(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年3月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 200 - 00 1/2 | 201 | 198 3/4 | 200 1/2 | +0 | 12044 | -11853 |
| 02 MAY | 207 1/2 - 07 3/4 | 209 | 206 1/4 | 208 1/2 | +1 | 201922 | +2868 |
| 02 JUL | 214 - 14 1/4 | 216 | 213 | 215 1/2 | +1 1/4 | 108298 | +547 |
| 02 SEP | 221 - 21 1/4 | 222 1/2 | 220 1/4 | 222 1/4 | +1 3/4 | 31262 | +678 |
| 02 DEC | 229 3/4 - 30 | 231 3/4 | 229 | 231 1/2 | +1 3/4 | 63558 | +474 |
| 03 MAR | 238 1/4 | 240 | 237 3/4 | 239 3/4 | +2 | 8600 | +110 |
| 432844 | -7117 |
大豆 --- やや高値寄付き、大幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAR | 436 - 36 1/2 | 447 | 436 | 446 1/2 | +10 3/4 | 13458 | -4247 |
| 02 MAY | 440 - 40 3/4 | 452 1/2 | 440 | 451 1/2 | +11 1/4 | 72723 | -1243 |
| 02 JUL | 445 | 457 | 445 | 455 1/2 | +10 1/4 | 43400 | +172 |
| 01 AUG | 447 | 456 | 447 | 455 1/2 | +10 1/4 | 4398 | +141 |
| 02 SEP | 447 - 47 1/2 | 457 | 447 | 455 1/2 | +9 1/2 | 1984 | +32 |
| 02 NOV | 451 - 51 1/2 | 461 3/4 | 451 | 460 1/2 | +9 1/2 | 22553 | +310 |
| 160664 | -4814 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 15560 | +250 | MAR | 1585 | +59 | MAR | 270 | +2 3/4 | 133.16 - 133.33 |
| MAY | 15300 | +190 | MAY | 1605 | +57 | MAY | 278 1/2 | +2 1/2 | |
| JUL | 15310 | +180 | JUL | 1628 | +55 | JUL | 284 3/4 | +2 1/4 | |
| AUG | 15250 | +220 | AUG | 1639 | +55 | SEP | 289 1/4 | +3 3/4 |
| 本日の相場の動き |
中国のGMOルールに改善の噂。大豆はファンド買いで上げる。
コーンは大豆、小麦、オーツにつれ高。今夜から中西部に寒気団が降りてくること、サフラスがブラジルコーンの今年の生産量予想を昨年比較10.4%のダウンとアナウンスしたこと(37.66百万トン vs 42.052百万トン)などがサポート要因とされるも、本日の受渡数量が予想以上に多くしかも商業筋に受け手がいなかったこと、ロシアがUS産家禽類の輸入停止を発表したことが弱い材料とされた。また依然として今週の中国のUSコーンキャンセルの後遺症が重く、買いは鈍かった。コーン自体への買い材料は少なかったが、ダウジョーンズ、ナスダック、CRBインデックスなど外部環境も大きく値を上げていた事が好感されて、やや値を上げての引けとなった。
大豆は中国がGMOの審査期間を270日から30日に短縮したという噂(夕方現在も確認されないまま)がきっかけとなりファンド買いを呼んだ。この噂は昨日大連取引所でも材料にされ、大連の大豆相場は一旦リミットダウンを付けている。これ自体ではまだGMOルールは不透明であるが、これを第一歩に中国がGMOルールの問題をクリアーにすると期待された。またこれと並んで、来週輸入割当が発給され、新規大豆の買い付けが始まると期待されたことも買い材料となった。
この他にも大豆は強い材料が'目白押しとなった。インドで予算が認められ、不明瞭であった輸入関税がクリアーになり大豆油の買い付けが確認された(南米産)。インドは世界最大の食用油輸入国であり、今後買い付けが加速されるとの期待から大豆油にも強烈にファンド買いが入り、大豆相場をサポートした。またブラジルIBGEの大豆生産量予想が41.068百万トンと低かった事(vs USDA 42.5百万トン、サフラス 42.9百万トン)、アルゼンチンで依然として穀物に輸出税を課すという根強い噂も相場の下支え材料となった。結局期近を中心に、10セントを超える大商いとなった。
本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの買い越し、大豆は8,500コントラクトの買い越し、大豆油は6,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。また参考までに、本日現在のファンドのポジションは(オプションなし)、コーンは39,000コントラクトのショート、大豆は9,000コントラクトのロングと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
昨日南部を中心に30%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が見られた。この前線は今後5日間に渡り活発にて、中部から南部にかけ更に55%の範囲に0.25-1.25インチの降雨予報となっている。この雨は南部リオグランデドスル地域の遅蒔きの大豆には恵みとなる。また北部地域は今後数日はドライにて収穫の進捗が見込まれる。
アルゼンチン
昨日の降雨は北東部を中心に15%の範囲に0.10-0.75インチと軽いものであった。週末はドライ、また最高気温も90度台まで上がってくる。しかし来週前半には次の前線により、ベルト北東部を中心にまた降雨となる。範囲は全体の45%にて降雨量は0.25-1.0インチを予報。ベルト北部にはまだ追加の雨が必要な地域が所々残っているが、最近の纏まった降雨により土壌水分は随分改善している。今のところ目に見える問題は出てきていない。
| NWS 6-10日間予報 (3月7日〜3月11日) |
【米国各地域】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部コーンベルト | N/A | N/A |
| 東部コーンベルト | N/A | N/A |
| デルタ地域 | A | N/A |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)コミットメント オブ トレーダーズ |
| オプションなし | ⇔ 事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | 109 long | 2,600 short | 1 long |
| 大豆粕 | 10,467 long | 10,400 long | 9,395 long |
| 大豆油 | 20,740 short | 23,400 short | 27,606 short |
| コーン | 47,717 short | 33,300 short | 74,417 short |
| 小麦 | 21,354 short | 14,000 short | 21,141 short |
コーンが予想以上のショートにて、月曜日のサポート要因。またコーンのオプション込みのショートは過去最大(77,629)に匹敵する数量。
| 4)3月限受け渡し通知 |
| 受渡し数量 | 最終取引日 | |
| 大豆 | 69 | 12/19/2001 |
| 大豆粕 | 0 | |
| 大豆油 | 3,014 | 2/28/2002 |
| コーン | 1,396 | 2/19/2002 |
コーンの受渡数量は予想以上。そのうえ商業筋の受け手がなく、本日の弱気材料とされた。大豆はニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
目先大豆につれ高。5月限215までの可能性はある。しかし大豆も高値は続かない。レンジ内トレードが3月一杯は続く。5月限でいえば、205-215。(N)
(大豆)
生産期ではなく、需要サイドの時期にこの3日間のようなアップダウンを繰り返し、底値が上がってきた相場は今後の上昇のサインと見られることが多い。目先5月限460-470までの上昇がありうる。しかし現在のように半年に1回南北半球で豊作が見込まれるようになると、誰も買いを急がなくなる。今回のラリーも単発で終る可能性が高い。今回上がったとしても、南米からの本格的輸出攻勢で上げた分だけまた下がる。昨年も3月後半からUS産大豆の輸出成約は激減している。好調な需要に下支えされてきた大豆相場ではあるが、そのうちの輸出数量の落ち込みがはっきりすれば、高値を維持する事は不可能。大豆はコーンよりも価格下落が大きい可能性が高い。しばらく様子見を勧める。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)