(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年2月28日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR  199 3/4 - 200 202 1/2 199 200 1/2 +3/4 23897 -31322
02 MAY  206 1/2 - 06 3/4 209 1/4 206 207 1/2 +1/2 199054 +12605
02 JUL  213 1/4 216 1/4 213 214 1/4 +1/2 107751 +4665
02 SEP  220 1/2 - 21 3/4 222 3/4 219 3/4 220 1/2 +0 30584 +258
02 DEC 236 3/4 231 1/2 228 1/2 229 3/4 +1/2 63084 +1509
03 MAR 236 3/4 239 1/2 236 3/4 237 3/4 +1/4 8490 +3
            439961 -12243

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 442 1/2 - 43 443 1/2 434 1/2 435 3/4 -7 17705 -8374
02 MAY 447 - 48 448 3/4 438 1/2 440 1/4 -7 1/4 73966 +4531
02 JUL 452 - 52 1/2 453 1/2 443 1/2 445 1/4 -6 43228 +1727
01 AUG 453 453 1/2 444 1/2 445 1/4 -6 1/2 4257 +109
02 SEP 453 1/2 454 446 446 -8 1952 +92
02 NOV 458 1/2 459 1/4 448 451 -7 1/2 22243 +596
          165478 -1318
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 15310 -150 MAR 1526 -6 MAR 267 1/4 -4 1/4 133.54 - 134.12
MAY 15110 -250 MAY 1548 -7 MAY 276 -3 1/2  
JUL 15130 -220 JUL 1573 -7 JUL 282 1/2 -1  
AUG 15030 -260 AUG 1584 -3 SEP 285 1/2

-1 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは小動き、大豆は昨日の高値を抜けきれず、引け間際にファンド売り。

コーンは、昨日に続き中国向け成約22万トン(約残はあと16万5千トン)と仕向地不明で22万トンの合計44万トンのキャンセルがアナウンスされやや安く寄り付いた。週間輸出成約高はほぼ予想通り、受渡数量もほぼ予想通りながら、商業筋の受け手がいなかったことからやや弱い材料と取られた。しかしながら受渡の初日は値が上がり易いという発想、明日から3月で季節的に上がるという発想(過去10年間のうち、3月に6回上げている。上げ幅の平均は13セント)、月末でファンドがショートをカバーするのではという発想、今週末に再び中西部を寒気団が襲うこと、等から買いが優勢となり、一時は安値から3セント高まで戻した。しかし小麦が下げていた事、終了間際に大豆が大量のファンド売りで下げた事もあり、小幅高値レベルまで値を削っての引けとなった。

大豆は終了30分前までは狭いレンジの閑散な相場であった。センサスの1月搾油レポートは大豆にはほぼニュートラル、週間輸出成約も予想通り、受渡数量も予想通り、南米の天候はやや弱い材料ながらすでに織り込み済み、と相場を動かす材料に欠けた。強いて弱い材料を挙げるとすれば、中国が大豆粕の輸出者に、VAT tax13%をあとからリベートとして返還するのではという噂(今までは8%返還していた)、大豆輸出成約で中国向け119,200トンが確認されるものの、コーンのキャンセルから今後の中国向け成約に懸念が出てきたことなどが本日の相場で言われた。どちらつかずの相場が続く中、昨日の高値を抜けなかった事に嫌気をさしたファンドが、終了30分前から急に大量の売りオーダーを入れたことからあっという間に6、7セント値を落としての引けとなった。

本日のファンドは、コーンは1,500コントラクトの買い越し、大豆は5,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

予報は変わらず。昨日も南部産地では95-99度まで気温が上昇したが、本日からは前線の影響で雨を見込んでいる。今後5-6日間で南部産地の65-70%で0.3-1.8インチまでの降雨見込み。北部産地の予報もほぼ変わらず今後1週間で80-85%のはんいを0.4-2.0インチまでの降雨がカバーする見込み。従って現在の状況が来週も継続するとみている。

アルゼンチン

昨日北部産地では気温が更に上昇。引き続きこの夏一番の高温を記録した。コルドバ・サンタフェ・エントレリオスでは軒並み93-100度を記録、一部では103-104度までの高値を見ることとなった。一方ブエノスアイレス・ラパンパなどの南部地域においては曇り勝ちで一部シャワーを見るなどし、気温は82-95度まで。この後金曜まではやや気温は低下するが、週末から月曜にかけて再び上昇。ただ週末の上昇は昨日までは上がらず、90度台半ばまで。来週の降雨はやはり少なめ、0.3インチ以上の範囲は全体の30-35%のまで。従い引き続きややドライ気味の天候推移が継続する。

 

NWS 6-10日間予報 (3月5日〜3月9日)

【米国各地域】

  気温 降水量
西部コーンベルト N/B N/A
東部コーンベルト N/A N/A
北部冬小麦地帯 N B
南部冬小麦地帯 A B
デルタ地域 A N

気温はやや高めに修正となっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

 

1) 週間輸出成約高報告(2/21の週)  (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 806.3 2.5 28,596.7 29,047.0 8,409.8 244.5
大豆

350.9

25.0 24,499.7 23,057.0 4,264.6 360.0
小麦 231.7 0.0 21,166.5 22,864.9 3,399.9 138.9
大豆粕 105.4 2.0 4,956.7 4,132.8 1,938.6 120.1
大豆油 26.1 0.0 511.8 279.9 172.2 0.9

 

寄り付き前の市場予想では、大豆350-550千トン、コーン750-1000千トン、大豆粕75-125千トン、大豆油15-25千トンとなっていたので、コーンは予想通り、大豆は予想範囲下限となった。

本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比値先週の98%から98.4%へ、大豆は107%から106.3%へと昨年比進捗は依然先行しているものの、先週に引き続きペースダウンとなった。

 

2) 週間輸出高 2月21日の週 (単位:千トン)

 

  輸出量 輸出量累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン  926.9  982.2 20,186.9 21,744.5 50,170
大豆 1,144.7 1,245.2 20,235.1 17,304.5 27,760
小麦 499.2 437.3 17,766.6 19,305.3 27,220
大豆粕 122.3 252.9 3,018.1 2,764.1 7,170
大豆油 51.9 16.6 339.6 216.7 1,090

輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の92.5%から92.8%、 大豆 : 先週の117%から今週はほぼ変わらずの進捗となっている。

 

3)センサス月間搾油報告

(単位 :ショートトン。 オイル : 1千ポンド)

  1月(2002年) 12月(2001年) 1月(2001年)
搾油量 4,646,480 4,590,729 4,401,526
工場在庫 3,888,175 3,635,302 4,286,233
粕生産量 3,436,875 3,389,195 3,285,188
粕在庫 246,777 332,329 298,210
皮生産量 258,655 257,206 238,971
皮在庫 43,364 61,438 35,836
粕・皮在庫 290,141 393,767 334,046
油生産量 1,688,343 1,692,342 1,642,771
油在庫合計 1,430,759 1,355,335 1,140,934

大豆へはニュートラルな数字となったが、極端に予想より少なかった大豆粕の在庫は強材料、又多くなった油の在庫は弱材料と思われた。

 

4)3月限受け渡し通知

 

  受け渡し枚数 事前予想
大豆 126 0-400
大豆粕 0 0-100
大豆油 3685 3000-5000
コーン 1394 500-1500

大豆油は予想通り大きな数字となった。コーンもやや大きな数字となった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今日相場が下げなかったのは、今後季節的な上げが期待されたことによる。しかし昨日今日の大豆の動きを見るに、気まぐれなファンドはまだもう一度売りを仕掛けてくる可能性もある。ファンド売りが落ち着くまでは様子見。

実際輸出商談は停滞している。輸出港での本船の待ちも殆どない。特に大豆の荷役が極端に少ない。季節要因だけでなく、実際の輸出商談が出てこなければ、相場の上昇はもう少し先となる。(N)

 

(大豆)

本日終盤の下げを今後の更なる下値への兆候とは取れない。
目先5月限430台を拾っていく方針に変わりなし。(A)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)