(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月10日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN    201 1/2  201 1/2  201 1/2  -1  1  -2 
02 MAR  209 - 09 1/4  209 1/4  207 3/4  208 3/4  -1 1/4  258365  +3283 
02 MAY  215 3/4 - 16  216 1/4  214 3/4  215 3/4  -1 1/4  74547  +1503 
02 JUL  222 1/2 - 22 3/4  223  221 1/2  222 1/4  -1 1/2  55496  +1744 
02 SEP  228 1/4 - 22 1/2  229  227 3/4  228 1/4  -1  16838  +819 
02 DEC  237 - 37 1/4  237 1/2  236 1/4  237  -1  42515  +815 
            454051  +8526 

 

大豆     --- 安値付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  437 1/2 - 38  438  430 1/2  433 1/4  -6 3/4  1584  -1269 
02 MAR  436 - 37  437  430 1/2  432 1/2  -7  73592  -2105 
02 MAY  440 1/2 - 41  441  434 3/4  436 1/2  -7 1/4  40077  +2141 
01 JUL  445 - 45 1/2  445 1/2  439 1/2  441  -8 1/4  28262  +322 
02 AUG  446  446  440 1/2  440 3/4  -8  2139  -48 
02 SEP  446  446  440 1/2  441  -6 1/2  463  -74 
            155968  -1027 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  15310  -20  JAN  1588  -27  MAR  303 1/2  +3/4  132.33 - 132.73 
MAR  14730  -120  MAR  1598  -32  MAY  299 3/4  +1 3/4   
MAY  14390  -160  MAY  1619  -32  JUL  295 1/2  +1   
JUL  14430  -200  JUL  1641  -32  SEP  298 

+1/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

南米の降雨予報が大豆を、低調な輸出数量がコーンを売りに誘う。

大豆は昨夜のブラジル南部への降雨、週末のアルゼンチン南部への降雨予報が弱い材料となった。今週の上げが南米のドライを拠り所にしていただけに相場への影響が大きかった。週間輸出成約数量は好調な輸出を証明したが、大豆粕の輸出数量が非常に低迷したものだったために相殺されてしまった。アルゼンチンの銀行が本日も営業再開できないニュースはややサポート要因とされた。また中国が今週US産大豆を20万トン買い付けたというニュース、更にあと10万トン買いに入るのではというニュースも、中国がらみの商談は確認が取れないことから割り引かれてしまい、左程の強い材料とはされなかった。短期的に買われ過ぎていた事もあり、大きく値を下げ、本日の安値圏での終了となった。 

コーンは3月限で契約新安値をトライ。週間輸出成約数量の低調が原因。明日の需給報告でも輸出数量が下方修正されるのではとの思惑、また大豆が大きく下げた事からつられて安値となった。中西部の暖冬が週末一杯は続くであろうという予報も心理的に売り材料に働いた。3月限では207-3/4の契約新安値をトライする動きとなったが、ここから商業筋の買いが入りサポートされた。結局契約新安値の更新はならなかったものの、終日安値圏のまま終了となった。 

本日のファンドは、コーンは1,500コントラクトの売り越し、大豆も1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル 

昨日は全体の40%、南部のリオグランデドスルでの25%の範囲で1インチまでの降雨を見た。月曜までは継続的にこのような状態が継続すると見られる。予想範囲は60%まで。所によっては3インチまでの雨が見込まれる。北部が中心ではあるが、来週月曜までの降雨は南部のドライ地域にも広がりを見せ、恩恵に預かることのできない南部ドライ地域は10%に満たないとのことである。即ち今回の降雨はドライエリアも含め広範囲の地域に見込まれている、ということである。 

 

アルゼンチン 

南部の約10%の地域で昨日は1インチまでの降雨を見た。週末にかけて南部地域の更なる範囲にまで広がりを見せると思われ予想では50%、1インチまでといわれる。今回の雨を逃すと今後10日は降雨の見込みがないのでドライ地域には非常に痛い。コーン生産地の4分の1、ヒマワリ産地の3分の1が現在非常にドライだとされている。 今週末これら地域で万が一この予想されている降雨を外せば、それなりの支援材料となる。要注意。 

 

南アフリカ 

早期作付けのコーンについては現在タッセリングステージに入ってきているが、これまでの天候は適度な降雨とほぼ平年並みの気温推移で、順調であるといえる。一部地域ではややドライが報告されているが、今後10日間に単発的な降雨の予報が出ているので予想通りとなれば、作物生育には適切なものとなろう。現時点で問題視するような状況にはない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(1/3の週)  (単位:千トン) 

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  113.7  215.0  21,285.8  22,149.1  6,829.5  215.0 
大豆  582.5  6.0  20,735.7  17,606.1  7,738.8  146.0 
小麦  353.8  0.0  18,063.5  18,877.5  3,433.4  0.0 
大豆粕  4.7  56.1  3,710.8  2,706.9  1,971.2  147.9 
大豆油  14.9  0.0  283.3  181.7  137.1  0.9 

 

大豆・コーン共に30−50万トンの幅での予想となっていたので、大豆は予想の上限強、コーンは新穀・旧穀を合わせて予想の下限レベルということになる。 

成約の進捗はコーンが96%に、大豆は118%となるが、先週比そのペースは殆ど変わっていない。 

 

 

2) 週間輸出高 1月3日の週 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン   631.3   773.7  14,456.3  15,896.1  52,070 
大豆  664.4  598.3  12,996.9  11,893.8  27,720 
小麦  392.0  231.8  14,630.1  16,102.9  27,220 
大豆粕  50.1  167.9  1,739.6  1,483.4  7,030 
大豆油  2.2  1.2  146.2  117.9  1,130 

輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の91%からほぼ変わらず。大豆 : 先週の115%から今週は109%へと、ややペースダウンしている。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

明日は需給報告。2001年クロップの生産量予想は明日が最終となる。明日のレポート結果をみたうえで、今後の動きにつきコメントしたい。ただ本日の大豆がショートカバーを続けられなかったこと、需給報告前日にもかかわらずコーン3月限が契約新安値をトライした動きなどは、マーケットが明日のレポートで何を予想しているかを暗示している。まだ弱い地合が残っている。すぐに反転する相場は考えづらい。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)