(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月8日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、期近変わらず・期先やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  204  204  204  204  +1/2  4  -190 
02 MAR  211 - 11 1/4  212  210 1/2  211 1/2  +0  256661  +946 
02 MAY  217 3/4 - 18  219  217 1/4  218 1/4  +0  72427  +1119 
02 JUL  224 - 24 1/4  225 1/2  223 3/4  224 3/4  +0  53230  +1192 
02 SEP  229 3/4  231  229 1/4  230 1/4  +1/2  15802  +124 
02 DEC  236 - 36 1/4  238 1/4  235 3/4  238  +1 1/2  41627  +1157 
            445372  +4553 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  431 - 31 1/2  437 1/2  431  435  +6  4078  -1556 
02 MAR  432 - 33  437  431 1/4  435  +4 1/4  77678  -196 
02 MAY  436 - 36 1/2  441  435 1/2  438 3/4  +4  36841  +224 
01 JUL  442  446  440 1/2  443 1/2  +3 1/4  27974  -290 
02 AUG  444 1/2  445  441 1/2  443 1/4  +3 1/4  2131  -101 
02 SEP    442  442  442  +3  463  +2 
            158932  -1871 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14940  +180  JAN  1629  +14  MAR  305  +1/4  132.42 - 432.77 
MAR  14540  +170  MAR  1647  +12  MAY  299 3/4  -1/2   
MAY  14320  +140  MAY  1667  +11  JUL  296  -3/4   
JUL  14440  +170  JUL  1687  +10  SEP  298 1/2 

-1 

 

 

 

本日の相場の動き

 

引き続き大豆にファンド買い。コーンもつられる。

昨日と同じ内容が今日も相場のサポート要因とされたが、昨日ほどの動きにはならなかった。 

大豆が引き続き相場を上に引っ張った。ブラジル南部、アルゼンチン南部で大豆生産地域の15%にドライからの反収低下懸念が言われた事、中国の新しいGMOルールが3/20から適用されることから、それまでの駆けつけ商売が期待されたこと、中国大連の大豆相場が2日間続けてリミットアップとなっていた事などが挙げられる。またアルゼンチンの通貨切り下げについても、国内のインフレが暫く続く可能性が強く、農家は売らずにホールドするのではないかという考えから、本日のサポート要因とされていた。新規材料は出なかった為に大きな動きにはならないまでも、終日高値を維持しての終了となった。 

コーンは閑散。大豆が上げていた為に安値引けとはならなかったが、殆ど動きらしい動きがなかった。台湾が昨夜US産コーンを1船買い付けた事、アイオワ州立大学の教授が、国内エタノールの需要が好調なことと輸出需要の回復から今後コーンは15-20セント上昇するというコメントが伝わったが、マーケットは反応しなかった。新穀コーンは、ローンレートが有利な大豆に作付面積をゆずるという考えから、やや旧穀コーンよりも上げて引けたが、総じて死んだような相場とコメントするトレーダーも多かった。 

本日のファンドは、コーンは1,000コントラクトの買い越し、大豆は3,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル 

昨日ベルト北部25%の範囲に0.10-0.75インチ(所によっては3.0インチまで)の降雨を見た。今週は中央部より北部を中心に更に75%の範囲に0.25-1.5インチまでの降雨が予想されている。週後半にはベルト南部リオグランデドスルでも20%の範囲に降雨が見込まれているが依然として土壌水分についての懸念は消えていない。 今後の南部の降雨については引き続き市場の材料となりやすいので注意を要する。 

 

アルゼンチン 

昨日は概ねドライ。今週はほぼドライで推移する。土曜に次の降雨システムが到来し50%の範囲に1.0インチまでの予報がでている。南部ベルトにおいては先週降雨がなくストレスのたまった状態は続いているので今後の推移には引き続き注意を要する。 

 

NWS 6−10日間予報 (1月14−18日) 

(米国各地域) 

  気温  降水量 
ベルト西部  N/B  A/N 
ベルト東部  N  A 
北部冬小麦地域  N/B  N 
南部冬小麦地域  A/N  N 
デルタ地域  A  N/A 

内容としてはほぼ中立。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

1)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  1月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  13.4  -3.4  23.5  0.6  1,357.2  1,394.1 
2001crop  961.2  104.4  0.0  unch  114.5  1075.7 

−大豆− 

  1月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  1.4  -0.4      5.2   0.2    306.4   313.0 
2001crop  192.9  -17.6     0.0   unch   88.5   281.4 

ほぼ予想の範囲内にて中立だが大豆はややネガティブか。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値チャンスはまだ消えていない。先週の小麦、今週の大豆の上げをしり目に、コーンのトレーディングレンジは、たったの5セントで低位安定している。農家売りが出てきていない現状から、もう一段安は期待できる。当用買いを続けながら、安値チャンスを待ちたい。 

今週、ベルト南部、西部では季節はずれの気温の上昇となっている。カンザスでは最高気温70度台を記録した。収穫が遅く水分が充分に下がらずに収穫されたコーンのうち、シンプルな農家ビンに保管されたコーンが、この陽気で1月にもかかわらず熱を持ち始め、ダメージを引き起こすきらいが出ていると言う。その証拠に、場所によっては農家売りが急に見られ始めたと言う。この陽気も農家売りのきっかけ。今週金曜日に期末在庫が増加していれば、また農家売りのきっかけにもなる。今後も種子の購入、肥料の購入、地代の支払いと、コーンを売り出すきっかけが控えている。安値チャンスを落ち着いて待ちたい。(N)  

 

(大豆) 

現在のファンドの動きは南米の天候、中国のGMO関連を足がかりにした主にポジション整理のショートカバーとなっている。昨年後半のファンドの動きがまだ頭に残っている筆者としてはポジションが整理された後の材料如何では再び売りを浴びる展開も十分考えられると思っている。まだ下値のチャンスあり。(A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)