(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年2月14日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、期近安値引け・期先変わらずの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 209 1/4 - 09 3/4 | 209 3/4 | 206 | 206 3/4 | -2 | 190370 | -11078 |
| 02 MAY | 216 - 16 1/2 | 216 1/2 | 213 1/4 | 214 | -1 3/4 | 115389 | +3928 |
| 02 JUL | 222 1/4 - 22 1/2 | 222 1/2 | 219 3/4 | 220 1/4 | -1 1/2 | 69861 | +983 |
| 02 SEP | 227 1/4 - 27 1/2 | 227 1/2 | 226 1/4 | 226 1/2 | -3/4 | 23158 | +92 |
| 02 DEC | 234 3/4 - 35 | 235 1/4 | 234 1/4 | 234 3/4 | +0 | 53234 | +451 |
| 03 MAR | 242 1/2 - 43 | 243 | 241 3/4 | 242 1/2 | +0 | 6951 | +203 |
| 464633 | -5329 |
大豆 --- やや高値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 439 1/2 - 40 | 440 | 435 3/4 | 436 1/4 | -3 1/4 | 54425 | -1417 |
| 02 MAY | 444 | 444 | 440 | 440 1/4 | -3 3/4 | 55434 | +1399 |
| 02 JUL | 448 - 48 1/2 | 448 1/2 | 444 3/4 | 445 1/4 | -2 1/4 | 36048 | +454 |
| 01 AUG | 448 - 48 1/2 | 448 1/2 | 445 1/2 | 445 1/2 | -2 1/4 | 4225 | +29 |
| 02 SEP | 448 | 448 1/2 | 446 1/2 | 447 | -1 1/2 | 1242 | +67 |
| 02 NOV | 453 1/2 - 54 | 454 | 451 | 451 1/4 | -1 | 18065 | +1795 |
| 171334 | +2616 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 14890 | -100 | MAR | 1540 | -26 | MAR | 280 3/4 | -1 1/2 | 132.19 - 132.33 |
| MAY | 14760 | -80 | MAY | 1562 | -23 | MAY | 287 | -2 1/4 | |
| JUL | 14820 | -60 | JUL | 1584 | -25 | JUL | 289 3/4 | -2 1/4 | |
| AUG | 14790 | -100 | AUG | 1591 | -27 | SEP | 294 1/4 |
-2 1/4 |
| 本日の相場の動き |
昨日の上げの調整。下げる。
大豆が主導で下げ相場を形成した。
大豆は週間輸出成約が今年度で最低の数字となった事が相場の流れを安値へと決めた。輸出成約の中には中国向けも新規で見られ、それをサポート要因と考える向きもいたが、新GMOの輸入ルールが未だに明確になっていないことも再度話題とされ弱い材料にされた。また中国向けの今年の成約はすでに360万トン(昨年比21%up)となっているが、まだ未船積のものが45万トンも残されている事もキャンセルの可能性が噂となり弱い材料とされた。アルゼンチンに今週散発的な降雨があると予報が変わったことも足を引っ張る原因とされた。
強い材料は相変わらず輸出再開が見込めないアルゼンチンの状況とブラジル北部のウエット、南部のドライと変り映えしなかった。スペインでグリーンピースが大豆の荷揚げを妨害しているといニュースから、期近のヨーロッパ向け商売が頓挫するという発想となり、期近は期先に比べやや売り込まれての終了となった。
コーンは大豆・小麦につられた。コーン自体の輸出成約数量は予想以上であったが、高値は寄付き後の一瞬だけだった。ここ2日間の上げで買われ過ぎ感が出ていたこともあり、大豆と同様の動きでほぼ安値引けとなった。ブラジルの1月のコーン輸出が27万トンと、前年の10万トンを大幅に上回っていた事がアナウンスされ、期近は今後もプレッシャーを受けるとの発想から期先に比べ売り込まれての終了となった。
本日のファンドは、コーンは1,000コントラクトの買い越し、大豆は1,700コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
昨日は産地ベルトの約40%の範囲で1.5インチまでの降雨。中心は中央部。この雨は週末にかけて中央部では引き続き見られる。又翌週には北部ベルトに降雨をもたらすことになる。月曜までの間に70%の範囲に1インチまで(所によっては2.5インチまで)の降雨が予想されている。一方南部のリオグランデドスルについては引き続きややドライの状態が継続することとなるが、実際にストレスを受けている範囲は同州の約10%程度だとされている。
アルゼンチン
昨日はブエノスアイレス南西部とラパンパ南東部を中心にコーン産地の10%ほどの範囲に0.5インチまでの降雨を見た。大豆産地は殆どドライであった。気温はやや高め推移となった。(最高気温は90度前半まで)
今後5日間の予報では大豆産地の40%、コーン産地の35%に1インチまでの雨、気温は北部ではやや高めだがそれ以外は平年並み〜やや低め推移となっている。
ドライによるストレスの溜まっていると言われるコルドバ南東部・サンタフェ南部・ブエノスアイレス中北部では引き続き降雨が必要。今後の雨予報も今のところ十分とは言えず大豆産地の1/4程はイールドロスの影響が心配されている。
| NWS 6-10日予報 (2月20〜24日) |
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A | N/A |
| コーンベルト東部 | A | A |
| 北部冬小麦地域 | N/A | N/B |
| 南部冬小麦地域 | A/N | B |
| デルタ地域 | A | A |
気温のやや高め推移は継続しており引き続きやや弱材料となる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(2/7の週) (単位:千トン) |
【寄り付き前の発表】
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,044.7 | 0.0 | 26,625.6 | 27,636.8 | 8,339.3 | 242.0 |
| 大豆 |
118.2 |
0.0 | 23,754.1 | 21,981.5 | 5,908.9 | 335.0 |
| 小麦 | 438.6 | 0.0 | 20,615.9 | 21,966.6 | 3,764.1 | 90.4 |
| 大豆粕 | 243.0 | 0.0 | 4,655.6 | 3,898.8 | 2,012.7 | 117.6 |
| 大豆油 | 13.1 | 0.0 | 459.1 | 247.5 | 188.0 | 0.9 |
寄り付き前の市場予想では、大豆550-750千トン、コーン1000-1300千トン、大豆粕100-150千トン、大豆油25-40千トンとなっていたので、コーンは予想通り且つ大きな数字が確認されたことでややフレンドリー、大豆は予想範囲より大幅に数字が低かったことから弱材料、大豆粕は予想以上にてやや支援材料となった。
本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比値先週の96.8%から96.3%へとほぼ変わらず、大豆は111.5%から108%へと昨年比進捗は先行しているものの、先週に引き続きペースダウンとなった。
| 2) 週間輸出高 2月7日の週 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 649.4 | 860.3 | 18,286.3 | 20,051.9 | 50,170 |
| 大豆 | 723.7 | 1,156.0 | 17,845.2 | 15,501.8 | 27,490 |
| 小麦 | 433.9 | 486.7 | 16,851.8 | 18,134.1 | 27,220 |
| 大豆粕 | 205.0 | 197.7 | 2,642.9 | 2,460.9 | 7,170 |
| 大豆油 | 22.6 | 37.6 | 271.1 | 178.8 | 1,130 |
輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の93.6%から91.2%と、ダウン。 大豆 : 先週の118%から今週は115.1%へとこちらもダウンとなっている。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今日は予想されたセットバックの範囲。期近3月限を除き、下値での底堅さが印象に残る相場となった。3月限206、5月限213辺りからはまた買戻しが入る展開を予想。徐々に底値が切り上がって行く。5月限は213を割れれば少しは買いに入りたい。210割れまで待つと買いチャンスを逃す可能性がある。(N)
(大豆)
来週にかけて修正安の展開を予想。3月限420台は再び期待できる。
420前半或いは420割れをつけた後は方向としては上値を向きやすい形となるが、それも今後のファンダメンタルズ次第ということになる。これまで好調を維持してきた大豆の成約進捗についても、ここにきて2週続けてペースダウン、又先行きがいまだにはっきりとしない対中国向けGMO問題、南米新穀大豆の輸出スタートなど、相場の頭を抑えるような材料が蔓延しており、急激な底上げは考えづらい故、買い急ぐ必要は全く感じない。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)