(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年12月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  202  202 1/2  199 1/2  199 3/4  -3 3/4  2123  -816 
02 MAR  211 - 11 1/2  211 1/2  208 1/4  208 3/4  -2 3/4  247592  -625 
02 MAY  217 1/4 -17 1/2  217 1/2  215 1/4  215 1/2  -2 3/4  64155  -79 
02 JUL  224 1/4 - 24 1/2  224 1/2  221 3/4  222  -2  49594  -52 
02 SEP  228 1/4  228 1/4  226  226  -2 3/4  13398   
02 DEC  234 1/2 - 34 3/4  234 3/4  233  233 1/2  -1 3/4  37035  -20 
            418820  -1593 

 

大豆     --- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  436 - 36 1/2  436 1/2  428  428 1/4  -7 1/4  37222  -6111 
02 MAR  435 - 36  436  427 3/4  428 1/4  -6 1/2  58861  -134 
02 MAY  438 - 38 1/2  438 1/2  430 1/2  431 1/4  -6 1/4  33496  -51 
01 JUL  442 - 43  443  436  436 1/4  -5 1/2  25363  -35 
02 AUG  438  438  436 1/4  436 1/2  -4 1/2  1924   
02 SEP  438 1/2 - 39  439  437  437  -4 1/2  381  -3 
            165906  -6332 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14900  -200  JAN  1538  -26  MAR  284 1/2  -4 1/4  130.48 - 130.80 
MAR  14490  -150  MAR  1558  -27  MAY  282 1/4  -3 3/4   
MAY  14290  -160  MAY  1581  -25  JUL  282  -2 3/4   
JUL  14400  -140  JUL  1603  -25  SEP  285 

-3 

 

 

 

本日の相場の動き

 

ファンド売り。コーン、大豆とも契約新安値に沈む。

材料難と見られ寄り付きこそ静かに始まったが、買いが入らないとみるやファンドの売り主流となった。 

来週から1月になり農家売りが増加するのではと言う考え、先週のキャトルオンフィードで飼料用需要の減退が予想されたこと、円安が続いており、日本だけでなくアジア全体からの需要後退の発想につながったこと、コーンは輸出検証高が予想外に少なかったこと、南米の天候でひとまず懸念される材料がなくなっていたこと、アルゼンチンでは冬小麦の収穫が最盛期となっており、ドルに換金するために売りが出ると言う発想から小麦が安かったこと、等など決め手といえる材料とはいえないが、ファンドの売りから契約安値を更新するまでの下げを見せた。チャートが弱く、安値更新してもサポートする場面が見られなかった事もファンドに売り安心感を与えたようだ。 

強い材料としては、大豆の輸出検証高、安値での商業筋の買い、中西部で続いている気温の低下、パキスタン向け大豆4万トンの寄付などが上げられるが、どれも相場を反転させるほどのものとは言えなかった。 

本日のファンドは、コーンは7,000コントラクトの売り越し、大豆も4,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

中西部&冬小麦地帯

気温の低下が予報されているが、冬小麦の生育にダメージを与えるほどまでは下がらない。また先週からの気温の低下は飼料需要の増加期待をもたらしている。一方、南西部の冬小麦地帯では依然としてドライな天候が続いており、ストレスが溜まってきている。 

ブラジル 

過去5日間の降雨は全体の90%に0.5-1.5インチと穀物には恵みとなった。今週は北部を中心に60%の範囲で0.25-1.5インチの降雨が見込まれる。北部には全く問題が見られないが、南部では引き続き雨が欲しい。 

アルゼンチン 

過去5日間の降雨は全体の10%に0.25-0.5インチと少なかった。しかし今週末には65%の範囲で0.25-1.0インチの降雨予報が出ており、特に作付けの遅かった穀物には恵みとなる。今のところ大きな懸念は見えないがまだまだタイムリーに雨が欲しい。 

南アフリカ 

全体に土壌水分は潤沢。コーンの発芽と初期成育に問題は見られない。作付けの遅かったコーンも今週中には作付が完了する。現在の所トレンドイールドの確保は問題ないと見られている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  12/20の週  12/13の週  昨年同期比  今年度累積  昨年度累積 
コーン  28,217  32,167  42,091  531,211  604,553 
大豆  43,254  23,930  20,544  445,028  394,278 
小麦  18,907  22,117  14,912  578,029  631,962 

コーンは予想レンジよりも少なく弱い材料、大豆は逆に予想レンジよりも多く強い材料とされた。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  12月18日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  18.5  -2.5  22.2  1.1  1,353.4  1,394.1 
2001crop  819.1  57.3  0.0  unch  48.5  867.6 

−大豆− 

  12月18日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  2.1  -0.3      4.9   0.2    306.0   313.0 
2001crop  220.4  -7.8      0.0   unch    38.6   259.0 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

コーンも大豆も毎月のように安値を更新し、ついにこの12月の終わりに来て更に契約安値更新となった。こんな相場は記憶にない。来週からは新年度に入り、農家からの売りが増加する事が予想される。短期RSIは流石に30台と売られ過ぎを示しているが、チャートを見るとまだまだ弱い。来週に向けまだ売り込まれる可能性が高い。

では実際農家売りが増加するかといえば、案外それほどでもないように思われる。この価格からではローンに入れたまま、まだしばらく待つのではないか。ここまで待った農家であれば南米の天候がどうでるか、それを見極めようとするはず。農家売りが思ったより出ない、と判断できる段階でやや相場の持ち直しがあるのではないか。強い相場は決して予想していないが、来月に入ってから案外相場が持ち直すように思われる。今週の安値は少し拾っておきたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)