.7%となっている。 

 

2) 週間輸出高 11月29日の週 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週   今年度  昨年度   
コーン  486.5  870.4  10,617.9  12,159.2  52,070 
大豆  963.4  1,296.4  9,004.0  8,542.0  26,670 
小麦  636.1  541.0  12,316.4  13,572.2  27,900 
大豆粕  101.7  141.7  1,130.7  923.2  6940 
大豆油  24.0  6.1  116.9  18.8  1,110 

船積みの進捗。コーンが昨年同時期比87.3%(先週段階 90.9%)、同大豆は105.4%(同 103.8%)となっている。 

数字上は先週比較、コーンがややペースダウン、大豆は引き続き上向き、といったところか。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

たった4日間でここまで下げるとは予想していなかった。3月限217を切るのはそうやさしい事ではないと思っていたが...ただ先週金曜日に感じた相場上昇の匂いをまだ信じてみたい。いままで弱気一辺倒できたが、先週感じた直感をもう少し追いかけてみたい。先週の安値まであと6セントであるが、これをトライするようなことはないと思う。ただ今週1週間、ずっと相場に活気がないのは確かに気になる。穀物相場からの興味が薄れていかなければいいのだが。(N) 

 

(大豆) 

本日の材料にこの結果を見ると、頭の重さを改めて感じる。引き続き順調に進む輸出進捗は本日も確認できてはいるが、市場は更なる強い材料を望んでいるのか、来週の発表までは動きたくないのか、はたまた半月後に迫ったクリスマスが頭にちらついているのか、よくわからない。現状下値は限られる、430台は拾うという見方は継続。しかし20セント上げるには現状維持では材料難。更なるトピックスが欲しいところ。湿っぽい市場である。(A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)