(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年12月21日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  204 3/4  205 1/4  203  203 1/2  - 1 1/4  1698  +28 
02 MAR  211 1/2 - 11 3/4  213 1/4  210 1/2  211 1/2  -3/4  247698  -125 
02 MAY  218 1/2 - 18 3/4  220  217 1/2  218 1/4  -1  62896  +710 
02 JUL  224 1/2 - 24 3/4  226  223 1/4  224  -1  49301  -31 
02 SEP  229 1/2 - 29 3/4  230 1/2  228 1/2  228 3/4  -1  13245  +313 
02 DEC  236 - 36 1/4  237 1/2  235  235 1/4  -1 1/2  37493  +1149 
            417422  +2540 

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  435 3/4 - 36  437  434 1/2  435 1/2  +0  48703  -4911 
02 MAR  436 - 37  437  434 1/4  434 3/4  -1 1/2  55527  +2203 
02 MAY  439 - 39 1/2  439 1/2  437  437 1/2  -1 1/2  33293  +471 
01 JUL  443 1/4? - 43 3/4  444  441  441 3/4  -1 1/2  25156  -346 
02 AUG  443  443  441  441  -1 1/4  1925  +43 
02 SEP  440  441 1/2  440  441 1/2  -1 1/2  372   
            173486  -2585 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  15100  -30  JAN  1564  +11  MAR  288 3/4  +1 1/4  129.38 - 129.58 
MAR  14640  -120  MAR  1585  +13  MAY  286  +1/4   
MAY  14450  -130  MAY  1606  +11  JUL  284 3/4  -1/4   
JUL  14540  -100  JUL  1628  +9  SEP  288 

+0 

 

 

 

本日の相場の動き

 

4連休を前に閑散。買い材料に乏しく、ファンド売りから下げる。

閑散ながらもコーン3月限は契約新安値まで1/4セント、来年12月限は契約新安値の更新となった。 

目新しい材料は特になかったが、相変わらずの経済不安、特にアルゼンチンの情勢が心理的に弱い材料となりファンドの売りを誘った。コーンはまだファンドのネットポジションがロングであったことも、4連休を前に手仕舞いの売りが入り易い環境となっていた。毎度の話題であるが、相変わらず輸出商談ペースが遅いこと、飼料用小麦が幅を利かせているというニュースが今日も出てきていた。その他にも中国にいるアメリカ農務省役人が、中国コーンの在庫がUSDAの公式発表より1,900万トンも多いのではとアナウンスしたことが更に相場の弱い材料となった。強い材料は、来週以降の気温の低下予報、台湾のUSコーン8万トンの買い付け、農家売りが全く見られなかったという程度。休み前に極端なポジションを取るものもいなかったため大きく下げる事にはならなかったが、殆ど終日安値圏での取引のまま終了となった。 

大豆はコーン以上に閑散。値幅が3セントにも満たなかった。サフラスがブラジルの大豆生産量を4,300万トンに情報修正したが、マーケットでは折込済みとされた。コーン同様、世界経済に対する不安が心理的に頭を抑えて売りが優勢な相場となった。大豆油において、中国がUS産大豆油を輸入するという根強い噂から相場が上げており、大豆にもややサポートとなっていた。結局目新しい材料に乏しく、コーンにつられる形でやや安値での引けとなった。 

本日のファンドは、コーンは4,500コントラクトの売り越し、大豆も2,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

現在作付面積の10%程度、主にリオグランデドスル等南部でドライが懸念されているが、今後5日間に全体の85%に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。この降雨は初期生育の改善に役立ち、南部のドライ懸念もしばらく心配なくなる。 

アルゼンチン 

昨日はコーンベルトの35%、大豆ベルトの55%に0.25-0.75インチの降雨が見られ、穀物の初期生育には恵みとなった。ただ来週以降はドライ予報、しかも気温も高めの予報となっており、作付けの遅かった大豆などには懸念が広がっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ

(12月18日現在、単位 : コントラクト) 

  本日発表  事前予想 
コーン  11,711 long  12,000??long 
大豆  12,795 short  9,200? short 
大豆粕  6,430? short  4,500??? short 
大豆油  5,443??short?  10,500???? short 
小麦  7,813?? short  10,100??? short 

大豆油のショートが予想より少なく、やや弱い材料。他は総じてニュートラル。 

 

2) キャトル オン フィード  

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

12月1日飼養頭数 

 

100% 

 

100.7% 

 

99-102.5% 

 

11月導入頭数 

 

94% 

 

99.5% 

 

96-104% 

 

 11月マーケティング 

 

98% 

 

98.2% 

 

96-101.5% 

 

導入頭数が予想以下にて、コーン・大豆粕にはやや弱い材料。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

強い材料は見つからない。このコーン・大豆価格では年が明けたからといってすぐに農家の大量売りが出る環境にもないが、農家はいつかは売ってくる。世界経済はまだ不安定にて、更に悪い方向に向かっていると言わざるをえない。急いで買う必要性がどこにも見当たらない。

アルゼンチンは来週以降の大きな要因。この状況では農家も売りようがなく、しばらくは輸出マーケットには出て来れず、穀物相場にはサポート要因になるという意見もある。しかし隣のブラジルを長い間見て学んでいるアルゼンチン農家であれば、早くに売ってドルに換金したいと考えるのではないか。一旦通貨が切り下げられてから、更にしばらくは下げつづける可能性が高いように思う。個人的には今回のアルゼンチンは相場には弱い材料に働くと考えている。コーンも大豆も当用買い。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)