(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年12月10日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 DEC 208 1/2 - 09 1/2 210 208 1/2 209 +3/4 3008 -351
02 JAN 211 1/4 212 1/4 211 1/4 212 +3/4 1636 -25
02 MAR 219 1/2 - 20 1/4 220 1/4 218 3/4 219 1/2 +1/2 259483 +5751
02 MAY 226 - 26 1/4 226 1/2 225 1/4 225 3/4 +1/4 59391 -48
02 JUL 231 - 31 1/2 231 3/4 230 1/2 231 1/4 +1/4 47337 +710
02 SEP 235 - 35 1/4 236 1/4 235 235 3/4 +1/2 11658 +191
            419799 +6769

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 JAN 444 1/2 - 45 445 3/4 441 1/2 443 -2 1/4 69769 +696
02 MAR 447 1/2 - 48 448 1/4 444 1/2 446 1/4 -2 42571 +901
02 MAY 450 1/2 - 51 451 3/4 448 449 1/4 -2 32283 +50
01 JUL 455 1/2 - 56 457 452 1/2 453 3/4 -2 1/4 23618 +38
02 AUG 456 1/2 456 1/2 453 1/2 454 -1 1683 +3
02 SEP 455 1/2 457 1/2 455 455 0 315 +53
          178411 +1770
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15110 -200 DEC 1630 -9 DEC 273 3/4 -1 3/4 125.99 - 126.33
JAN 14920 -120 JAN 1646 -10 MAR 283 1/2 -1/2  
MAR 14760 -110 MAR 1671 -10 MAY 286 -1/2  
MAY 14680 -90 MAY 1690 -13 JUL 286 3/4

+0

 

 

本日の相場の動き

 

需給報告を前に、予想通り様子見のマーケット。

動きがなかった。

大豆は南米の週末の天気と今週の予報が引き続き恵まれていた事、アルゼンチン産大豆の生産量増加予想のニュース、アルゼンチンでの通貨切り下げが近いのではというニュースなど弱い材料が主流を占め、高値に浮く事もなく安値のまま引けた。しかし需給報告を前にポジションを大きく取るものもなく、下げも大きなものにはならなかった。

コーンは大豆とは逆にアルゼンチン産コーンの生産量減少と輸出数量の減少予想が強い材料にされた。週末も農家売りが少なかったこと、先週の金曜日に流れた中国のUSコーン買い付けにつき疑問視する声も多かったが、某大手シッパーが売却したというかなり真実味のある話が流れサポート要因とされた。しかし需給報告前に大きく上げるには材料不足にて、小幅高での引けとなった。

本日のファンドは、コーンは1,000コントラクトの買い越し、大豆は1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。

 

アルゼンチン情報

アルゼンチンでは今まで維持されてきた、1ドル1ペソの為替制度が事実上崩れ始めている。先週7日には、為替切り下げが近いとみた国民の多くが、所持金をドルに交換しようと銀行に押しかけたが、1.30ペソを要求されたという。都市部を離れ内陸部では更にひどく、1.40-1.50ペソが相場となっている。政府の為替政策は変更しないという発表は全く信用されなかった。今後輸出マーケットにおけるアルゼンチン産コーン・大豆の動向が注目される。

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末には中部から北西部にかけて40%の範囲に0.25-1.0インチの降雨が見られた。この前線は今週も中部を中心に60%の範囲に0.25-1.25インチの降雨をもたらす予報。ベルト南部はドライが続いており、そろそろ穀物へのダメージ懸念が出てきている。ただ土壌水分はまだある程度潤沢であり、今すぐにどうのという話にはならない。

アルゼンチン

週末は0.1-0.5インチの降雨が20%の範囲で見られた程度。今週もドライパターンは継続し、トータルで0.1-0.75インチの降雨量が25%の範囲で見られるに過ぎない。まだ作付は進捗しており、このドライな天候は恵み。気温も上昇してきており、気温の上昇も発芽には最適と言える。

南アフリカ

土壌水分は潤沢。しかし西部ベルトでは、雨が多すぎて作付が遅れている。今週はドライな天気が予報されており、作付には恵み。コーンの発芽と初期生育に今のところ問題は見られない。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1) USDA週間輸出検証高(12月6日の週)

(単位 : 千ブッシェル)

 

  12月6日 11月29日 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 35,148 18,926 31,285 470,300 530,615
大豆 33,509 29,273 29,434 374,210 357,990
小麦 24,754 20,589 27,624 536,845 594,383

コーン・大豆とも予想以上にてサポート要因。

 

2)ブラジル大豆作付進捗

 

12/7/2001 先週 昨年同時期 5年間平均
91% 83% 93% 88%

順調な作付進捗が見て取れる。

 

本日のトーメンの意見

 

明日の需給報告を待ちたい。保守的と言われる農務省は、過去の例では12月の需給報告では大きな変更をしていない。最近の中国の成約をどう反映させるか、アルゼンチンのコーン・大豆の生産量はどうするか、などが焦点とされている。

農家の動向にちょっと気を付けてみると、コーンではLDPとローンを合わせてもまだ生産量全体の54%にしかあたらない。現在の価格ではLDPは殆どなく、今後はローンへの加入が増える可能性が高い。12月限と3月限の鞘も以前と比べて3セント程縮まっており、年明けの農家売りも本格的とまではいかないかもしれない。引き続き農家売りは多くは期待できない状況になりつつある。ちなみに大豆ではLDPとローンですでに生産量の75%を占めている。LDPの平均も現在の価格より大きく、今後価格の上昇とともに利食いの売りも期待できる。南米の大きな生産量も次第に頭を抑えてくるであろうから、大豆の上げはコーンの上げに比べたら、少なくなりそうだ。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)