(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年2月11日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、期近やや高値・期先やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 MAR  204 1/4? 04 1/2  205 3/4  204 1/4  205 1/4  +1/2  215061  -7192 
02 MAY  211 1/2 - 11 3/4  212 3/4  211 1/2  212 1/4  +1/4  105548  +1385 
02 JUL  218 - 18 1/4  219  218  218 1/2  +1/4  68005  +413 
02 SEP  223 1/2 - 23 3/4  224 1/4  223 1/2  223 1/2  +0  22156  +23 
02 DEC  231 - 31 1/4  232  230 3/4  231  -1/4  52373  +254 
03 MAR  239  239 1/2  238 1/2  238 3/4  -1/4  6395  +308 
            474923  -4744 

 

大豆     --- やや安値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 MAR  428 - 28 1/2  432  427 1/2  431  +2  60275  -12 
02 MAY  432 1/4 - 33  435 3/4  431 3/4  435 1/4  +2  51840  +318 
02 JUL  437 1/4  439 1/2  435 1/2  438 3/4  +1 1/4  34395  +273 
01 AUG  438 1/2  439 1/2  436 1/4  438 1/4  +1 1/4  3980  +109 
02 SEP  439  439 1/2  436  439 1/2  +1 1/2  1143  +59 
02 NOV  442  443 1/4  439 3/4  442 1/2  +1  15858  +373 
            169177  +1157 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  14780  +20  MAR  1529  -4  MAR  281  -3/4  133.51 - 133.96 
MAY  14660  +60  MAY  1552  -6  MAY  287  -1   
JUL  14680  +80  JUL  1576  -6  JUL  291  +1/4   
AUG  14660  +60  AUG  1585  -7  SEP  295 1/4 

+3/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

閑散、動きなし。

先週の需給報告がインパクトのないレポートであったこと、今週は中国、マレーシアが旧正月、ブラジルと一部ヨーロッパがカーニバルで休みの為、非常に閑散とした相場となった。 

週末にアルゼンチン政府と穀物商の間に、懸案となっていた5.9億ドルのVAT taxの返済が合意に達したというニュース(19ヶ月間の分割)、本日からペソが変動相場制へと移行し、弱いペソの恩恵で農家売りが増加するというアイデアから弱い相場が予想された。また週末のブラジルの降雨、今週のブラジルの降雨予報もやや弱い材料、ブラジル大豆の収穫進捗が4%と昨年同時期の2%より早いのもやはり弱い材料とされた。しかしながら、アルゼンチン情勢や南米の天候はすでにある程度織り込まれていたとの見方から、先週同様コーン3月限204、大豆3月425レベルは強くサポートされ、このレベルからは商業筋の買いも入り値を戻した。 

輸出検証高はコーンは弱い材料、大豆はニュートラルと見られたが、実際には殆ど相場に影響はなかった。強い材料にも乏しく、先週のコミットメントオブトレーダーズでコーンと大豆油のファンドポジションが過去最高のショートポジションに近かったこと、朝方USDAよりコーンの仕向け地不明の成約が11万トンアナウンスされたことが目に付いた程度。 

引け間際にローカル、ファンドがやや買いを入れたため小幅上げての終了となったが、殆ど値動きのない静かな相場のままの引けとなった。 

本日のファンドは、コーンは800コントラクトの買い越し、大豆も1,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末は北部と東部を中心に、40%の範囲で0.25-1.25インチの降雨が見られた。今週も水曜日から金曜日にかけてベルト全体の70%に0.25-1.25インチの降雨が予報されている。気温は全般に平均よりやや低め。北部、中部の収穫は平均よりやや早めのペースで進捗しており特に問題は見られない。また今週の降雨はドライが懸念されているリオグランデドスル地域には恵みとなる。 

アルゼンチン 

週末の降雨はベルト全体の50%の範囲に0.1-1.0インチ。ドライが懸念されていたコルドバ地域には恵みとなった。この前線は今日も降雨をもたらすが、全体の15%の範囲に0.1-1.0インチと充分なものではない。しかしながら気温が平年並みからやや低めとなっており、ダメージは最小限にとどまる見込み。 

南アフリカ 

週末は東部を中心に全体の25%の範囲に0.1-0.75インチの降雨が見られた。今週も60%の範囲に0.1-1.0インチの降雨が予報されている。気温はやや高め。すでに大部分のコーンは受粉を終えているが、一部の遅いコーンはまだ受粉期であり、今週の降雨は恵み。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)週間輸出検証高 (単位 : 千ブッシェル)

 

  2月7日の週  1月31日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  26,014  31,899  35,018  733,241  801,287 
大豆  32,081  39,453  33,181  680,923  571,219 
小麦  14,056  14,988  26,656  693,390  750,990 

コーンはレンジ以下にてやや弱い材料、大豆はニュートラルと考えられた。 

 

本日のトーメンの意見

 

コーンも大豆も今の値位置から中期的、長期的には上昇を予想。USコーンの在庫率15.8%、世界コーンの在庫率18.2%、US大豆の在庫率9.4%、世界大豆の在庫率11.9%で今の価格は安過ぎる。G7にても日本の景気回復以外では比較的楽観的な見方が広がっている。需要が大幅に落ち込むという悲観的なシナリオは遠のいたとみている。従って在庫率に見合った価格上昇を予想。

3月までの農家が資金を必要としている時期までには、ラリーがあれば農家売りが見られる。その意味からも3月限コーンの高値は215、3月限大豆の高値は450辺りまでで抑えられる。しかし作付にともなる天候プレミアムが付き始める春先からは、南米の収穫からのプレッシャーも消化して上昇トレンドに向かう可能性の方が高いと見ている。5月限コーンは230台、5月限大豆は460台までの上昇を予想。4月積までの原料のプライシングは、今のレベルから入れていくことを勧める。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)