(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年12月31日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 JAN | 199 1/4 | 199 3/4 | 199 1/4 | 199 3/4 | -1 | 1025 | -423 |
| 02 MAR | 209 - 209 1/4 | 209 1/2 | 208 1/4 | 209? | -3/4 | 248258 | -1840 |
| 02 MAY | 216 | 216 1/4 | 215? | 215 1/2 | -1 | 67142 | +716 |
| 02 JUL | 222 - 222 1/4 | 222 1/4 | 221 | 221 3/4 | -1 | 50259 | +426 |
| 02 SEP | 227 | 227 1/2 | 226 3/4 | 227 1/2 | 0 | 14654 | +414 |
| 02 DEC | 234 | 235 3/4 | 233 3/4 | 234 3/4 | +1/4 | 38048 | +268 |
| 424501 | -395 |
大豆 --- 僅かに安値寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 JAN | 427 1/2 - 28 | 428 | 423 1/2 | 421 | -3 1/4 | 13232 | -8689 |
| 02 MAR | 428 1/2 - 29 | 429 1/2 | 425 | 422 1/4 | -2 1/2 | 73076 | +5105 |
| 02 MAY | 433 1/2 - 34 | 434 | 428 1/2 | 426 1/4 | -3 | 34109 | +544 |
| 01 JUL | 437 1/2 - 38 | 438 | 434 | 431 | -3?1/2 | 26206 | +213 |
| 02 AUG | 436 | 436 3/4 | 434 | 432 | -2 | 2054 | +62 |
| 02 SEP | 436 | 437 1/4 | 435 | 432 | -3 | 402 | -3 |
| 158067 | -2612 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 14710 | -120 | JAN | 1527 | +8 | MAR | 289 | -1 1/4 | |
| MAR | 14380 | -90 | MAR | 1547 | +6 | MAY | 286 | -1 1/4 | |
| MAY | 14250 | -70 | MAY | 1569 | +6 | JUL | 284 3/4 | -1/4 | |
| JUL | 14320 | -110 | JUL | 1591 | +7 | SEP | 289 | +3/4 |
| 本日の相場の動き |
大納会も力なく安値引け
週末の南米(特にアルゼンチン)にて十分な降雨を見たこと、又向こう1週間で更に降雨を期待させる内容のアナウンスがされたことが本日の相場のムードを決定付けた。これらは特に大豆・大豆粕市場に表れ、コーン市場へも波及する形となった。又、本日発表された1月限受け渡し通知でコーンの数字が予想を上回るものになったこともネガティブな材料として作用することとなった。
年内最後で半日市場、ということもあり取引は極めて閑散。セッション中USDAより週間輸出検証の発表もあったが、内容に乏しくほぼ材料視されず、上記のようなネガティブな材料が市場に提供されることで、湿っぽい市場は徐々に下降線を辿ることとなりそのまま力なく大引けとなった。 大豆粕市場は、今後の米国の気温がやや高めに回復するとの見方が飼料需要減退に繋がるとの発想から一部限月では約定安値をつけるに至った。
本日のファンドの動きはコーンは1500枚の買い越し、大豆は500枚の売り越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
中北部は問題なし。が、南部はまだ注意
週末ベルト中央部から北部(マットグロッソドスル、ゴイアス、マットグロッソ)においてはこの週末1-4インチの降雨を見た。雨の範囲は50%。この傾向は次の週末まで継続見込みにて今後5日間に65%の範囲に2インチまでの降雨が更に期待できる。一方ベルト南部においては週末気温は高値92-97度と高く、総じてドライとなった。(主にリオグランデドスル、サンタカタリナ)しかしこのドライも月曜までで今後は週末にかけて気温自体は落ち着く見込み。ただ、降雨量という観点からは今までドライが指摘されている南部ベルトが改善方向にある、という見方は今だされておらず、(見方の分かれるところでもあるが)引き続き注意を要する、くらいに受け止めておくべきであろう。
アルゼンチン
ほぼ理想的に推移
週末から月曜朝にかけ、0.2インチ以上の降雨を見た範囲は70%に及ぶ。その中でも0.5インチ以上は50%、1.0インチ以上は30%となっている。最も降雨の多かったコルドバ州においては1-2インチの降雨を見ている。もともとドライの懸念がされていた同地域に十分な雨があったことは市場へは特にネガティブ視。又、今後一週間の予報を見ても日曜までの間に産地ベルトの70-75%の範囲に0.3-2.0インチの降雨が予想されている。いずれの地域にも毎日でも降雨をみる機会があるという。気温も向こう一週間はほぼ平年並み推移に見込み。このような状況下、土壌水分も改善方向に向かい、作物の生育には最も適した環境にあることから、市場へはネガティブな材料を更に植え付けることとなりそうである。
米 国
週末中西部も極端に冷え込んだ。シカゴでは昨日最低気温が2〜3度、最高気温も20度に届かなかった。北部インディアナ、オハイオ中北部、ミシガンなどで10%の範囲に1−4インチの積雪をみている。 一部小麦産地におけるウインターキルの懸念の声もあがってはいるが、各天気屋筋よりの情報をまとめると、まだ心配はないとのこと。又向こう一週間ほどはその心配もないと予想されている。
| NWS 6−10日間予報 (1月6−10日) |
| 気温 | 降水量 | |
| ベルト西部 | A | B |
| ベルト東部 | N/A | N/B |
| 北部冬小麦地域 | A | B |
| 南部冬小麦地域 | N./A | B |
| デルタ地域 | N./A | N/A |
気温が、平年並み〜やや高め推移となっている。ほぼ中立からネガティブ。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA輸出検証高(11月22日の週) |
(単位 : 千トン)
| 12月27日 | 12月20日 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 842.2 | 730.5 | 425.6 | 14,349.5 | 15,782.1 |
| 大豆 | 631.3 | 1,177.2 | 528.7 | 12,743.1 | 11,259.3 |
| 小麦 | 402.0 | 535.6 | 628.3 | 16,154.6 | 17,827.6 |
各商品ともほぼニュートラル。
| 2)CBOT 1月限受け渡し通知 |
(単位 : コントラクト)
| 受け渡し枚数 | 最終契約日 | |
| コーン | 948 | 12月28日 |
| 大豆 | 305 | 10月19日 |
| 大豆粕 | 0 | − |
| 大豆油 | 1,491 | 12月17日 |
特にコーンは予想以上の受け渡し数字にて弱材料視された。
| 本日のトーメンの意見 |
2002年、先ずは底値探しでスタート
ここまで下げた相場は2002年初頭より更なる下値を探ることとなる。大豆で4ドル、コーンで2ドル(共に3月限)という大きな節目が気づけば至近距離まで接近してきている。現在のチャートの傾きを逆方向にに修正する為には、この大台に近づくことが一番の早道なのかもしれない。
2001年は米国にとっては特別な年となった。不幸にも非常に残念な意味においてである。この年末そのテロのその後を報道するメディアには事欠かない。アフガニスタンでの戦いはいまだ継続中、旅客機の事故・不安も未だに続く。肝心の米国経済も9月11日以降、更に冷え切ったままである。又アルゼンチンの異常事態勃発、相変わらずどん底から頭を出せない日本経済、、、パッと考えてもとにかく世界中景気のいい話しなど一つもない。
米国・南米の豊作が頭にはあるものの、実際にファンダメンタルズを見るに歴史的経験からもここまで価格が低迷していることに疑問を持ちたくもなるが、まあそれが相場といってしまえばそれまでかもしれない。しかし今年の場合はこの世界的な一種異常な状態がCBOTをも呑み込んでしまっているように映る。そうだとすれば早期に相場がくっきり反転することも考えにくい。反転のきっかけを掴むには上記の大台を意識した動きにならざるを得まい。 年明け、相場はは更に下値をテスト、大台前後で底値を形成する。
2002年は、ワールドカップ。幸か不幸か場所は日韓(勿論いいに決まっている)。間違いなく来年世界を一つにする唯一で最大の大イベントとなる。実は、現在の世界中の冷たいムードを振り払ってくれる唯一の材料かもしれない。宗教・人種・国家・性別・職業・年齢の境なく皆がそう感じ願うことが、最も大切なことである。(A)
2001年、大変な年となりましたが皆様お世話になりありがとうございました。2002年が皆様にとって最高の年となりますよう心より祈念しております。それでは、何卒良いお年を。
!! A HAPPY NEW YEAR !!
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)