(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年3月19日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 205 1/4 - 05 1/2 206 3/4 204 1/2 206 1/2 +1/4 191110 +714
02 JUL 212 1/2 - 13 213 3/4 211 1/2 213 1/4 +0 116296 +572
02 SEP 218 1/2 - 18 3/4 219 3/4 217 3/4 219 1/4 +0 35342 +660
02 DEC 226 1/4 - 26 3/4 227 3/4 225 1/2 227 1/4 +0 69131 +231
03 JAN   210 1/4 210 1/4 210 1/4 +0    
03 MAR 235 1/4 235 3/4 234 235 1/4 +0 10377 +96
            431569 +2469

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 461 - 61 1/2 464 455 3/4 463 1/2 +3 77611 -2707
02 JUL 467 468 3/4 461 468 1/2 +2 1/4 5619 +408
02 AUG 467 - 66 1/2 469 461 1/2 468 +2 1/2 5827 +41
02 SEP 467 - 66 1/2 468 461 467 1/2 +2 2220 -46
02 NOV 469 - 68 1/2 471 463 1/4 470 1/4 +2 28001 -192
03 JAN 474 1/2 474 1/2 468 1/2 474 1/2 +1 1/2 1970 +2
          174194 -2487
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 15680 +160 MAY 1641 +1 MAY 281 1/2 +3 3/4 131.18 - 132.29
JUL 15620 +100 JUL 1666 +0 JUL 284 1/4 +2 1/4  
AUG 15490 +60 AUG 1678 -1 SEP 289 1/2 +1 1/2  
SEP 15440 +110 SEP 1690 -3 DEC 300 1/2 +1 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

安値では商業筋の買いでサポートされる。

大豆は昨日の下げが急過ぎるとの考えからやや高値での寄り付きとなった。しかしながら買いが続かないと見るや再びファンドが売りにまわり、だらだらと5セント安まで下げる相場が12時半頃まで続いた。中国での新しい輸入ルールが明日からスタートするが、3/27-28に開催される説明会までは本当に機能するかどうか疑問視されていること、南米からの大きな輸出攻勢が近いというアイデア、ブラジルのとある会議で、大豆生産量が2,010年までには5,000万トンに拡大するというアナリストのコメント、などが売り材料とされていた。この5セント安レベルは20日間移動平均線レベルであり、また値頃感もあり商業筋の買いでサポートされた。また昨日から17セントの下げは余りにも急であるとの考えからファンドも買いにまわり、残り45分で一気に8セントのリカバリーを見せての終了となった。

コーンも朝方は弱い展開。昨日付けた契約新安値を全ての限月で再びトライするも、このレベルでは商業筋の買いオーダーも多く入っており、サポートされた。昼過ぎまでは小安いレベルでの狭いレンジ取引が続いていたが、大豆が大きく値を上げるのにつられて最後は昨日とほぼ変わらないレベルまで戻しての終了となった。本日のサポート要因としては、この3月の時期としては現在のファンドのネットショートが大きいと考えられたこと、エジプトがUS産小麦30万トンを買い付けたニュース、等が挙げられる。また弱い材料としては、先週の口蹄疫のニュース以来下げつづけるキャトル・ポーク相場、ロシアのUS産家禽類の輸入禁止解除の目安がまだたたない事、韓国が飼料用小麦52,500トンと中国産コーン25,000トン(6下/7上積)を買い付けた事、極東向けパナマックスのフレートが最近上昇しており、商売が停滞していること、などが挙げられる。

本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの売り越し、大豆も4,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

北部ウェット/南部ドライ ⇒ 季節外れのパターン

昨日から予報に変化なし。今週は南部産地地域は主にドライ、一方北部産地地域は雨がちな天候となる。この天候パターンは来週半ばまで継続する可能性あり。北部産地におけるこの時期のウェットな天候は現在進行中の収穫への影響ということもあるが、何より普段であれば2月の天候パターンが今回起こっている、ということでこのまま続けば、『例年対比』ということで、収穫進捗などの数字に実際に表れることにより材料視される可能性はある。注意してみておきたい。
一方南部のドライについては、過去2週間の十分すぎる土壌水分の補給により今のところは全く問題視されていない。

アルゼンチン

一部でにわか雨を見た程度。ただ、現在の不安定な天候も明日まで。その後来週半ばまではブラジル南部と同様にドライな天候にパターンが変化することとなる。しかし過去2週間の十分な降雨で、しばらく土壌水分に問題はないと見られる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (単位 : 百万ブッシェル)

−コーン−

  3月12日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 2.3 -0.8 25.6 0.2 1,366.2 1,394.1
2001crop 962.2 -11.3 0.0 0.0 379.8 1,342.0

−大豆−

  3月12日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.2 -0.1     5.6  0.0   307.2  313.0
2001crop 142.9 -19.3    0.0  0.0  165.1  308.0

内容はコーン大豆ともにほぼニュートラルだとされる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

5月限は3月限の切り落ち価格203をトライする。その後2ドルをトライするが、2ドルを大きく切るような展開までは考えていない。今月中に高値に転じる可能性は少なく、契約新安値の更新を少しずつ拾って行く事を勧める。ファンドのフューチャーのみのショートは現在42,000コントラクト余り。過去最高は69,500コントラクトのネットショートであり、現在のポジションは左程居心地が悪いと言うものでもない。(N)

 

 

(大豆)

本日一日は非常に印象深い動きとなった。高値スタートの後午前中に457前後(5月限)をテスト。これは跳ね返されたが正午過ぎに再度これレベルをテスト。今度はブレークし456を一瞬割ったが、それが反動になったか直後より急激な戻し。結局引け際40分ほどで8セント戻しての高値引けとなった。

現在の相場は大きくテクニカルに動かされている。そんな中での本日の動きは、この5月限450台半ばに対する強い意識を感じる。まだこのレベルを今後を見る上での底値だとは位置付けてはいないが、抑える意味では意識をもってトライしてもいいレベルではないか。再度この450半ばをトライする可能性はあるが、現時点で440台を期待するのはリスクが大きすぎる。(A)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)