(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年2月15日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 206 1/2 - 07 | 207 1/4 | 204 3/4 | 205 | -1 3/4 | 182935 | -7435 |
| 02 MAY | 213 3/4 - 14 | 214 1/4 | 211 1/2 | 211 3/4 | -2 1/4 | 118474 | +3085 |
| 02 JUL | 220 - 20 1/4 | 220 3/4 | 218 | 218 1/4 | -2 | 73995 | +4134 |
| 02 SEP | 226 1/2 - 26 3/4 | 227 | 224 1/2 | 224 3/4 | -1 3/4 | 23997 | +839 |
| 02 DEC | 234 1/2 - 34 3/4 | 235 | 232 1/4 | 232 3/4 | -2 | 54764 | +1530 |
| 03 MAR | 242 1/2 - 42 3/4 | 242 3/4 | 240 1/2 | 240 3/4 | -1 3/4 | 7232 | +281 |
| 467226 | +2593 |
大豆 --- やや高値寄付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 437 - 37 3/4 | 437 3/4 | 434 1/4 | 437 1/4 | +1 | 52882 | -1543 |
| 02 MAY | 440 1/2 - 41 | 441 3/4 | 438 1/2 | 441 | +3/4 | 55882 | +448 |
| 02 JUL | 445 1/2 - 46 | 446 1/2 | 443 1/2 | 445 3/4 | +1/2 | 38041 | +1993 |
| 01 AUG | 446 1/2 - 47 | 447 | 444 1/2 | 446 1/4 | +3/4 | 4365 | +140 |
| 02 SEP | 447 | 449 | 446 | 448 1/2 | +1 1/2 | 1279 | +37 |
| 02 NOV | 452 | 454 | 450 3/4 | 453 3/4 | +2 1/2 | 18553 | +488 |
| 172916 | +1582 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 14870 | -20 | MAR | 1552 | +12 | MAR | 275 1/4 | -5 1/2 | 132.50 - 132.80 |
| MAY | 14780 | +20 | MAY | 1573 | +11 | MAY | 281 3/4 | -5 1/4 | |
| JUL | 14830 | +10 | JUL | 1596 | +12 | JUL | 284 | -5 3/4 | |
| AUG | 14800 | +10 | AUG | 1607 | +16 | SEP | 287 3/4 |
-6 1/2 |
| 本日の相場の動き |
コーンは小麦につれ安、大豆は3連休前にファンドのショートカバー。
コーンはメキシコ向け10万トンのUS産コーンの成約が報告され、それを材料に小高く寄り付くも、これ以上に材料が見つからず買いが続かなかった。一方では小麦がファンド売りから4ヶ月半振りの安値に沈んでしまい、コーンもすぐにつられた。小麦の下げには特に大きな理由もなく、レンジの下値を割ってしまったのをきっかけにファンド売りが入った。コーンも安値では商業筋の買いからサポートされるも、昨日、今日と水曜日の上げを取り崩しての引けとなった。強い材料がない事が、弱い材料と見なされた相場であった。
大豆は昨日の引け値を挟んでの一進一退の相場となった。大豆の上げは殆どラスト15分のもの。3連休を前にファンドのショートカバーが入った。アルゼンチンのドライ、ブラジル北部のウエットは相変わらずにて本日もサポート要因とされた。また収穫の進むブラジル北部の反収が思ったほど良くないというニュースも強い材料とされた。一方朝方に、USの某畜産農家が南米産大豆と大豆粕を飼料用として輸入契約をしたというニュースが広がり、マーケットに重い空気をもたらした。後から結局は否定されたが、このニュースにより、上げ幅も非常に限られたものとなった。
本日のファンドは、コーンは2,500コントラクトの売り越し、大豆は1,000コントラクトの買い越し、小麦は8,000コントラクトの売り越しと考えられている。
来週月曜日はプレジデントデーにて休場となります。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
北部の雨、懸念材料に足らず
過去5日間においては南部の65%、北部の75%の範囲で、決して多くはないが1.5インチまでの降雨を比較的広範囲に見ている。気温はほぼ平年並みで高いところでも80度半ばから後半にとどまっている。この影響で中部・南部地域は総じて十分な土壌水分を保つことが出来た。一方産地最北部ではこの雨の影響で収穫が遅延するという状態となっている。ただ、この北部の降雨による収穫遅延という事態は毎年この時期にはありがちな減少にて実際のところさほど重要視されていない。寧ろ今後3月にかけては降雨も減少傾向になり、4月には殆ど降雨がなくなる・・・これが例年の形。従い、北部の現在の雨は大きく材料視する必要はないと言われている。
さて、この雨は来週も続く。今後1週間で北部の95%、0.5−2.0インチ(所によっては3インチ以上)。南部の50%、0.3-1.5インチと予想されている。 南部は引き続き恵みの雨、北部では依然として収穫への影響ということになるが、換言すれば「例年どおり」、となる。
アルゼンチン
更なるドライ継続には要注意
昨日よりはコルドバ北部・サンタフェ北部その他アルゼンチン北部において0.25-1.1インチの降雨を見ている。範囲としては5‐10%と限られたもの。所謂コーン大豆の主産地への雨は殆どゼロ。又気温は、このところのドライ傾向が気温を予想以上に上昇させる作用をしていることもあり、高いところでは最高気温が90度後半をつけている模様。向こう1週間についても現在のドライ傾向が継続すると見られ、通り雨を見るのは産地中央部の一部にとどまりそう。又気温は、目先上昇するといった予報はないが、上述の通りこのところのドライ傾向により予想以上に気温が上昇しやすくなっていることから、平年並み〜やや高め推移となる。
クロップへの影響としてはこのドライ傾向は現在受粉期間であるコーンへ与える影響は大きいと思われ、ある程度の反収減少は避けることが出来ない状況。今後1‐2週間の状況も現在のパターンが続くようであればその程度は更に大きく指摘され始めることになる。又同時に大豆への影響もその先では心配する必要が出てくる。
現時点では依然として「限られた影響」と見なされているが、今後更なるドライ傾向の継続に対しては注意を要す。再び市場が注目し始めるにはそう時間をおかないと思われる。
| NWS 6-10日予報 (2月21〜25日) |
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A | N |
| コーンベルト東部 | A | N/A |
| 北部冬小麦地域 | A/N | N |
| 南部冬小麦地域 | A | B |
| デルタ地域 | N | N/B |
気温のやや高め推移は継続しており引き続きやや弱材料。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ |
(単位 : コントラクト)
| オプションなし | ⇔事前予想 | オプション込み | |
| コーン | 24,497 SHORT | 19,000 SHORT | 73,334 SHORT |
| 大豆 | 10,534 SHORT | 9,300 SHORT | 13,580 SHORT |
| 大豆粕 | 12,851 LONG | 13,800 LONG | 9,210 LONG |
| 大豆油 | 27,500 SHORT | 29,300 SHORT | 38,539 SHORT |
| 小麦 | 7,423 SHORT | 2,500 SHORT | 9,670 SHORT |
コーンと小麦のショートが予想よりやや多く、来週のサポート要因。またオプション込みのコーンのショートも過去最大とほぼ変わらず、これもサポート要因。
| 2) キャトル オン フィード |
【USDA本日引け後発表】
| USDA | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
|
2月1日飼養頭数 |
97% |
97.4% |
96.0-98.1% |
|
1月導入頭数 |
96% |
96.5% |
91.0-100.9% |
|
1月マーケティング |
102% |
102.5% |
100.0-104.6% |
予想通りではあるが、導入頭数は引き続き減少しており、コーン・大豆粕相場にはやや弱い材料と見る向きもある。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
来週から2月も後半、中西部は依然としてドライな天候が続いておりそろそろ作付に対する懸念が相場に織り込まれてきてもいい時期にきている。確かに強い材料もないが、弱い材料はもう相場には充分織り込まれている。春先に向かって緩やかな上昇を予想。このレベルは少しずつでも買いを入れていってもいいレベル。3月限200割れをするような弱い相場にはならないと考えている。(N)
(大豆)
| 予想レンジ(MAR) | |
| 来週の展開 | 425-440 |
| 〜3月頭 | 420-450半ば |
来週は再び安値への動き、3月限430割れへの展開を予想。逆に行ったとしても、向こう1ヶ月期近450台を突破する力は今の流れでは想定しづらい。従い最大でも上げ幅は20セント以下と見ている。
アルゼンチン産地の天候が目先の材料としては気になる。来週中現在の状況が維持される場合は支援材料視される可能性は高いので注意したい。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)