(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年2月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 高値寄付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 206 1/2 - 06 1/4 | 206 1/2 | 205 | 205 3/4 | +3/4 | 170542 | -12393 |
| 02 MAY | 213 1/4 - 12 3/4 | 213 1/4 | 211 3/4 | 212 3/4 | +1 | 121504 | +3030 |
| 02 JUL | 219 3/4 - 19 1/2 | 219 3/4 | 218 1/4 | 219 | +3/4 | 77839 | +3844 |
| 02 SEP | 226 - 25 1/2 | 226 | 224 3/4 | 225 1/4 | +1/2 | 24188 | +191 |
| 02 DEC | 233 1/2 - 33 3/4 | 233 3/4 | 232 1/2 | 233 1/4 | +1/2 | 55912 | +1148 |
| 03 MAR | 241 3/4 - 41 1/2 | 241 3/4 | 240 3/4 | 241 | +1/4 | 7501 | +269 |
| 463507 | -3719 |
大豆 --- やや高値寄付き、期近やや高値引け・期先やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 438 1/2 -39 | 439 | 435 | 438 1/4 | +1 | 50649 | -2233 |
| 02 MAY | 442 3/4 - 42 1/2 | 443 | 438 1/2 | 441 1/4 | +1/4 | 57714 | +1832 |
| 02 JUL | 447 1/4 - 47 | 447 1/2 | 443 1/4 | 445 1/2 | -1/4 | 39047 | +1006 |
| 02 AUG | 447 1/2 - 47 | 447 1/2 | 444 1/2 | 445 1/2 | -3/4 | 4280 | +85 |
| 02 SEP | 447 | 447 | 446 | 447 | -1 1/2 | 1479 | +200 |
| 02 NOV | 455 - 54 | 455 | 451 | 452 1/2 | -1 1/4 | 19623 | +1070 |
| 174796 | +1880 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 14790 | -80 | MAR | 1577 | +25 | MAR | 277 3/4 | +2 1/2 | 132.57 - 133.73 |
| MAY | 14720 | -60 | MAY | 1596 | +23 | MAY | 283 3/4 | +2 | |
| JUL | 14750 | -80 | JUL | 1618 | +22 | JUL | 286 3/4 | +2 3/4 | |
| AUG | 14760 | -40 | AUG | 1629 | +22 | SEP | 290 1/2 | +2 3/4 |
| 本日の相場の動き |
下げ渋る。
コーンは週間輸出検証が好調。また先週発表のファンドポジションもややサポート要因と考えられほぼ終日高値圏で取引された。しかし相場自体は閑散として低調。ファンドが期近のショートを期先に乗り換える動きがやや目についた程度。終盤商業筋のプライシングタイプの買いも入り、やや高値を維持しての引けとなったがが大きな動きは見られなかった。
大豆も中立的な要因が多く、相場自体はあまり動かなかった。ブッシュ大統領の中国訪問を今週後半に控え、GMOルールで何か出てくるのでは?という期待はあるものの、農業関連は議題にされていないという噂もあり、相場への影響は今日は出てこなかった。またアルゼンチン情勢は変わらずに進展が見られず、ブラジル北部大豆の反収が予想よりも10%悪いというニュースが入るも、収穫の進捗自体が弱い材料とされ相殺された。週間輸出検証はコーン同様好調。またNOPAの1月搾油量は史上最高となり強い材料。しかし大豆粕が弱く、折角の強い材料も相殺された。大豆粕はヨーロッパ向け商売が低調にて、先週比較4ドルも現物価格が下げておりファンドの売りを呼んだ。大豆もコーン同様、ファンドが期近のショートを期先に乗り換える動きと、大豆粕売り、大豆油売りのスプレドが目に付いたが、大きな流れもなく静かな相場に終始した。
本日のファンドは、コーンは1,500コントラクトの買い越し、大豆は500コントラクトの売り越し、大豆粕は4,000コントラクトの売り越し、大豆油は4,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
金曜より北部中心60%の範囲に0.25-1.75インチの降雨があった。今後2−3日はベルト北部そして南部中心に降雨は継続傾向にあるが、週後半よりはベルト中央部へもこの雨は予想されている。向こう5日間での降雨量は75%の範囲に0.5-1.5インチと見られる。南部のリオグランデドスルにおいても雨は期待される。 一方北部における降雨については引き続き状況は継続しそうであるが、これがダメージに相当するといった形にはなっていない。
アルゼンチン
金曜日よりベルト西部15%ほどの範囲に0.5インチまでの降雨があった。今後2日間に北部ベルト中心15%の範囲に0.25-0.50インチの降雨が予想される。しかしまだ内容としては限られたものにとどまっており、引き続き今後の推移に注意したい。気温は平年並み〜やや低めの推移故、目先産地がヒートアップするという事態には今のところない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) NOPA月間搾油高 |
本日発表の1月月間搾油実績明細は下記の通り。
| 1月 | 12月 | 前年同月 | |
| 搾油量(千ブッシェル) | 151,040 | 148,771 | 142,872 |
| 大豆粕生産量(百万トン) | 3.60 | 3.54 | 3.37 |
| 大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル) | 47.73 | 47.59 | 47.20 |
| 大豆粕輸出量(トン) | 721,411 | 728,173 | 614,080 |
| 大豆油生産量(千ポンド) | 1,680,681 | 1,659,455 | 1,586,898 |
| 大豆油イールド(ポンド/ブッシェル) | 11.13 | 11.15 | 11.11 |
| 大豆油在庫量(千ポンド) | 2,457,370 | 2,322,385 | 1,938,840 |
大豆の搾油量は予想の範囲上限としてやや支援材料となった。大豆粕に対しては需要が続いているものとしてやや支援材料、逆に油は在庫が予想の上限ということでややネガティブな扱いとなった。
| 2)USDA LOAN DATA (単位 : 百万ブッシェル) |
−コーン−
| 2月5日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 6.4 | -0.5 | 25.2 | 0.2 | 1,362.5 | 1,394.1 |
| 2001crop | 976.0 | 4.3 | 0.0 | unch | 333.9 | 1,309.9 |
−大豆−
| 2月5日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 0.7 | -0.1 | 5.5 | 0.1 | 306.8 | 313.0 |
| 2001crop | 170.5 | -2.6 | 0.0 | unch | 134.8 | 305.3 |
内容はコーン大豆ともにニュートラル。
| 3)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン) |
| 2月14日の週 | 2月4日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 660.8 | 810.3 | 889.5 | 18,625.4 | 20,353.8 |
| 大豆 | 873.1 | 1,073.7 | 903.0 | 18,531.9 | 15,546.2 |
| 小麦 | 382.5 | 407.9 | 725.5 | 18,871.2 | 20,438.8 |
コーンは予想の上限、大豆は予想の上限以上、ということで共に支援材料とされた。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
すでに2月も後半。来週には3月の声も聞く。歴史的にも2月のブレークの後は上昇に向かう事が多い。商業筋のプライシングは過去に見られないくらい遅い。従い一度上向き相場に変わったときの反応も大きい可能性がある。もっとも農家売りも過去に見られないくらい遅く、3月中旬までは商業筋の買いと農家売りが一進一退の攻防で大きく上げも下げもない。作付けへの天候相場の先取りで緩やかな上昇を予想。農家売りが消化されたあとの春先は、まとまった上げの可能性がある。
トムスキニング氏によれば、昨年11月からこの2月中旬までのシカゴの積算降水量は過去129年間のうち5番目に少なかったと言う(平年の56%)。ちなみに最新の降雨量をチェックしてみると、西部ベルト全体で平年の83%、東部ベルトで88%とやはり少ない。少雨、暖冬でコーンボアラーなど害虫の越冬率も高いと言われている。
このレベルから10セント下を拾おうと頑張ったが為に、20セント、30セント高値を買うはめにならないように今から少しづつの買いを勧めたい。一気に1ヶ月、2ヶ月分を買う勇気はなかなかもてるものではない。(N)
(大豆)
| 予想レンジ(3月限) | |
| 今週の展開 | 425-445 |
| 〜3月はじめ | 420-450半ば |
今週の展開としてはやはり下値をテストする、という見方に変わりはないが、休み明けの本日の動きを見て感じたことは、上にも行きにくいと同時に下値に対する意識も以前より増してきているのではないかということ。 取り敢えず上記予想レンジを維持するも、下値への警戒感が強くなってきていることは抑えた上で見ていきたい。短期的に大きく値を上げる心配は今のところなし。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)