(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月14日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN    205 1/2  205 1/2  205 1/2  +0  1   
02 MAR  214 1/4 - 14 3/4  215 1/4  210 3/4  211  -1 3/4  256104  +1299 
02 MAY  220 3/4 - 21 1/2  222  217 3/4  218  -1 1/2  77654  +2048 
02 JUL  227 - 27 1/4  228 1/4  224 1/4  224 1/2  -1 1/2  56844  +176 
02 SEP  232 - 32 1/4  233 3/4  229 3/4  229 3/4  -1 1/2  17200  +57 
02 DEC  240 - 40 1/4  241 1/2  238 1/4  238 1/2  -3/4  43896  +1230 
            458548  +5269 

 

大豆     --- 高値付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 JAN  448  452  446  446  +1  342  -460 
02 MAR  446 1/2 - 47  452 1/2  445 1/2  446 3/4  +3 3/4  71579  -97 
02 MAY  450 - 50 1/2  456 1/2  449 1/2  451 1/4  +4 1/2  39960  -652 
01 JUL  454 1/2 - 55  460 1/2  453 1/2  456 1/4  +5 1/4  28525  +572 
02 AUG  456 - 56 1/2  460  455 1/2  455 1/2  +5 1/4  2214  -12 
02 SEP  454  458  453 1/2  454  +3  573  -35 
            153479  -350 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  16730  +560  JAN  1577  -8  MAR  306 3/4  -1 1/2  131.54 - 131.96 
MAR  15820  +380  MAR  1571  -27  MAY  305 1/4  +1/2   
MAY  15360  +370  MAY  1593  -25  JUL  303 3/4  +2 1/2   
JUL  15310  +380  JUL  1617  -23  SEP  306 

+2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

ブラジル南部のドライを材料に大豆は上げ。コーンは材料難からやや下げ。

大豆は、ブラジル南部、リオグランデドスルへの降雨予報が少なく、ドライ懸念が広がった事を背景に高値寄り付きとなった。他にも中国向け大豆商談が噂された事(3月20日から施行される新しいGMOへの輸入ルール以前の駆け込み商談)、週間輸出検証高が予想以上の数字であったこと、大豆粕が大きく上げていた事など強い材料が重なり、一時は10セント近い上げを見せた。大豆粕は某大手シッパーが、ヨーロッパ向け商談をルゼンチン産大豆粕からUS産大豆粕に切り替えた事が原因と言われている。しかしながら金曜日、本日と上げ方が急であったこと、農家売りが見られた事などから午後になって調整の売りが入り、本日のレンジの安値圏まで戻しての引けとなった。 

コーンは大豆、小麦につられる動き。小麦はエジプト向け22万トンの商談が寄り付き前にアナウンスされ買いが入った。またコーン週間輸出検証高も先週と比べると改善しており、ややサポーティブに取られた。しかしながらコーン自体には買い材料が見つからなかった事、高値では農家売りが見られた事、小麦、大豆も高値から値を崩した事を背景にコーンにも売りが入り、結局金曜日よりも安値まで下げての引けとなった。 

本日はダウジョーンズ、ナスダック、CRBインデックスが下げていた事も相場の頭を抑える要因となっていたようだ。またアルゼンチンのペソは、取引中心が対米ドルで1.7と金曜日と変わらず安定しており、穀物相場への影響は見られなかった。 

本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの買い越し、大豆は5,000コントラクトの買い越し、大豆粕は8,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

ドライが懸念されているリオグランデドスルに降雨が足りない。週末の降雨は全体の50%に0.5-2.0インチであったが、リオグランデドスルは25%の範囲にしか降雨が見られなかった。今週も中部、北部には降雨が見られるものの、リオグランデドスルは25%程度の降雨予報となっており、穀物、特に大豆にはストレスがたまってきている。 

アルゼンチン 

週末は降雨に恵まれた。ドライが懸念されていた、南部と中部を中心に、60%の範囲に0.25-1.0インチの降雨が週末見られた。この降雨により、南部大豆地域のドライ懸念は一旦解消された。今週はドライ。しかしながら気温は穏やかであり、穀物にストレスを与えるような事はない。 

南アフリカ 

コーンの生育状況はまだ良好ながら、最近の降雨不足で土壌水分が足りなくなってきている。今週は降雨の予報はないが、できるだけ早く雨が欲しいところ。もし来週もドライな場合はストレスが出始める。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出検証高 (単位:1,000ブッシェル)

 

  1/10の週  1/3の週  昨年同期比  今年度累積  昨年度累積 
コーン  31,055  18,107  27,160  616,461  673,986 
大豆  37,191  25,225  13,225  534,837  457,714 
小麦  16,730  16,360  14,077  630,501  682,189 

大豆は予想以上でサポーティブ、コーンもニュートラルからややサポーティブと考えられた。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ (単位 コントラクト) 

 

  オプション込み  オプションなし 
大豆  20,914 ショート  16,657 ショート 
大豆粕  11,574 ショート  7,100 ショート 
大豆油  23,905 ショート  11,008 ショート 
コーン  58,292 ショート  6,881 ショート 
小麦  18,146 ロング  13,719 ロング 

コーン・大豆3品ともに予想通りにてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

先週末のグリーンスパン議長の発言にもあるように、アメリカの景気先行きには慎重な見方がが出始めている。コーン・大豆の需要もUSDAの需給報告がmaxではないか。生産量が大幅に減少し、期末在庫率がたったの10%にまで落ち込んでしまった大豆にはまだ上昇余地がある。ただコーンは頭打ち。大豆につられての上げはあるが、それも3月限220までか。とはいっても、コーンも契約新安値更新の可能性は遠くなってしまった。コーン3月限210割れは買い。大豆3月限の次のターゲットは456-57レベル。ここは抜けると見ている。大豆は今の価格からでも少量の買いを勧める。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)