(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年3月7日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 203 1/2 - 04 204 200 1/2 200 3/4 -3/4 3342 -737
02 MAY 209 1/2 - 10 210 1/4 207 1/2 207 3/4 -1/2 199508 +42
02 JUL 216 3/4 - 17 217 1/4 214 1/2 214 3/4 -1/2 110558 +292
02 SEP 223 3/4 223 3/4 220 1/2 220 3/4 -1 32187 +276
02 DEC 231 1/4 - 31 1/2 231 3/4 228 3/4 229 1/4 -3/4 66497 +763
03 MAR 239 1/2 - 39 3/4 240 1/4 237 237 1/4 -1 9247 +127
            428896 +876

 

大豆     --- 高値寄付き、一時大幅高、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 452 1/2 - 53 458 450 451 1/2 +4 1/4 4583 -1051
02 MAY 460 1/2 - 62 466 1/2 458 459 1/2 +5 74429 +798
02 JUL 466 1/2 - 67 1/2 472 463 3/4 465 1/4 +5 1/4 45047 -637
01 AUG 465 3/4 - 67 1/2 471 1/2 464 464 1/2 +4 1/4 4856 +177
02 SEP 466 - 67 470 1/2 464 466 +5 1/2 2011 +24
02 NOV 472 - 72 1/2 476 467 1/2 470 1/2 +5 23409 +217
          156717 -354
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 15590 +100 MAR 1608 +10 MAR 272 1/2 -2 127.11 - 129.07
MAY 15420 +120 MAY 1632 +16 MAY 279 3/4 -2 1/4  
JUL 15470 +120 JUL 1658 +21 JUL 285 1/4 -3  
AUG 15420 +120 AUG 1668 +21 SEP 290 1/4

-2 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

中国−米国のGMO問題に進展、大豆は一時急騰

米中間で頓挫していた本件につき『暫定的合意に達した』というニュースは寄り付きに大いに勢いをつけた。

大豆は本ニュースをきっかけに寄り付きから6−7セント高。一旦下げるもその後再度ファンドの積極的な買いが入ることとなり一時は前日比12セント高まで吹き上がった。昨年10月以来の高値である。目の前に迫った期限(3月20日)があっただけに本ルール開始が12月にまで延期されるという内容のニュースにファンドは飛びつくように買いを入れることとなる。しかし、勢いは続かず。本件正式な声明としてアナウンスされたものではないこと、その他詳細は全く流れていないこと、従って具体的に今後どう作用していくかを判断する材料に乏しく、結局勢いは継続することが出来なかった。あと2週間弱、正式な発表を再び待つ事となる。
コーンも序盤は大豆のファンドの勢いに押され、2500枚ほどのファンド買い越しの状態にまで動いた。しかし大豆の中盤以降の下げに加え、輸出成約高発表数字がやや弱かった事、明日の需給報告における弱い数字発表予想、南米の順調な天候推移、韓国の中国或いは南米産のコーン買付けの噂などもあり、結局はその後の売りを浴び、前日比やや安値引けと、何とも力のない形での引けとなっている。

本日のファンドは大豆14000枚の買い越し、コーンは1000枚の買い越しとなった。

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日降雨は南部ベルト中心。0.1-1.0インチ(所によって1.5インチまで)の降雨が25%の範囲であった。週末にかけても全体の35%の範囲に0.25〜多いところでは2.0インチまでの降雨を見込む。北部の降雨もごく限られた範囲になっており収穫は進むことになる。

アルゼンチン

昨日・本日と概ねドライとなる。しかし週末には北部・東部を中心に55%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が見込まれる。ドライ傾向が続いている産地にとってはそのストレスを最小限にとどめるものとしてこの雨は期待されている。

 

GWS 6-10日間予報 (3月13日〜3月17日)

【米国各地域】

  気温 降水量
西部コーンベルト B/N N/B
東部コーンベルト N/A A
北部冬小麦地域 B B
南部冬小麦地域 B/N B
デルタ地域 A/N B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

 

1) 週間輸出成約高報告(2/28の週)  (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 398.6 2.5 28,995.3 29,906.7 7,285.2 244.5
大豆

227.1

25.0 24,726.8 23,302.1 4,108.0 360.0
小麦 417.9 28.0 21,584.3 23,322.1 3,390.6 166.9
大豆粕 169.6 0.1 5,126.3 4,078.0 1,806.4 120.2
大豆油 23.8 0.0 535.6 295.0 130.0 0.9

 

寄り付き前の市場予想では、大豆300-400千トン、コーン450-650千トン、大豆粕75-125千トン、大豆油10-20千トンとなっていたので、コーン・大豆ともに予想の下限以下の弱い数字となった。

本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比値先週の98%から97%へ、大豆は先週の進捗率106%となった。

 

2) 週間輸出高 2月21日の週 (単位:千トン)

 

  輸出量 輸出量累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン  1,523.2  926.9 21,710.1 22,491.8 50,170
大豆 383.8 1,144.7 20,618.8 18,173.1 27,760
小麦 427.2 499.2 18,193.7 19,792.3 27,220
大豆粕 301.8 122.3 3,319.9 2,921.6 7,170
大豆油 66.0 51.9 405.6 220.1 1,090

輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の92.8%から96.5%、 大豆 : 先週の117%から今週は113.5%と、コーンは進捗率アップ、大豆は逆にダウンとなっている。

 

 

本日のトーメンの意見

 

本日の米中間における暫定合意(3月20日という期限を12月20日まで延期する旨)に関するニュースは現時点では正式な発表となっていない。具体的内容についても何らアナウンスされたものではなく、それらが市場に出るまでにはもう暫く時間を要することとなる。しかし、本日これだけのエネルギーを使ったファンドが次回同じような動きを出来るか。大豆は前日比こそ4−5セント高にて終了しているものの、寄り付きより引けが安い。そういう意味では明日の引け際が気になるところ。明日下がって引けるようだとサインとしては再び弱いものとなる。

さてその明日には農務省の需給報告の発表を控える。大きなインパクトがあるとは市場では受けとめられてはいない。コーンは輸出やや減の期末在庫増。大豆はその逆といわれるが、数字としては限られた動きにとどまるとされている。

コーン5月限、目先210を頭に下値は205或いはその下もあり得る、上値は重い。
大豆5月限、ラリーを繰り返しており、やや底上げした感があるが、本日の高値は今後暫くの高値となるように感じている。目先は再び440台に向けての修正安を予想。 (A)

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)