(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年2月25日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 204 1/4 - 04 3/4 204 3/4 201 1/2 202 -3 1/4 114887 -20481
02 MAY 211 - 11 1/4 211 1/4 207 1/2 208 1/4 -3 1/2 148280 +11117
02 JUL 217 1/4 - 17 3/4 217 3/4 214 214 3/4 -3 3/4 91825 +1342
02 SEP 224 1/4 - 24 1/2 224 1/2 220 3/4 221 1/2 -3 1/4 26241 +811
02 DEC 232 1/4 - 32 1/2 232 1/2 228 3/4 229 3/4 -3 1/2 58554 +650
03 MAR 239 1/4 - 40 1/4 240 1/4 236 3/4 237 1/2 -4 7796 +81
            454328 -6134

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 439 - 40 441 435 436 3/4 -4 1/2 37336 -2825
02 MAY 444 - 45 445 438 1/2 440 1/2 -4 1/2 68323 +2714
02 JUL 448 1/2 - 49 1/4 449 1/4 443 1/4 445 -4 1/2 40854 +479
01 AUG 449 449 443 1/2 444 3/4 -4 1/2 3976 -55
02 SEP 449 449 444 1/2 445 3/4 -5 1/4 1805 +89
02 NOV 454 - 54 1/2 454 1/2 448 3/4 450 1/4 -5 21210 +283
          175612 +696
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 14910 -190 MAR 1569 +0 MAR 278 1/4 -2 133.73 - 133.96
MAY 14810 -150 MAY 1591 +0 MAY 283 1/4 -3  
JUL 14840 -120 JUL 1616 +0 JUL 286 3/4 -2  
AUG 14820 -100 AUG 1626 +1 SEP 289

-3

 

 

本日の相場の動き

 

コーンに大量のファンド売り。契約新安値を付ける。大豆もつれ下げ。

先週からの弱い地合が引き継がれた。コーンはアウトルックで約300万エーカーの作付増加が予想された事、週間輸出検証も予想より少なかった事、累計の輸出成約も昨年より3%遅れていること等が焦点となった。今週に受渡初日を控えており、受渡の開始週は値が下がる傾向にあることも売り安心感につながり、ファンドが久しぶりに大量の売りを浴びせた。この価格では農家売りは全くなく、また商業筋がプライシングタイプの買いを入れるもののファンドの売り圧力が勝り契約新安値を更新しての終了となった。

大豆もコーンにつられた。またブラジル北部では今週ドライ気味で収穫進捗が期待できること、週末のアルゼンチンに恵みの雨が降った事、中国のブラジル大豆成約キャンセルの噂、ブッシュ大統領が何も収穫なく中国から帰国した事等も弱い材料とされた。週間輸出検証は予想以上であったが、殆どマーケットでは無視され終日安値のまま引けとなった。今週US政府高官が再度中国訪問し、GMOルールにつき話し合いがもたれるとアナウンスされたが、本日の強材料とはされなかった。

本日のファンドは、コーンは13,000コントラクトの売り越し、大豆も4,000コントラクトの売り越しと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

週末、北部の雨は予報以下となった。60%の範囲に0.4-2.0インチまで。南部は概ねドライ。ただ気温はさほど上がらず80度台どまり。今週末までにやはり北部ベルト60%の範囲に0.4-2.0インチまでの降雨見込み。当初見込み比やや抑えられた内容にはなっているが、それでも北部の収穫進捗を最小限に抑えるには十分な内容となっている。引き続き注意が必要。一方南部産地においては週末にかけて50-55%の範囲に0.1-1.7インチまでの降雨予報。その量は限られてはいるものの、鞘つきの重要なステージに向かうにあたって必要最低限の雨は降りていることから、ストレスが増すような状況ではない。

アルゼンチン

予報どおり、週末は一体でほぼドライ。又気温も予報どおり左程上がらず、平年並み〜やや低め推移。最高気温もばらつきはあるものの概ね70度半ば〜80度半ばまで。過去3日間での降雨については0.25インチ以上の地域が15%のみ。 今週より来週にかけては先週までと比較して気温が上昇する見込み。最も高い地域では100度近くまで上昇すると言われているので注意を払いたい。降水量については週央、週末にかけて一部で降雨の予報はあるが今後1週間の予報ではわずか20−25%の範囲に0.25-1.25インチの量に限られていることから気温の上昇懸念と合わせ注意を要する。 特にこれから本格的着鞘ステージを迎える大豆については、イールドを左右する大事な段階だけに、現在のドライ傾向の循環になっている天候推移については気をつけて見てゆきたいところ。

 

NWS 6-10日間予報 (3月3日〜3月7日)

【米国各地域】

  気温 降水量
西部コーンベルト N/B N/B
東部コーンベルト B/N N/B
北部冬小麦地帯 A B
南部冬小麦地帯 A B
デルタ地域 N/A B

気温がやや低下傾向に予報が変化。従いややフレンドリー。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

1)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

2月21日の週 2月14日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 851.4 952.4 933.4 20,433.5 22,192.7
大豆 1,123.6 1,076.9 1,001.4 20,768.7 17,410.7
小麦 455.6 532.6 636.6 19,861.8 21,583.5

コーンは予想の下限にてやや弱材料、大豆は予想の上限以上、ということで強材料とされた。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月を目の前にしたこの時期に、もう一段の下落があるとは思わなかった。なかなか上がらない相場にファンドが再度下値をトライしている。ファンドは一旦ポジションを取り始めれば3日間は続くというから、少なくとも明日は様子見。ここから本当にファンドが力技で下値を目指すのか、誰もが思っているように今の相場は安過ぎにて上昇トレンドを目指すのか。上昇トレンドを目指したとしても農家売り圧力がまだ残っており、一旦は頭を抑えられる。今日の下落で本格的な上げ相場場面が少し先になったという気がする。3月初旬に一度上げ相場→農家売り→再度天候相場で上げ相場。本格的な上げ相場は3月の中旬以降まで待たなければならないか。(N)

 

(大豆)

  予想レンジ(5月限)
今週の動き 435−445
〜3月いっぱい 435−475

コーンへの大量のファンド売りにつられた本日となたが、5月限は本日438.50まで。435に強い抵抗線があるとみており、5月限の430台は抑えても高くはつかない。しかし依然として相場は上にいく力に不足しており目先はこの430〜440台が中心相場となる。(A)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)