(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年2月13日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 206 - 06 1/4 209 1/4 205 3/4 208 3/4 +3 201448 -6835
02 MAY 213 1/4 - 13 1/2 216 1/4 213 215 3/4 +3 111461 +3639
02 JUL 219 - 19 1/4 222 1/4 219 221 3/4 +3 68878 -785
02 SEP 224 3/4 -  25 228 224 3/4 227 1/4 +3 23066 +170
02 DEC 231 3/4 - 32 1/4 235 231 3/4 234 3/4 +3 52783 -15
03 MAR 239 1/2 242 3/4 239 1/2 242 1/2 +3 6748 +55
            469962 -3638

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 436 - 36 1/2 441 1/2 435 1/2 439 1/2 +3 1/4 55842 -1444
02 MAY 439 1/2 - 40 1/2 445 1/4 439 1/4 444 +4 1/4 54035 +1077
02 JUL 443 - 43 1/2 449 442 3/4 447 1/2 +4 35594 +413
01 AUG 444 - 44 1/2 449 443 447 3/4 +4 3/4 4196 +196
02 SEP 446 448 1/2 446 448 1/2 +5 1175 +2
02 NOV 447 - 47 1/2 453 3/4 447 452 1/4 +5 1/2 16270 +230
          168718 +503
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 14990 +10 MAR 1566 +18 MAR 282 1/4 +1 1/2 132.33 - 133.21
MAY 14840 +10 MAY 1585 +17 MAY 289 1/4 +2 1/4  
JUL 14890 +50 JUL 1609 +17 JUL 292 +1  
AUG 14850 +60 AUG 1618 +17 SEP 296 1/2

+1 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

久しぶりに大量のファンド買い。上げる。

昨日の引け値が短期、中期移動平均線を越えていたというテクニカルな理由、アルゼンチンのドライ・ブラジル北部のウエットとファンダメンタルな理由が重なり、久しぶりに大量のファンド買いから上げた。

他にも、アルゼンチンの輸出再開がまた延期されるとの観測、アルゼンチンのペソが予想に反して堅調に推移しており、農家売りがまだ暫らくでないという考え、コーンでは明日の輸出成約で100万ブッシェルを超える大量成約が出るという予想、大豆では上院で本日可決された農業法案にてローンレートの引き下げが提案されており、作付面積の減少が連想されたことなどがサポート要因とされた。

ちなみに農業法はこのあと、上院下院の二院委員会にて別途協議され、そのあと大統領の署名をもらう段取りとなる。二院委員会で可決されるのに少なくともあと1ヵ月以上はかかると見られており、実際に陽の目をみるにはまだ時間がかかる。

ファンドの買いは終日続いたが、これに相当する商業筋の売りも見られ大幅高とはならなかった。しかしながらファンド買いが終日勝り、ほぼ本日の高値圏での終了となった。

本日のファンドは、コーンは13,000コントラクトの買い越し、大豆も8,400コントラクトの買い越しであったと考えられている。また本日現在のファンドのポジションは、コーンは6,000コントラクトの売り越し、大豆も1,000コントラクトの売り越しと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

昨日はベルトの40%の範囲に0.75インチまでの降雨を見た。リオグランデドスルにおいては50%の範囲に軽い雨があった。今後3日間で特に中央部・北部を中心に全体の70%の範囲で更に降雨がある見込み。リオグランデドスルでも今夜と明日の夜、降雨が期待され約60%の範囲をカバーする見込み。週末から来週にかけてはドライ気味となるが、気温はさほど上がらぬ故、総じて現在の土壌水分を維持すると見られる。

アルゼンチン

昨日は、ブエノスアイレス南部の一部に若干の雨を見たがそれ以外はドライ。気温はやや高めとなった。コルドバ東部・サンタフェ南部、そしてブエノスアイレス中北部などを中心に約20%の大豆産地が現在ドライのためストレスを抱えていると見られており、明日の雨で一部改善するも、引き続きその他のドライ地域でのストレスは継続しそう。今後の降雨次第ではこれら地域でのイールドロスが再度焦点となる可能性あり。
ただ、気温については今後来週にかけて平年並み〜やや低め推移となっており、上記地域でのストレス蓄積も最低限には抑えると見られている。

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)新農業法案が上院を通過

 

本日付けで新農業法に関する案がようやく上院を通過した。上院の案は5年間。又同期間中の総予算を450億ドルとし、現行のプログラムと比較して26%の増加案となっている。これに対して下院においては昨年10月に10年間のプログラムとし、最初の5年間の総予算を380億ドルとして承認されており、両院における差異は70億ドル、大きなギャップとなっている。大統領関係筋よりのコメントとしては今回の5年間の予算としては大きすぎるということでやや否定的なものとなっているが、拒否権発動を匂わせる発言などは全く出ていない。因みにローンレート案としては大豆が現行の526⇒520、コーン現行の189⇒208、小麦現行258⇒300となっている。 

今後は上院・下院で可決された各々の案を調整する協議委員会がスタートすることとなる。そこで調整された最終的なものが最後に大統領のサインをもらうということになるが、この協議会は1ヶ月程はかかると見られる。現実的なタイムリミットが3月上旬と言われているので、それまでに大統領の承認を取り付けることが出来なければ先送りとなるが、どのように今後進展し、帳尻を合わせる結果となるのかどうかは現時点では何ともいえない。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

意見は変わらず。3月限215までの緩やかな上昇を予想。テクニカルにもファンドが注目する10日間、18日間移動平均線を上回ってきており、更に買い出動しやすい場が出来上がってきている。久しぶりの高値ではあるが農家売りはまだ充分とはいえない。今日は平均以上ではあったが、大量の売りとはいえずまだ待っている農家も多い。売り圧力はまだもう少し上がらないとかからない。一足飛びの上げもないが、セットバックでは5月限のプライシングも入れていくことを勧めたい。210-212である程度の進捗をさせたい。(N)

 

(大豆)

期間 予想レンジ(3月限)
〜2週間 430−445
〜1ヶ月 420−450半ば

短期的な修正高。ファンドの集中的な買いが入っている段階であるが、もう少し上げる余地はある。今週いっぱい高値が続く可能性はあるが、このような短期集中的な買い上げには必ず反動がある。来週には逆に修正安の場面が出てくる。現在の動きが相場の底上げ段階、という見方はまだできない。(A)

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)