(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年3月12日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 205 - 06 206 1/2 204 204 3/4 +3/4 1416 -910
02 MAY 210 1/4 - 11 212 1/4 209 1/4 210 1/2 +1 195310 -1021
02 JUL 217 3/4 - 18 1/4 219 1/2 216 3/4 217 1/2 +1 111683 +755
02 SEP 224 1/4 - 25 225 223 223 1/4 +1 33283 +348
02 DEC 231 - 32 233 231 231 +1/2 67412 +81
03 MAR 240 240 3/4 238 3/4 239 +1/4 9808 +146
            427164 -480

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAR 457  460 1/2 455 456 3/4 -1 1/4 2081 -656
02 MAY 463 - 64 467 1/2 461 1/2 463 1/4 -1 1/2 80616 +717
02 JUL 469 473 467 468 1/2 -1 1/4 51471 +680
01 AUG 470 472 1/2 467 468 -1 3/4 5121 +408
02 SEP 470 471 467 468 -2 1/2 1888 +29
02 NOV 473 476 470 471 1/2 -2 27436 +290
          172253 +1665
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 15890 +20 MAR 1635 +10 MAR 268 +3/4 128.63 - 128.95
MAY 15570 -40 MAY 1656 +10 MAY 276 1/4 +2 1/4  
JUL 15590 -50 JUL 1682 +12 JUL 282 1/4 +2 1/2  
AUG 15550 +00 AUG 1693 +10 SEP 288

+2 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

新規材料に欠け、閑散な相場。

コーンは夜間取引の流れを受けてファンドのショートカバーが入るも、農家売りのヘッジと思われる売りも出て大相場にまでは至らなかった。取り立てて新規材料がなかったが、昨日小麦の下げにもかかわらず下値がサポートされたことがファンドに好感されたようであった。また今朝方の受渡で、大手商業筋が受け手に回っていたこと、台湾向け55,000トンと仕向地不明で110,000トンの成約が確認されたこともややサポート要因とされた。終日高値を維持してはいたが、引け間際にデイトレーダーの利食い売りが出て、小高いレベルまで下げての引けとなった。

大豆は再び南米の天候で下げた。ブラジルがドライで収穫が進捗している事、アルゼンチンにもう一度恵みの雨が予報されたことが弱い材料とされた。また中国がUS産大豆既契約をキャンセルして南米産を買い付けるのではという噂、アルゼンチンのペソが対米ドルで2.4-2.5と安くなっており、安定するまでは農家売りが出ないと考えられたこと、中国のブラジル大豆2船の買い付けの噂、韓国がブラジル大豆1船買い付けた事が確認された事、某大手搾油メーカーが材料大豆の手当てができないことからしばらく操業停止を決めたニュースなどが弱い材料とされた。一時朝方にコーンにつられて高値を付けた場面も見られたが、新規買い材料に乏しい中、高値は維持できなかった。また中国大連の大豆相場にて、2003年3月限以降の受渡玉はNon-Gmoのみになるという噂が流れた。本日の相場には直接の影響はなかったが、依然として中国関連の情報は混乱していることの象徴として捉えられていた。

本日のファンドは、コーンは6,000コントラクトの買い越し、大豆は1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

天候に変化の兆しはない。従い、南部産地(リオグランデドスル・サンタカタリナ・パラナ)においては今後1週間不安定な天候が継続することとなる。又マットグロッソ・ゴイアスなどの北部においてはほぼ平年並みに推移し一部でシャワーを見ることとなるが、まとまった降雨などの予報は出ていない。今後1週間、南部では65-75%の範囲に2インチまで、北部は.35-40%の範囲にわずかな程度の降雨。従い、北部産地の収穫、南部産地の大豆の鞘の成長、共に良好な状態が続くということがいえる。

アルゼンチン

予報に変化なし。現在の状況が今週いっぱいは継続する見込み。70−75%の範囲にトータルで2インチまでの降雨が見込まれる。局地的には3-4インチまでのまとまった雨を見る地域もありそう。気温は平年並み〜やや高め推移。鞘の成長が最盛期となる大豆にとっては総じて良好の雨と受け止められている。

 

GWS 6-10日間予報 (3月18日〜3月22日)

【米国各地域】

  気温 降水量
西部コーンベルト N/B N/B
東部コーンベルト N A/N
北部冬小麦地域 N/B B/N
南部冬小麦地域 N B
デルタ地域 N/A A/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (単位 : 百万ブッシェル)

−コーン−

  3月5日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 3.1 -1.5 25.4 0.0 1,365.6 1,394.1
2001crop 973.5 -0.9 0.0 0.0 358.6 1,332.1

−大豆−

  3月5日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.3 -0.2     5.6  0.1   307.1  313.0
2001crop 162.2 -2.2    0.0  0.0  144.9  307.1

内容はコーン大豆ともにニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

様子見で意見は変わらず。

アナリストの中には、5月限211をきっかけにファンドのコンピューター買いの自動オーダーにヒットして、大きく上げる可能性があると言われていたが、そうはならなかった。やはりレンジ内トレードがしばらくは続く。話は変わるが、某コミションハウスの人が昨夜ネブラスカで行われた大規模な農家集会に参加した。その情報によると農家は大豆は殆ど売り切っているが、コーンは歴史的に遅い売り進捗になっているという。4月第一週からの作付準備を前に、あせりの見える農家が多く、5月限215になれば売ってもいいという話があったという。5月限の高値は215までか。農家売りから再度210割れの可能性は非常に高い。今しばらく様子を見ながら、買いチャンスは208割れから。(N)

 

 

 

(大豆)

意見変わらず。多少の底上げは認めた上で、目先はこれまでの上げに対する修正安。 
しかし、現在の値動きは中長期的に見て『なだらかな』上昇基調を描いている。南米の収穫も始まっており今後は現物がどっさりと市場に出てくるわけで相場の頭を抑えていることは事実としてあるが、外部要因としての各種商品先物市場が活況をおびてきており、指数も久しぶりの高騰ぶり。直接的な材料とは言いにくいが同じ先物商品、今まで以上にファンドが動きやすい状況にはなってきているのも事実。現在の流れからすればゆっくりとではあるが、大豆はロングの積み増し、コーンはショートの整理という方向に向かいやすいか。5月限450台は徐々に、ゆっくりと拾ってゆく位の気持ちで臨みたい。(A)

大豆(5月限) 予想レンジ
今週の動き 470〜455
3月中の動き 450〜480台

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)