(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年1月31日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHNG  OPEN INT  CHG 
02 MAR  205 1/2 - 05 3/4  207 1/2  205 1/4  206  +0  238331  -1130 
02 MAY  212 1/2 - 12 3/4  214 1/4  212 1/4  213  +0  89345  +370 
02 JUL  219 1/2  221  219 1/4  219 3/4  +0  64649  +968 
02 SEP  225 1/2 - 25 3/4  227  225  225 1/4  +0  20538  +112 
02 DEC  233 1/4 - 33 1/2  235  233  233 3/4  +0  49910  -91 
03 MAR  241 1/4  242 1/2  240 3/4  241 1/4  -1/4  4941  +100 
            472523  +393 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 MAR  427 3/4 - 28  431 1/4  425 1/2  430 1/4  +2 1/2  62341  +392 
02 MAY  432 3/4 - 33  434 3/4  430  434  +1 3/4  44869  +700 
02 JUL  436 1/2  439 1/2  434 1/4  437 1/4  +1  32393  +525 
01 AUG  437 - 37 1/2  440  435  439 1/2  +3 3/4  3540  +30 
02 SEP  437  439 1/2  436 1/2  436 1/2  -1  725  +21 
02 OCT  442 1/2  444 1/2  440  443 1/4  +1 1/4  14465  +260 
            159584  +1905 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15170  +180  MAR  1514  -12  MAR  286  +3/4  132.66 - 134.52 
MAY  14870  +180  MAY  1535  -13  MAY  289 3/4  -1/2   
JUL  14790  +120  JUL  1560  -11  JUL  293 1/4  +1/2   
AUG  14710  +50  AUG  1569  -12  SEP  297 1/4 

+1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

閑散。動きなし。

最近の相場の典型にて、材料不足から値動きの乏しいマーケットとなった。目立った動きは終了前に大豆粕に入ったファンドの買い。ラスト15分に3,000コントラクト近い買いが集まったと言われている。この大豆粕の上げにつられて、大豆はほぼ高値引け、コーンも小安いレベルから昨日と変わらぬレベルまで戻しての終了となった。 

本日のサポート要因は、大豆3品に久しぶりに輸出商談が見られた、中西部の大雪でしばらく農家売りがでないという考え、アメリカの金利が据え置かれ景気に底入れ感が出たという見方、月末のファンドのショートカバー、コーン3月限205-1/2からは比較的多くの商業筋に買いが入った − 等が挙げられるが、どれも迫力には欠けた。 

弱い材料としては、今後2日間に再度南米に恵みの雨が予報されたこと、ブラジル北部では大豆の収穫が最盛期であり、現実にハーベストプレッシャーから現物価格が下げていること、コーンの輸出成約数量、噂にてアルゼンチン政府が今の2重の通貨交換比率を一本化し、またVAT taxの問題解決も近いと言われたこと − 等が挙げられるが、こちらも方向性を出すほどのものでもなかった。 

本日のファンドは、コーンは300コントラクトの買い越し、大豆は2,500コントラクトの売り越し,大豆粕は3,500コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日の予報と変わらず。ベルと南部の雨は明日まででその後は北部へ移動することとなる。その後来週後半まではドライが継続し、次の降雨システムは来週後半から週末にかけて。しかし、本日アルゼンチン北部にある降雨前線がそのままブラジルのベルト南部へ移動してくるため、本日から明日にかけても引き続き降雨が期待できることから、来週後半まで雨がなくても気温が一気に上がるなどの状況を見ない限りこのドライが相場に与える影響はほぼない、と見られる。 

 

アルゼンチン 

不安定な天候もとりあえずは本日まで。結局この1週間で75%までの範囲に2インチまでの降雨を見た。内容的には十分といってよい。次の降雨システムは来週半ば頃に見込まれており、引き続きアルゼンチンの状況はほぼ理想的な推移、といってよい。 

 

米国各地 

NWS 6-10 日間予報 (2月6−10日) 

 

  気温  降水量 
コーンベルト西部  A  N 
コーンベルト東部  A  N/A 
北部冬小麦産地  A  N 
南部冬小麦産地  A/N  A/N 
デルタ地域  N/A  N 

昨日とほぼ変化なし。気温は高め推移継続。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(1/24の週)  (単位:千トン) 

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  749.6  0.0  24,255.8  25,453.0  7,414.7  242.0 
大豆  710.2  -55.0  23,331.6  20,442.1  7,305.5  335.0 
小麦  544.8  50.5  19,613.1  20,787.4  3,680.7  65.4 
大豆粕  99.8  0.1  4,213.8  3,629.8  1,973.5  117.5 
大豆油  27.5  0.0  407.1  239.9  196.2  0.9 

 

寄り付き前の市場予想では、大豆600-850千トン、コーン900-1200千トン、大豆粕125-225千トン、大豆油20-35千トンとなっていたので、大豆は予想の下限に近く、コーンは下限以下、という数字となった。 

本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比値先週の96.7%から95.2%へややダウン。、大豆は115%から114%へとこれも僅かにダウンとなった。 

 

2) 週間輸出高 1月24日の週 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン   766.5   982.8  16,841.1  18,381.6  50,170 
大豆  926.9  1,048.2  16,026.1  13,996.3  27,490 
小麦  418.7  467.5  15,932.4  17,133.3  27,220 
大豆粕  109.6  145.9  2,240.3  2,042.8  7,170 
大豆油  47.2  10.1  210.9  134.9  1,130 

輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の91%から91.6%と、わずかに改善。 大豆 : 先週の115%から今週は114.5%へと、僅かにペースダウン。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨夜、今年一番の大雪がシカゴに降った。15インチは降ったであろうか。イリノイではスパイクタイヤもチェーンも装着することができない。従い除雪が遅れている地域の人は必然的に外にも出れず仕事は休みとなる。当社の入っているビルの駐車場も半分は空いている有り様であった。学校は幼稚園から高校まで全て休校。必死に自宅車庫前の雪かきをして通勤しようとして事故を起こしている車も沢山あったようだ。市街地でこの状況であるから、農家売りなどが出るはずもない。もっとも輸出商談も停滞しており、売りも買いも商売がなければ、明日も活発な相場は期待出来ない。 

さて早いもので今日で1月の末日を迎えた。この1ヶ月間を振り返ってみると、南米のコーンが受粉の最盛期を迎えていたというのに、3月限205-215とたった10セントのレンジでの取引であった。今後2月に入り、益々大きな相場要因がなくなる中で、1月よりも大きな値動きがあるとも思えない。ここまで下げてはきたが、ここから更に5セント下げようとすれば、それ相当のエネルギーと弱い材料が必要とされる。3月限2ドルを切る展開にはならないように思う。意見は変わらず、このレベルは少しは買いを入れておく。(N) 

 

(大豆) 

リオグランデドスルにおける状況は、この1週間での天候推移が幾分変えてしまった。いや、「市場よりの評価」は変えられた、と言ったほうが適切か。 要するに市場が満足するだけの降雨を見たという結果であり、又同時にこれらは市場にある程度織り込まれた為か、今週に入ってからの反応は鈍感になってきている。特に月曜日の動き(下げたあとの戻し)、又その後の微動については、3月限420を目の前にした意識以外に、市場のリオグランデドスルに対する意識の仕方に若干の変化が出てきたようにも映る。何よりも市場のムードにそのような変化を感じることに重きを置くべきかとも考えるが、確かに3月限420に対する警戒は予想以上に強いようであり、1週間前の感覚とは明らかに違う。が、420割れの可能性はまだなくなった訳ではない。 現レベルから本格的に切り返すだけの力はまだ感じない。(A) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)