(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月15日

 

本日の相場

とうもろこし  -- まちまち寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 JAN   214 210 212 3/4 +1 3/4   -1
02 MAR 210 - 10 1/4 220 1/2 217 219 3/4 +1 3/4 255712 -392
02 MAY 217 - 17 1/4 227 1/4 223 1/2 226 1/4 +1 3/4 78952 +1298
02 JUL 223 1/2 - 23 3/4 232 1/4 229 3/4 231 3/4 +2 57349 +505
02 SEP 229 3/4 - 30 240 3/4 237 3/4 240 1/4 +1 3/4 17536 +336
02 DEC 237 3/4 - 38 248 1/2 246 248 1/4 +2 45006 +1110
            461965 +3417

 

大豆     --- まちまちの寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 JAN 445 1/2 - 46 1/2 450 1/4 444 1/4 446 -3/4 57 -285
02 MAR 450 - 51 454 1/2 448 1/2 450 1/2 -3/4 70406 -1173
02 MAY 455 - 55 1/4 459 453 1/2 455 -1 1/4 40636 +676
01 JUL 456 1/2 458 1/2 454 454 -1 1/2 28881 +356
02 AUG 453 457 453 454 1/2 +1/2 2231 +17
02 SEP 456 460 1/2 455 3/4 457 3/4 +3/4 571 -2
          153118 -361
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 15790 -30 JAN 1558 -13 MAR 302 -4 3/4 131.01 - 131.25
MAR 15390 +30 MAR 1580 -13 MAY 301 1/4 -4  
MAY 15340 +30 MAY 1598 -19 JUL 300 1/4 -3 1/2  
JUL 15270 +10 JUL 1607 -19 SEP 303 3/4

-2 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

ブラジルのドライがコーンに買い材料。大豆は一服。

ブラジルコーンの生産量減少予想が本日の焦点とされた。政府筋よりリオグランデドスルとサンタカタリナの両州において、ドライにより15-30%のコーンが減産になる可能性があるとアナウンスされた。両州合わせての生産量予想が880万トンもあるだけに、場合によってはUS産、アルゼンチン産コーンの輸入が必要になるかもしれず、その為のGMO対策にも頭を痛めているというコメントであった。また小麦に割高感が出ていて、コーン/小麦のスプレッドが行われた事、3月限210レベルからは商業筋の買いが大量に入った事なども強い材料とされた。また先日来揉めていたメキシコのUS産コーンシロップ引き取り拒否につき、メキシコ政府筋より解決に向けて善処するとのアナウンスがあり、これもサポート要因とされた。朝方一時安値をトライする以外は、ほぼ終日高値圏での取引となっていた。

大豆は材料不足で高値、安値一進一退の動き。ブラジルの天気を材料に上がる場面も見られたが、目新しさに欠け、買いが続かなかった。輸出商談が閑散であったこと、中国大連の大豆相場が急落していた事、昨日ファンドの買いで大きく上げた大豆粕が高値から値を下げていた事、とあるアナリストが今後5年間でアルゼンチンからの穀物輸出が50%増加すると予想したことなどが弱い材料とされた。農家売りが期近を中心にやや多目に見られたことから、期近限月は期先限月に比べやや安値での引けとなった。

アルゼンチン情勢は変わらず。銀行はオープンしているものの、交換できる通貨量に制限があり穀物の輸出商談は1ヶ月近く止まったままとなっている。

本日のファンドは、コーンは3,000コントラクトの買い越し、大豆は1,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

ドライが懸念されているリオグランデドスルに降雨が足りない。昨日は中部、北部を中心に45%の範囲で0.25-1.5インチの降雨が観測されているが、南部のリオグランデドスルでの降雨範囲は15%程度に過ぎなかった。この前線は今週一杯中部、北部には恵みの雨をもたらす。明日以降週末までの合計では、40%の範囲に0.10-0.25インチの降雨量。リオグランデドスルはドライ。週末ににかけて気温も平年並み以上(90度台中盤)に上がる予報となっており、ストレスから反収の減少が懸念される。

アルゼンチン

昨日はドライ。週末までこのドライ傾向が続く。週末までのトータルの降雨は、大豆ベルトの15%の範囲、コーンベルトの35%の範囲にそれぞれ0.10-1.0インチと軽いものとなっている。気温は穏やか。総じて土壌水分は足りており、コーンの受粉、大豆の開花には大きな問題は見られていない。

中西部

気温は相変わらず穏やか。ベルト北部では雪の予報も出ており、冬小麦には恵み。気温の低下による冬小麦へのダメージの懸念は今のところ遠い。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン−

  1月8日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 12.2 -1.2 23.8 0.3 1,358.1 1,394.1
2001crop 1,017.2 56.0 0.0 unch 160.5 1,177.7

−大豆−

  1月8日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 1.4 0.0     5.2  0.0   306.4  313.0
2001crop 192.4 -0.5    0.0  unch  100.1  292.5

ニュートラル。

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  1月11日 前週 前年同期
コーン 15,913 15,563 12,014
大豆 4,464 4,713 6,221
小麦 25,305 25,011 38,829

ニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

ブラジル南部はコーンの主産地のひとつであり、今まで大豆だけが材料にされたのがおかしかったくらいではあるが、今日の上げをみても反応の鈍さがうかがいしれる。200万トン以上が減産されるかもしれないという危機感のある相場にはほど遠かった。コーン自体に材料が少なく方向感が出てこないが、3月限208-220のレンジを継続予想。大豆につられてあげる可能性の方がやや強い。その意味からも。3月限210割れは拾っておきたい。今日現在でのファンドのネットポジションはほぼイーブン。どちらにもころがれる。ただこの3日間はロングで走って来ての、ショートからロングへのポジション切り替えが見られつつあり、少し嫌な感じはしている。

大豆はまだ上げがあると見ている。中期RSIも60ちょっと手前と買われ過ぎというほどでもない。在庫率10%に、USDAの予想以上の輸出進捗、南米の天候も今までがいいものを織り込みすぎていたことなどを考えれば、3月限次のターゲット456-57はクリアされるのではないか。中期的には、3月限450-470でのいレンジ取引を予想。ファンドのポジションは先週火曜日の20,000コントラクトのショートから、今日現在2,000コントラクトのロングまで切り替えてきている。このままもう少しロングポジションを積み上げていくと見ている。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)