(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年1月22日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 210 1/2 - 11 | 211 | 209 1/2 | 209 3/4 | -2 | 249867 | -1851 |
| 02 MAY | 217 1/2 - 17 3/4 | 218 | 216 1/4 | 216 3/4 | -1 3/4 | 82078 | -188 |
| 02 JUL | 224 - 24 1/4 | 224 1/2 | 223 | 223 1/4 | -2 | 60029 | +1034 |
| 02 SEP | 230 - 30 1/4 | 230 1/4 | 228 1/4 | 228 1/2 | -2 | 18425 | +576 |
| 02 DEC | 238 | 238 1/2 | 236 1/2 | 236 3/4 | -2 | 47576 | +622 |
| 03 MAR | 245 3/4 - 36 | 246 1/4 | 244 1/4 | 244 1/4 | -2 1/4 | 4210 | +141 |
| 466431 | +255 |
大豆 --- やや高値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 445 - 46 | 446 1/2 | 438 | 439 | -6 1/2 | 69813 | -1280 |
| 02 MAY | 450 | 451 | 443 1/4 | 444 | -5 1/2 | 40585 | +1 |
| 02 JUL | 455 - 55 1/2 | 455 3/4 | 447 1/2 | 448 1/2 | -6 1/4 | 28955 | +75 |
| 01 AUG | 456 | 456 | 448 | 448 1/4 | -6 1/4 | 2603 | -5 |
| 02 SEP | 455 | 455 | 450 1/2 | 450 1/2 | -5 1/2 | 642 | +81 |
| 02 OCT | 460 - 60 1/2 | 461 | 453 1/2 | 454 | -5 1/2 | 12318 | +596 |
| 155757 | -420 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 15510 | -260 | JAN | 1556 | +0 | MAR | 295 1/4 | -2 3/4 | 133.94 - 134.32 |
| MAR | 15120 | -250 | MAR | 1601 | -1 | MAY | 297 1/4 | -2 | |
| MAY | 15070 | -220 | MAY | 1611 | +1 | JUL | 297 | -2 1/4 | |
| JUL | 15040 | -240 | JUL | 1621 | +1 | SEP | 300 | -2 |
| 本日の相場の動き |
ブラジルの降雨、アルゼンチンの輸出商談再開のニュースから下げる。
強い材料に乏しく、ほぼ終日安値での取引となった。やや相場をサポートした材料としては、先週金曜日発表のキャトルオンフィード、安値での商業筋の買い、台湾のUS産コーン・大豆のコンビネーション1船の買い付け程度にて、逆に弱い材料としては、
- ブラジル南部リオグランデドスルへの今週末の降雨予報。アルゼンチンにて少量ながら輸出商談が開始されたというニュース。コーンの船積も始まったと言われている。今朝方のコーン輸出検証高(大豆はニュートラル)。ブラジル政府筋より、まだ新穀のコーン輸出余力が2-3百万トンはあるというアナウンス。韓国が来週15万トンのコーン買い付けに入るが、原産地は中国かブラジルになるというニュース。2月に向けて、季節的に相場が下げる事が多いという心理的な影響。本日のシカゴの最高気温が51度と平均を大幅に上回ったことと、しばらくこの暖冬が続くという予報。等などが次から次に相場要因となり、ファンド、ローカルの売りから値を徐々に切り下げ、コーン・大豆ともにほぼ本日の安値圏での終了となった。
先週末に中国で開催されたmeetingにて、新しいGMO輸入への規則は結局まだ明らかにされなかった。GMOの混入率を0%でなければ認めないという方向性のみがアナウンスされるも、具体的なものが見えてこず、今日の相場には強気/弱気どちらともいえなかった。
本日のファンドは、コーンは4,000コントラクトの売り越し、大豆も1,500コントラクトの売り越し、大豆粕は1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
週末やや物足りず。しかし今後は良好推移か。
金曜から日曜まで問題の南部、リオグランデドスル・サンタカタリナ・パラナではホット&ドライの状況を見た。気温は日曜が最も高く高いところではほぼ100度近くまで。しかし、月曜午後よりこれら地域においては一転してシャワーを浴びることとなる。特にパラナ中央部・西部においては最も激しい雨となった。ストレスの大きいと言われるリオグランデドスルにおいては降雨量としてはやや物足りず。この部分は本日寄り付き前の支援材料という形になった。しかし、本日以降来週月曜にかけての一週間は気温も平年並み〜やや低めたかいところでも91度までとの予報。又昨日のようなシャワーが南部産地では期待されており、予想通りとなれば恵みの雨ということになる。現時点では南部産地の70%までの範囲で1.6インチまでの降雨が期待できるとのことである。
アルゼンチン
週末はほぼ期待通り
休暇をはさんだ週末、同国産地には45%までの範囲に1インチまでの降雨を見た。又、気温はそれ程上がらず平年並み〜やや低め、高いところでも90度前半までにとどまっている。週明けて今週は木曜までは概ねドライが続き、その後日曜にかけて再度先週末と同様の前線を見込む。先週の結果と今週末の予報を含め、内容的には問題ない。週後半まで雨を待つことになるが気温がそれ程上がらない部分もストレスが指摘されていない要因と言える。この状況維持であれば相場にはやや安心材料ということになろう。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 1月15日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 10.7 | -1.5 | 24.2 | 0.4 | 1,359.2 | 1,394.1 |
| 2001crop | 1,019.8 | 2.6 | 0.0 | unch | 215.7 | 1,235.5 |
−大豆−
| 1月15日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 1.2 | -0.2 | 5.3 | 0.1 | 306.5 | 313.0 |
| 2001crop | 180.7 | -11.7 | 0.0 | unch | 117.4 | 298.1 |
ニュートラル。
コーンはやや少な目のローン入り進捗に中立からやや弱材料視か。
| 2)週間輸出検証高 (単位 : 千トン) |
| 1月18日の週 | 1月11日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 769.9 | 788.8 | 876.3 | 16,455.9 | 17,996.5 |
| 大豆 | 906.6 | 1,018.2 | 726.4 | 15,468.7 | 13,183.5 |
| 小麦 | 510.7 | 457.6 | 216.4 | 17,650.6 | 18,782.7 |
大豆はほぼ予想の範囲内といえるが、コーンはやや期待を裏切り控えめの数字となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
狙っていたターゲット価格であり、ここからの3月限は買い下がっていきたい。ブラジルのドライで上げ、ブラジルの降雨予報で下げてきた相場であり、またドライとなれば上げもありうる。ただ買いの量はちょっと控えめとしておきたい。アルゼンチンからの輸出商談が1ヶ月も途絶えていても大豆3品はこの程度の価格となっている。南米のドライ、アルゼンチンの不在、好調な需要で上げを引っ張ってきた大豆相場であるが、天候以外に上げ要素がなくなりつつある。アルゼンチンもいつまでも商談不能となっているとも思えない。アルゼンチンからの商談再開ともなれば、大豆相場はもう一段安となり、コーンもつられて契約新安値をトライする可能性もある。(N)
(大豆)
週末のブラジル南部は支援材料だったが、その後の期待の方が強く作用した。寧ろ引け間際の下げ方の方が気になる。短期的にはまだ下がってもおかしくない。という時には所謂「買い下がり」であるが、今は天候で価格が吹く以外は材料難にてファンドの出動も期待できないと見る。従いそう急いで買っても上がる期待が持てない。であれば上がったところは売ってみようという結論に至る。木曜の高値からの流れとしては取り敢えずいい値位置まできたが、ここはもう少し様子を見たい。
ブラジルは仮にリオグランデドスルで百万トン大豆を失っても42−43百万トンは獲れる。中北部を中心としたその他の地域は十分すぎる位の良好な進捗と言える。今後大変な天変地異が起きない限り大豊作はほぼ間違いない。従いこのことが今後「大きな」ファンダメンタルズの変化をもたらす潜在的材料とは考えがたい。アルゼンチンも現時点では問題ない。 米国ではまだ農家売りという大きな材料が潜在的弱材料としてあり、このこともファンドに二の足を踏ませる。輸出。確かに好調である。これまでの数字的には昨年比17%上を行っている。しかし既に織り込まれたのが現在の相場である。寧ろ中国の3月以降の動き、潜在的弱材料して気になる。その他もう一つ気になることは米国の今後の天候か。この冬は産地農家にとってかなりドライな冬となっている由。春先以降の潜在的な材料に繋がる可能性はある。南米の天候よりこちらの方が気になるくらいである。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)