(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年2月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 206 1/2 - 06 3/4 | 206 3/4 | 203 3/4 | 204 1/4 | -2 | 227836 | -609 |
| 02 MAY | 213 1/2 - 13 3/4 | 213 3/4 | 211 | 211 1/4 | -2 | 98763 | -192 |
| 02 JUL | 220 1/4 - 20 1/2 | 220 1/2 | 217 1/2 | 218 | -2 | 66412 | -46 |
| 02 SEP | 225 3/4 | 226 | 223 | 223 1/4 | -2 1/2 | 21834 | +191 |
| 02 DEC | 234 | 234 1/4 | 231 | 231 1/4 | -2 1/2 | 51123 | -120 |
| 03 MAR | 241 1/2 | 241 3/4 | 239 | 239 | -2 1/2 | 5779 | +132 |
| 476961 | -603 |
大豆 --- やや高値寄付き、安値値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 433 1/4 - 434 | 435 | 426 1/4 | 428 | -4 3/4 | 61517 | +276 |
| 02 MAY | 437 - 37 1/2 | 439 | 430 3/4 | 432 1/2 | -4 | 48690 | +514 |
| 02 JUL | 441 1/2 - 42 | 442 3/4 | 435 | 436 3/4 | -4 | 33182 | +239 |
| 01 AUG | 441 1/2 - 42 | 443 | 436 | 437 | -4 1/4 | 3771 | +38 |
| 02 SEP | 442 | 442 | 436 | 439 | -2 1/2 | 865 | +52 |
| 02 OCT | 446 1/2 - 47 | 447 1/2 | 440 | 442 | -3 1/4 | 15300 | +291 |
| 164862 | +1698 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 14920 | -120 | MAR | 1525 | -42 | MAR | 280 1/4 | -2 3/4 | 133.33 - 133.80 |
| MAY | 14710 | -30 | MAY | 1546 | -40 | MAY | 285 1/4 | -2 3/4 | |
| JUL | 14660 | -80 | JUL | 1569 | -39 | JUL | 288 3/4 | -2 3/4 | |
| AUG | 14630 | -80 | AUG | 1580 | -38 | SEP | 293 | -2 1/2 |
| 本日の相場の動き |
閑散。買い材料に乏しくファンド売りから下げる。
目新しいニュースがない中、売られ過ぎ感からやや高値で寄り付くも買いは続かず。強い材料がないということが一番の弱い材料とされ売られた。
USと中国のGMOルールについてのミーティングで何も成果が出てこないこと、このまま3/20から新ルールが適用されてしまうのではないかという考えが弱い材料とされた。また新ルールがはっきりしないのに嫌気をさした売り手が、中国向けコーン売り既契約のキャンセルを申し込んだという噂が更に売りに拍車をかけ、コーンは契約新安値を更新した。
この他にもコーンではマレーシアが中国産コーンを買いつけたというニュース、大豆ではブラジル大豆の収穫が中部ベルトでも始まったというニュース、大豆油に入った大量のファンド売り、などが頭を抑えた。
サポート要因は、安値で見られた商業筋の買い、台湾のUSコーン買い、韓国のオプショナルコーン買い、依然として混沌として先が見えてこないアルゼンチン情勢などが挙げられる。ちなみにアルゼンチンのブラックマーケットでは、ペソとドルの交換比率が3:1にまでなっているとのニュースが流れていた。
本日のファンドは、コーンは3,500コントラクトの売り越し、大豆も3,000コントラクトの売り越し、大豆油も4,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
昨日はベルト北部中心に30%、0.10-0.75インチまでの降雨を見た。本日は南部にも雨が予想されているが、大方の流れとしては週末にかけて北部が中心の降雨となりそう。週末までに50%の範囲に1.5インチ(所によっては3インチまで)の降雨となる。従い、北部は今週の雨勝ちな不安定な天候推移、南部においてはややドライ気味な推移、ということで若干支援材料と捉える向きもあるが、南部のドライについては必ずしも情報が一致していない。この週末にかけてもリオグランデドスルにおいては25%までの範囲に1インチ以上の雨を予想しており、懸念材料視していない情報も出ている。確かに1月末までのまとまった雨からすると物足りない今週にて、ドライという3文字が散らついている部分はあるようだが、気温も今のところほぼ平年並み推移。大きく問題視する状況にはないのではないか、というのが現在の印象。ただ今週末まで不安定な天候が続くとされる北部産地への降雨の程度については気をつけておきたい。
アルゼンチン
昨日雨はなく、気温も平年並み推移。次の降雨システムは来週頭か。日から月曜にかけて35%の範囲に0.75インチまでの降雨。産地の中でもややドライ気味といわれるコルドバ東部にも来週の雨を受けることが出来ると見られている。その後来週は比較的ドライな天候推移と言われるが、土壌水分は十分であり、作物へのストレスとは考えられていない。
米国各地
| NWS 6-10 日間予報 (2月12−16日) |
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A | N |
| コーンベルト東部 | A | N/A |
| 北部冬小麦産地 | A | N |
| 南部冬小麦産地 | A/N | A/N |
| デルタ地域 | A | A |
昨日から変化なし。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)ブリッシュコンセンサス |
| 2/5/02 | 1/29/02 | 1/22/02 | 1/15/02 | 1/8/02 | |
| 大豆 | 37 | 30 | 35 | 40 | 34 |
| 大豆油 | 22 | 17 | 19 | 22 | 35 |
| 大豆粕 | 41 | 42 | 44 | 46 | 36 |
| コーン | 36 | 30 | 29 | 25 | 26 |
| 小麦 | 46 | 49 | 51 | 54 | 56 |
ほぼニュートラル。
| 2)ブラジルABIOVE発表 |
本日ABIOVEの発表によると、新穀大豆の生産高42.2百万トン(昨年39.3百万トン)
輸出数字は17.5百万トン(前年15.6百万トン)となっている。尚、大豆粕の輸出については今年度10.8百万トン(1%アップ)、大豆油は1.65百万トン(3.1%アップ)という予想となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今週再び契約新安値を更新するとは思っていなかったが、基本的には意見は変わらずで底値はもう本当に近いと考えている。ファンドが20,000コントラクトを超えるショートを持っていることもあり、明日は調整の買いから上げるのではないか。また明後日のレポートでは輸出数量の下方修正から期末在庫増加予想が大半となっているが、実際にそうなった場合には弱い材料の出尽くし感からの買い戻しが入るように思う。
材料が何もない中では確かに短期的にはファンドの動向次第ではあるが、中期的には作付を前にした天候プレミアムが相場に織り込まれてくるであろうし、スターリンクのリスクが殆どなくなったUS産コーンに輸出需要も戻ってくる。相場が上を向く日も近いと思う。ただ農家売りがもう一度は出てくる。昨日出張先で話を聞いた何人かの農家は、あと20セント上がれば手持ちを全て売りたいといっていたが、正直な気持ちでは3月限215になれば売りを出すと言う発言であった。3月限で215を超えるのは難しいか。
天候プレミアムがつき始めた場合に、大きく下がるチャンスは3月末の作付面積意向レポートで大きな数字が出た時。従い4月積のプライシングには間に合わない。4月積のプライシングもこのレベルから入れ始める事を勧めたい。(N)
(大豆)
| 予想レンジ(3月限) | |
| 来週かけて | 420−440 |
| 2月いっぱい | 420割れ−450半ば |
明日の輸出成約・あさっての需給報告とファンダメンタルズのインプットがある。この数字によっては本日の方向を再度とどめることも考えられるが、本日の下げは心理的に重い、短期的にはもう少し上げた上での修正局面を想定していたが、そのまま420をトライする展開も含んでおきたい。短期レンジは多少下方に修正。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)