(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年2月22日

 

本日の相場

とうもろこし  -- わずかに高値寄付き、やや安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 207 1/4 - 07 1/2 207 1/2 205 205 1/4 -1 1/2 135368 -11473
02 MAY 214 - 14 1/2 214 1/2 211 1/2 211 3/4 -2 137163 +4458
02 JUL 221 - 20 3/4 221 1/4 218 1/4 218 1/2 -1 3/4 90483 +3641
02 SEP 227 1/4 - 27 227 1/4 224 3/4 224 3/4 -1 3/4 25430 +823
02 DEC 235 235 1/4 233 233 1/4 -1 1/2 57904 +1081
03 MAR 242 3/4 243 241 1/4 241 /2 -1 1/4 7715 +157
            460462 -1071

 

大豆     --- わずかに高値寄付き、やや安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 443 - 43 1/2 445 1/4 440 3/4 441 1/4 -2 3/4 40161 -3032
02 MAY 447 - 47 1/2 449 3/4 444 1/2 445 -3 65609 +1763
02 JUL 452 - 52 1/2 454 1/4 449 449 1/2 -3 40375 +585
02 AUG 453 454 1/2 449 449 1/4 -3 3/4 4031 +56
02 SEP 453 1/2 454 450 1/2 451 -3 1/4 1716 +215
02 NOV 459 - 59 1/4 460 455 455 1/4 -4 20927 +844
          174916 +481
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 15100 -100 MAR 1569 -11 MAR 280 1/4 +1 1/2  
MAY 14960 -110 MAY 1591 -9 MAY 286 1/4 +2 1/4  
JUL 14960 -100 JUL 1616 -7 JUL 288 3/4 +1  
AUG 14920 -90 AUG 1625 -1 SEP 292 +1

 

 

本日の相場の動き

 

閑散。最後は力なく引け

寄り付き前の材料 : −昨日夕方リリースされたUSDAアウトルックフォーラムの需給予想
              −今朝の週間輸出成約高発表

コーン 昨日のアウトルックフォーラムで発表された需給予想の数字については何らインパクトなし。しかし今朝の週間輸出成約高については2週続けて大きな数字となり市場の関心を集めた。しかし開けてみれば僅かに高値寄りつきとなるもそれも一瞬(それが本日の高値)。その後は12時ごろまで5月限で212-1/2〜213-1/2セントと僅か1セントの範囲内での殆ど上下動のない閑散とした相場つきとなった。日本への110,000トン米国産コーンの成約ニュースなどはあったが、本日限落ちの3月限オプション取引(210セントへの動きなし)、対中国とのGMO問題についても結局ブッシュは何も土産を持ち帰ることが出来ない、などという弱材料が作用したか終盤一時間で値を下げ始め結局本日の最安値圏での引けとなった。

大豆 アウトルックフォーラムは材料視されず、週間輸出成約高も中立。コーンと同様閑散な取引となる。上記材料と共にアルゼンチン産地での来週の天候も週半ばに降雨を見るかと思えばその後は再びドライということでどっちつかず。大豆もコーンと同様方向感のない形で午前中を終えたが、終盤1時間ではやはり値を下げ始め結局本日の安値圏での力ない引けとなっている。

本日のファンドの動きは、コーン2000枚の売り越し、大豆は400枚の買い越しと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

来週も現在の流れは変わらず。北部ベルトにおいては引き続き雨がち。来週いっぱい80%の範囲に1−3インチまでの降雨が予想されている。 一方南部については逆に適度な雨が継続。産地の60%の範囲に0.4-2.0インチまで。気温は全地域においてほぼ平年並み推移の見込みにて問題はなさそう。 このように南部産地は来週も良好な天候推移が見込まれているが、逆に北部産地においては引き続き降雨過多。更なる収穫遅延と品質的な問題が指摘され始めているため、注意を要する。

 

アルゼンチン

予報に変化なく、週末から来週火曜あたりにかけては総じてドライ傾向継続。水木で前線の通過はあるが、ベルトの40%の範囲に0.25-1.25インチまでの雨を降らすのみの限られたものだと見られている。又その後は来週末にかけて再びドライ傾向が戻ってくるとのこと。従い、引き続きドライ地域においては注意が必要となってくる。しかし救いは今のところ気温の急激な上昇が言われていない点。来週はやや高めに気温の推移が変化すると見られており、それには注意を払いたい。

 

NWS 6-10日間予報 (2月28日〜3月4日)

【米国各地域】

  気温 降水量
西部コーンベルト B N/B
東部コーンベルト B N/A
北部冬小麦地帯 B A
南部冬小麦地帯 B N
デルタ地域 B N

引き続き平年以下の気温推移は、市場へはやや支援材料となる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

 

1) 週間輸出成約高報告(2/14の週)  (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,173.2 0.0 27,790 28,393 8,530.3 242.0
大豆

394.8

0.0 24,149 22,551 5,058.4 335.0
小麦 340.7 48.5 20,945 22,262 3,764.1 90.4
大豆粕 195.7 0.5 4,851 4,050 1,955.5 118.1
大豆油 26.6 0.0 486 269 198.0 0.9

 

寄り付き前の市場予想では、大豆300-500千トン、コーン700-900千トン、大豆粕75-125千トン、大豆油10-20千トンとなっていたので、コーンは予想以上の大きな数字が確認されたことでややフレンドリー、大豆は予想範囲内にて中立、大豆粕・油ともに予想以上にてやや支援材料となった。

本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比値先週の96.3%から98%へとやや改善、大豆は108%から107%へと昨年比進捗は依然先行しているものの、先週に引き続きペースダウンとなった。

 

2) 週間輸出高 2月14日の週 (単位:千トン)

 

  輸出量 輸出量累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン  982.2  649.4 19,260 20,817 50,167
大豆 1,245.2 723.7 19,090 16,291 27,760
小麦 437.3 432.8 17,277 18,585 27,220
大豆粕 252.9 205.0 2,896 2,566 7,167
大豆油 16.6 22.6 288 202 1,090

輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の91.2%から92.5%、 大豆 : 先週の115%から今週は117%へとともにややアップとなっている。

 

3)コミットメント オブ トレーダーズ

 

  オプションなし  ⇔ 事前予想 オプション込み
大豆 6,854 short 3,300 short 8,856 short
大豆粕 5,999 long 7,800 long 2,611 long
大豆油 25,108 short 20,200 short 34,178 short
コーン 15,276 short 11,500 short 65,546 short
小麦 14,006 short 14,600 short 17,999 short

 

各商品共に予想の範囲内にてニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

−大豆−

  予想レンジ【5月限】
来週の展開 435−450
〜3月いっぱい 435−475

底値を上げたことで5月限430台は拾う方針で臨みたい。ただ、上値についてはまだエネルギーが感じられない。向こう2−3週間460の壁突破は困難であるとみる。取り敢えず3月いっぱいの上限を475に設定はしているが正直今のところそれを感じるものはない。やはり作付ムードを材料に相場を上げるにはまだ時期が早いということと、材料としても目新しいものがない。このまま上昇する相場ではない故、姿勢としてはじっくり構える方針。 

−南米−

アルゼンチンについては来週もドライ傾向が指摘されているが、3月に入ったらこれまでの天候パターンが変化し雨の降りやすい形となる、といった某予報屋のアナウンスも本日出た。
ブラジルについては、北部の引き続くウエットによる収穫遅延・品質劣化が指摘されているが、本日サフラス社発表の収穫進捗は8%(平年6%)、決して数字上は遅れていない。例年この時期北部産地には同様の降雨がよくあると言われる。品質劣化によるイールド懸念については、全体的なイールド増加が北部のダメージをカバーするといった見方もされている。本日のサフラス社の生産高予想は42.9百万トン(USDA42.9)。従い現在のところ南米はトータルで見て弱いファンダメンタルズのままだということが言える。

−コーン−

コーンは大豆以上に下値・上値とも動きにくい展開がしばらく続く。ファンドの大量のショートと農家の大量のロング価格を上下させにくい環境をつくっている。しかもファンダメンタルズは大豆以上に弱い。5月限、3月下旬までは320へは届かず、じっくり構えて現レベルから下がったところは徐々に拾っていく姿勢。 (A)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)