(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月7日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  211 - 11 1/2  203 1/2  203 1/2  203 1/2  +1  194  +114 
02 MAR  217 3/4 - 18  213  210 3/4  211 1/2  +1  255715  +2171 
02 MAY  224 - 24 1/4  219 3/4  217 1/2  218 1/4  +1 1/4  71308  +919 
02 JUL  229 1/2 - 29 3/4  226 1/4  224  224 3/4  +1 1/2  52038  +1204 
02 SEP  235 - 35 1/4  231  229  229 3/4  +1 1/2  15678  +103 
02 DEC  243 1/2  237 3/4  235  236 1/2  +2  40470  +328 
            440819  +4855 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  427 1/2 - 28  436  427 1/2  429  +5  5634  -2082 
02 MAR  428 1/2 - 29 1/2  437  428 1/2  430 3/4  +6 1/4  77874  +346 
02 MAY  432 1/2 - 33  440  432 1/2  434 3/4  +6 3/4  36617  +549 
01 JUL  436 - 36 1/2  445  436  440 1/4  +7 3/4  28264  -361 
02 AUG  438  444  438  440  +8  2233  -1 
02 SEP  437 - 38  443  437  439  +7  461  -41 
            160803  -1498 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14760  -30  JAN  1615  +34  MAR  304 3/4  -2 1/4  130.89 - 131.32 
MAR  14370  +10  MAR  1635  +33  MAY  300 1/4  -2   
MAY  14180  +60  MAY  1656  +34  JUL  296 3/4  -1 1/4   
JUL  14270  +50  JUL  1677  +35  SEP  299 1/2 

-1 

 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆にファンド買い。コーンもつられる。

大豆は、ブラジル南部とアルゼンチン南部でドライから作柄の悪化が伝えられた事、しかも今週もドライ地域には降雨予報が出ていない事がきっかけとなりファンドの買いを呼んだ。また中国が3/20以降適用でGMO穀物の輸入につき新しいルールをアナウンスしたが、それまでに駆け込みの輸出商談があると見られこれも強い材料とされた。また大豆油がパーム油高につられて高かった事も大豆にはサポート要因となった。パームが上げていたのは、12月の在庫数量が減少していると考えられたことによる。弱い材料としては、アルゼンチンのペソの29%切り下げが挙げられる。この2日間は銀行が通貨切り下げの準備でまだ営業を開始しないが、水曜日以降は輸出商談が再開されると考えられた。また噂になっていた輸出税付加も見送られる公算が強いというニュースが流れ、相場の頭を抑える事になった。一時は10セント以上の上げを見せていたが、ここからは農家売りが出て来た事もあり、高値からはやや下げて本日のレンジの半ばでの引けとなった。 

コーンは大豆につられた。先週発表のコミットメントオブトレーダーズがややサポート要因であったこと、コーンでは農家売りが今日もさっぱり見られなかった事も相場の下支えになっていた。しかしながら10時に発表された週間輸出検証高が予想レンジを大きく下回る数字であったこと、中西部の気温の上昇が飼料用需要の減退につながると考えられたこと、また川の凍結懸念が後退して現物価格が若干弱含んでいたこともコーン相場の足を引っ張ることとなり、高値引けはできずに結局先週よりも1セント程度の高値での引けとなった。 

本日のファンドは、コーンは1,500コントラクトの買い越し、大豆は7,500コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

伯・亜ともに南部の天候不安が支援材料となる

 

ブラジル 

週末は45%の範囲に1.5インチ(所によっては2.5インチ)までの雨を見たが殆どはベルト北部に限られ、ドライとされる南部産地のリオグランデドスルでは20%のみ。今週も中央部から北部にかけては降雨が見込まれ、今後5日間に70%の範囲で0.25-1.5インチ(所によっては3インチまで)の降雨が予想されている。しかし南部産地には週後半に20%のみという予報になっていることから同エリアの土壌ではストレスが蓄積されるのではないかという懸念の声も再び上がり始めた。本日の上げ相場にもこのあたりの懸念が支持材料としてインプットされている。 

アルゼンチン 

週末はコーン産地の65%、大豆産地の90%に0.25-1.25インチ(所によっては2.5インチまで)の降雨を見た。しかしブエノスアイレス南部には雨なし。今週は概ねドライが言われており、南部ドライ産地においては再び土壌水分を懸念する声が出始めている。来週中に雨がないと、作物に対するストレスが更に高まり相場にも更なる材料を提供することとなりそうである。 

 

NWS 6−10日間予報 (1月13−17日) 

(米国各地域) 

  気温  降水量 
ベルト西部  N  N/A 
ベルト東部  N/B  N/A 
北部冬小麦地域  N/A  N/A 
南部冬小麦地域  A  N 
デルタ地域  N/A  N 

週明けてやや気温に変化。平年並みという形にやや下がっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出検証高 (単位:千トン) 

 

  1/3の週  12/27の週  昨年同期比  今年度累積  昨年度累積 
コーン  363.4  846.9  648.2  14,767.7  16,430.3 
大豆  563.5  631.3  837.9  13,364.7  12,097.1 
小麦  419.8  431.3  355.6  16,634.6  18,183.2 

大豆・コーン共に低い数字。中立からややネガティブ材料。 

 

 

2) 農務省発表前各社の数字予想 

各アナリスト18社による農務省発表の事前予想が出揃った。 

【生産量】  

  平均  予想の範囲  USDA11月発表  USDA 2000年 
大豆  2.924  2.897 - 2.945  2.923  2.758 
コーン  9.567  9.525 - 9.649  9.546  9.968 

【在庫量】 

  各社予想平均  USDA 2000年12月 
大豆  2.333  2.239 
コーン  8.326  8.518 

 

生産量は大豆、ほぼ変わらずから僅かに11月数字比較増加。コーン生産量もやや増加の予想となっている。 

発表は今週金曜日朝となる。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

週が変わり、ちょっと相場の雰囲気が変わってきた。先週の小麦、本日の大豆と外野が値を戻しており、コーンも底上げされる可能性が出てきた。コーン自体に相場要因が少ない時期だけに、他商品に影響を受け易くなっている。3月限の大きな抵抗線は215-16レベル。ただここを抜けていく事はまだないのではないか。農家売りも控えており、上値の心配は少ないと思う。 

新聞によると、アメリカの航空機利用頻度は昨年11月が前年同月の25%減、昨年12月が前年同月の14%減となっている。改善は見せているとはいえ、まだ消費性向が以前の水準には程遠いことがうかがえる。コーンの需要もUSDAが12月に見込んだほどはいかないように思えてならない。 

まだ安値チャンスが消えたわけではなく、当用買いをしながら次のチャンスを待ちたい。(N) 

 

(大豆) 

まだ上昇トレンドとは言えず 

本日は南米の天候と中国GMOルール適用についてのニュースがうまく絡み早々の高値を形成するに至ったがその後は持続力に欠けたか、高値から6−7セント下げての引けとなっている。天候については本日と同様にして逆に弱材料が出てくることも目先考えられ、上昇トレンドを作り出すだけの中身の情報とは現段階ではまだ言えない。中国の駆け込み需要期待については、米国側の数字が今後どこまでついてくるかを見極める必要あり。これらから、本日の上げに対してはまだ本物とは言えない。大豆はまだ下がると見る。(A) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)