(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年12月7日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 DEC | 205 1/4 - 05 1/2 | 211 | 204 | 208 1/4 | +2 3/4 | 3359 | -2815 |
| 02 JAN | 208 | 213 1/2 | 208 | 211 1/4 | +2 1/4 | 1661 | -30 |
| 02 MAR | 215 1/2 - 16 | 222 | 215 1/4 | 219 | +2 1/2 | 253732 | +1678 |
| 02 MAY | 222 1/4 - 22 1/2 | 228 1/4 | 222 1/4 | 225 1/2 | +2 1/4 | 59439 | +558 |
| 02 JUL | 228 1/4 - 28 1/2 | 233 3/4 | 227 3/4 | 231 | +2 1/4 | 46627 | -59 |
| 02 SEP | 234 1/4 | 238 3/4 | 234 | 235 1/4 | +1 | 11467 | +135 |
| 413030 | -194 |
大豆 --- やや安値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 JAN | 440 1/2 - 41 | 447 1/2 | 440 | 445 1/4 | +3 3/4 | 69073 | +258 |
| 02 MAR | 443 - 44 1/4 | 449 3/4 | 443 | 448 1/4 | +4 | 41670 | +1065 |
| 02 MAY | 447 1/2 | 453 | 446 3/4 | 451 1/4 | +3 | 32233 | +93 |
| 01 JUL | 452 | 458 | 451 1/2 | 456 | +2 3/4 | 23580 | +19 |
| 02 AUG | 455 | 456 | 455 | 455 | +2 3/ | 1680 | +12 |
| 02 SEP | 453 | 455 1/2 | 453 | 455 | +1 | 262 | +5 |
| 176641 | +1435 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15310 | +190 | DEC | 1639 | +2 | DEC | 275 1/2 | +2 1/2 | |
| JAN | 15040 | +180 | JAN | 1656 | +6 | MAR | 284 | +2 1/4 | |
| MAR | 14870 | +150 | MAR | 1681 | +10 | MAY | 286 1/2 | +2 1/4 | |
| MAY | 14770 | +150 | MAY | 1703 | +11 | JUL | 286 3/4 |
+1/4 |
| 本日の相場の動き |
中国、そしてファンド買い。
再び中国のUS産コーン・大豆買い付けのニュースにファンドの大量買付けとなった。
寄り付きは安かった。昨日の強気の週間輸出成約にもかかわらず下げた流れ、アルゼンチンの大豆作付が好調な事、インドのパーム油への輸入関税引き上げのニュース、韓国がコーン入札は行ったが買い付けは見送ったこと、中国のGMO輸入に関するルールがまもなくアナウンスされるというニュースも、US産大豆には弱気材料と取られた。更に寄り付きで、小麦に一気に3,000コントラクトのファンド売りが入り下げると、コーン・大豆もつられての安値よりつきとなった。
しかし小麦にて、ファンドの大量売りにもかかわらず思ったほど値が下がらなかった事が徐々に買い出動につながった。相場が下げ渋りを見せ始めたときに、中国の新規買い付けのニュースが広がり、相場はがらりと様変わりを見せた。US産コーンは25-50万トン、US産大豆も7船分程度買い付けたと言われている。今週売られていたことからののショートカバーもあり、一時期は昨日引けに比べ、コーン5セントアップ、大豆6セントアップまで見られた。しかし農家売りからのヘッシと思われる゙売りに頭を抑えられ、やや値を削っての引けとなった。
本日のファンドは、コーンは9,500コントラクトの買い越し、大豆4,500コントラクトの買い越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国各地
昨日は、ベルト南東部、オハイオ中央部よりデルタにかけて25%の範囲に0.10-0.65インチの降雨を見た。特にイリノイ南部、インディアナ南部、オハイオ南西部など。気温は平年比高めの推移。最高気温は低いところで40度後半、高いところでは70度中ばまで上昇している。週末は全体の20%程度に0.10-0.50インチの降雨(或いは降雪)が予想される。気温は週末平年並みにまで下がる。次の雨は来週火曜遅くより木曜にかけて、全体の75%の範囲に予想されているが、量的には0.10-0.75インチと限られたもの。ベルト北西部の一部では雪も含まれる。
ブラジル・アルゼンチン
ブラジル南部産地での降雨、今後の推移に注意
アルゼンチン。昨日はコーン・小麦産地の20%、大豆産地の10%の範囲で0.10-0.75インチの雨。ブエノスアイレス中央部とラパンパ北部が中心。気温は平年以上(高いところで80度半ばより90度半ばまで)。本日も10%の範囲にてわずかな降雨が見込まれているものの、来週月曜までは総じてドライ予報継続。次の雨は来週火曜、15%の範囲に0.10-0.75インチまで。ベルト南西部中心と見られる。引き続きドライ傾向変わらず理想的な展開が継続すると見られる。今後は6-10日予報にて北部に前線が到来するとの情報が入ってきているが、それまではこのまま推移の見込み。
ブラジル。昨日は北部中心に0.25-1.00インチ、20%の範囲で雨を見た。中心はミナスジェライス南部、ゴイアス南部など。気温は平年並み〜やや高め推移。現在のレベルの雨はベルト中央部、北西部中心に来週の火曜まで続くと見られ、65%の範囲に0.25-1.00インチまでが予想されている。気温は引き続きほぼ平年並み〜やや高め推移と変わらぬ予報となっている。 ブラジルはここのところ南部ベルトへの降雨が少なめ故、今月下旬までにはある程度まとまった雨が欲しい、と報告されている。このままドライ傾向が南部で継続するようであれば、12月中に所謂、懸念材料としてマーケットに取り上げられることになると思われる。注意してみておきたい。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) コミットメントオブトレーダーズ |
| 本日発表 | 事前予想 | |
| コーン | 12752 long | 200 short |
| 大豆 | 7481 short | 8700 short |
| 大豆粕 | 977 long | 1000 short |
| 大豆油 | 6820 long | 5400 long |
| 小麦 | 2850 long | 5500 long |
コーンの数字は予想以上のロングということでややネガティブ。大豆関連は中立。
| 2) ブラジル輸出成約進捗データ (ABIOVE発表数字) 11月末現在 |
(※ 単位は千トン )
【2000/01クロップ】 (2001−2002 クロップイヤー)
| 2001/02 | 2000/01 | 1999/00 | |
| 大豆 | 15,843 | 11,473 | 10,273 |
| 大豆粕 | 10,616 | 9,304 | 9,850 |
| 大豆油 | 1,648 | 1,228 | 1,704 |
【2001/02クロップ】 (2002−2003 クロップイヤー)
| 2002/03 | 2001/02 | 2000/01 | 1999/00 | |
| 大豆 | 3,148 | 1,102 | 944 | 464 |
| 大豆粕 | 1,674 | 611 | 832 | 147 |
| 大豆油 | 398 | 135 | 247 | 21 |
今年の場合、国際価格の高かった7月〜8月にかけて、当時の国内通貨安も重なり、例年比較かなりのペースで新穀(2002/03クロップ)の成約が進んだことがこれだけの成約進捗を見た主因となっているが、その後も順調に成約は進んでおり、大豆の新穀成約はこの半月で410,000トン、現在の数字は3.148百万トン、昨年の同時期比較3倍近い数字となっている。大豆粕もこの半月で117,000トンの成約があり、11月末現在で1.674百万トン。これも昨年同時期60万トンだったことを考えれば極めて大きな進捗となっている。大豆油もしかり。
旧穀の大豆粕についても、この半月で169,000トン増加しており、11月末現在10.616百万トン、昨年同時期比約14%上の数字。大豆も若干数字が増え、11月末時点で38%上の数字を維持している。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今日の1万コントラクト近い買い越しを加えても、現在のファンドポジションは2万コントラクトの買い越しに過ぎない。今後ロングを積増していく事には何の問題もない。来週の需給報告がひとつの山になるが、ダウジョーンズ、アフガニスタン情勢といった外部要因は安定を見せており、穀物相場の季節的な動きを見せるものと考えている。すなわち上げを予想。
今週ロングに入った評判のローカルトレーダーは今日の高値で一応手仕舞ったという。目先はまだアップダウンがあると考えているのかもしれない。(N)
(大豆)
引き続き好調なペースを維持する輸出ペースに、農務省は来週の輸出数字の見通しを20百万ブッシェルほど上方修正すると市場からは見られている。需要サイドのニュースとしては元来十分市場に好感されてもいい話だと考えるが、折からの外的要因と、南米の状況がファンドの動きを鈍らせている。 同時に農務省は南米の生産高予想も上方修正する見込みになっており、来週火曜の需給報告は差し引きインパクトに欠けそうなムード。意見としては、引き続き頑張っている需要サイドにまだ重きをおいている。南米の天候、ブラジルはほぼ作付け終了、アルゼンチンも半分終了、しかしこの時点での判断は不可能というものであり、寧ろこれまで織り込まれた弱材料に相当分価格も含まれていると見る。長期的に仮に大豊作が確定されるような段階に行き着くまではまだ需要サイドの材料を敢えて重視し、少なくとも年内は緩やかな上昇基調継続。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)