(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年1月18日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 212 1/2 - 12 3/4 | 213 3/4 | 211 1/2 | 211 3/4 | -1 3/4 | 251718 | -1504 |
| 02 MAY | 219 1/2 - 19 3/4 | 220 1/2 | 218 1/4 | 218 1/2 | -2 | 82266 | +1120 |
| 02 JUL | 225 3/4 - 26 | 227 | 225 | 225 1/4 | -1 1/2 | 58995 | +676 |
| 02 SEP | 231 1/2 | 232 1/2 | 230 1/2 | 230 1/2 | -1 1/2 | 17849 | +123 |
| 02 DEC | 238 1/2 - 38 3/4 | 239 3/4 | 238 1/4 | 238 3/4 | -1 | 46954 | +992 |
| 03 MAR | 246 | 247 1/2 | 246 | 246 1/2 | -3/4 | 4069 | +287 |
| 466176 | +1728 |
大豆 --- やや安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 448 1/2 - 50 1/2 | 450 1/2 | 445 | 445 1/2 | -5 1/4 | 71093 | +927 |
| 02 MAY | 454 - 55 | 455 | 449 | 449 1/2 | -6 1/4 | 40584 | -411 |
| 02 JUL | 459 | 459 | 454 1/2 | 454 3/4 | -5 | 28880 | +120 |
| 01 AUG | 459 1/2 | 459 1/2 | 454 1/2 | 454 1/2 | -4 3/4 | 2608 | +132 |
| 02 SEP | 458 - 58 1/2 | 458 1/2 | 455 1/2 | 456 | -2 | 561 | -11 |
| 02 OCT | 461 3/4 - 62 | 463 | 459 | 459 1/2 | -2 1/4 | 11722 | +213 |
| 156177 | +1016 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 15770 | -410 | JAN | 1556 | +4 | MAR | 298 | -2 3/4 | 132.63 - 132.90 |
| MAR | 15370 | -310 | MAR | 1578 | +2 | MAY | 299 1/4 | -2 3/4 | |
| MAY | 15340 | -290 | MAY | 1601 | +2 | JUL | 299 1/4 | -2 1/4 | |
| JUL | 15310 | -210 | JUL | 1610 | +0 | SEP | 302 |
-1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
売られる。コーンはスパークスの作付予想が弱気、大豆は大豆粕にファンドの利食い。
3連休を前に様子見の閑散とした相場であった。コーン・大豆ともに、生育の重要な時期に来ている南米の天候を来週見てからポジションをとりたいという考えが強かったようだ。
コーンはスパークスの今春の作付面積予想が市場平均を大きく上回った事が弱気材料とされた。この78.7百万エーカーの予想とトレンドイールドを考えると、100億ブッシェルの大豊作が実現する可能性があり、ローカルトレーダーを中心にロングを手仕舞う動きが中心となった。コーンにはこのニュース以外には材料に乏しく、大豆・大豆粕が弱かったこともあり、つられてほぼ安値引けでの終了となった。
大豆は大豆粕の売りにつられた。最近一番買い上げられていた大豆粕に、3連休前ということでファンドがポジション調整の売りを入れた。アルゼンチンからの輸出再開が近いのではないかという噂、同じくアルゼンチン産穀物輸出にて、以前から存在していた付加価値税(21%)を今後キャンセルするという噂、なども弱い材料に考えられた。スパークスの作付面積予想は74.2百万エーカーと市場よりやや少なく強気材料で、寄り付き直後には買い材料にされていたが続かなかった。南米の天気は本日はミックス要因。ブラジル南部の気温が100度近くまで上がるという予報と、来週に降雨が見られるという予報が交錯してした。
中国が週末に新しいGMOルールの説明会を開催するとアナウンスされた。GMOの許容範囲を作るのか、全く0%とするのか、証明書は誰が出すのか、何枚必要なのか、どのようなサンプリングの方法になるのか、等などまだ不明瞭な部分が多く具体的な内容が待たれる。内容次第ではアメリカに有利・不利が考えられ、来週の相場要因となる可能性がある。
本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの買い越し、大豆は1,000コントラクトの売り越し、大豆粕は1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。
来週月曜日は、キング牧師の日にて穀物相場は休場となります。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
相場材料としての週末のベルト南部に注意
昨日の雨はベルト北部15%ほどに限られた。週末はやはり北部中心に40%で地域によっては2.5インチまでの降雨。気温は特に南部リオグランデドスルなどにおいては平年比かなり高くまで上がり、ほぼ100度近くまでと言われる。ホット&ドライにて注意を要する。ただ、実際にドライの影響を被っている地域はベルトの10−15%。これをどう見るかであるが現時点では深刻な数字的懸念をもつまでは至っていない。
アルゼンチン
目先問題なし
昨日は概ねドライ。降雨の範囲は10%にも満たない。週末後半には再び前線の通過が予想され、大豆地域の30%、コーン地域の50%の範囲に1インチまでの降雨が期待される。その後も来週の水曜あたりで65%の範囲での降雨も予想されており、コーン大豆双方の成育に関し、これらの降雨は良好なものとなる。土壌水分も目先心配ない状態にあるといえる。
南アフリカ
ややドライ気味
このところドライ傾向にあった産地であるが、金曜から土曜にかけて中北部や東部においては15%の範囲にとどまるものの降雨が期待されている。その後は来週中盤まで再度ドライ。気温は平年並み〜やや高め。 ただ、基本的に降雨の量自体は限られたものであり、来週以降土壌水分が改善の方向に向かうだけの期待は出来ない。引き続きややドライ傾向のまま推移している、位の評価が妥当となる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)コミットメントオブトレーダーズ |
(1月15日現在、単位 : コントラクト)
| オプションなし | ⇔ 事前予想 | オプション込み | |
| コーン | 1,256 ショート | 1,100 ロング | 52,955 ショート |
| 大豆 | 1,731 ロング | 2,400 ロング | 2,322 ショート |
| 大豆粕 | 13,266 ロング | 17,100 ロング | 9,652 ロング |
| 大豆油 | 8,475 ショート | 15,200 ショート | 22,823 ショート |
| 小麦 | 18,631 ロング | 17,200 ロング | 22,305 ロング |
内容的には大豆油がやや弱材料に見える意外はほぼ市場の予想範囲内にて中立。
(お知らせ)
今週からオプションを含むポジションも(次週の月曜ではなく)金曜日に同時に発表されることとなりました。
| 2) キャトル オン フィード |
【USDA本日引け後発表】
| USDA | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
12月1日飼養頭数 |
98% |
98.0% |
97.5-99% |
11月導入頭数 |
92% |
90.0% |
85-96% |
11月マーケティング |
103% |
102.0% |
101-103% |
共に予想の範囲内の数字に収まりニュートラルと考えてよい。
| 3) スパークス社の2002年度産作付け予想の発表 |
【本日セッション開始前の発表】
| 2001/2002産予想 | 2000/2001産実績 | |
| コーン | 7,860万エーカー | 7,575万エーカー |
| 大豆 | 7,420万エーカー | 7,410万エーカー |
コーンについては昨年度産実績と比較して3百万エーカー近く高い数字になっていることは市場の予想以上のものであったことから、コーンには弱材料とされた。
大豆については、昨年産実績比僅かに10万エーカーの増加。これについては市場は更に大きな数字を期待したこともありコーンとは反対に若干サポート材料視されることとなった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
最近のコーンの上げは、ブラジル南部リオグランデドスルのドライを懸念してのもの。現在タッセリング、シルキング、受粉の大切な時を迎えている。ここに雨さえ降れば相場は振出しまで値を戻す。雨が降らなくても致命傷になるような上げもない。アメリカ国内での農家売りも控えている。弊社関連のエレベーターの話でも、1月に入っても依然としてコーンは農家売りが遅いことが確認されている。ただどんなに遅い農家でも作付準備をある程度すすめる必要があり、2月中にはある程度の現金を必要としている。まだもう少し先の話にはなるが、農家売りは出る。3月限でのレンジ208-220の予想は変わらず。(N)
(大豆)
やはり現在は天候相場、というのを感じる。
本日午後の下げは某天気予報家の昼頃に出したブラジル南部の降雨予報。最近の値の上がり様、又3連休前の整理ということもあろうが、このニュースに市場は殊のほか敏感に反応していた。こういうときに3連休があると、皆休み中の天候を確認して一斉に火曜に動くこともあるので注意したいが、現在言われている程度の内容であれば極端な上昇相場は期待できない。場合にもよるが、自身の方針では基本的に天候相場は「上がったら売り」。吹いたところは売りから入りたい。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)