(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年3月22日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 205 1/2 - 05 3/4 | 206 1/2 | 204 1/2 | 204 3/4 | -3/4 | 188438 | -993 |
| 02 JUL | 212 1/4 - 12 1/2 | 213 | 211 | 211 1/2 | -3/4 | 117207 | +631 |
| 02 SEP | 218 1/2 | 219 | 217 1/2 | 217 1/2 | -3/4 | 36490 | +484 |
| 02 DEC | 226 1/4 | 226 3/4 | 225 1/4 | 225 1/2 | -3/4 | 71006 | +755 |
| 03 MAR | 234 1/2 - 34 3/4 | 210 1/4 | 210 1/4 | 210 1/4 | +0 | 10710 | +53 |
| 03 MAY | 239 | 234 3/4 | 233 3/4 | 234 | -1/2 | 940 | +29 |
| 433631 | +1082 |
大豆 --- ほぼ変わらずの寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 459 1/2 - 60 | 467 | 458 3/4 | 464 1/2 | +5 1/4 | 76846 | +917 |
| 02 JUL | 463 1/2 - 64 | 470 | 462 3/4 | 467 3/4 | +4 1/2 | 57272 | +130 |
| 02 AUG | 463 1/2 | 470 | 462 1/2 | 467 | +3 3/4 | 5890 | -83 |
| 02 SEP | 462 | 467 | 461 | 465 | +3 | 2362 | +75 |
| 02 NOV | 465 - 65 1/2 | 470 1/2 | 464 | 467 3/4 | +3 | 28021 | -140 |
| 03 JAN | 470 1/2 | 474 1/2 | 469 | 472 1/2 | +3 | 1956 | -18 |
| 174666 | +897 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 15950 | +190 | MAY | 1611 | +5 | MAY | 281 3/4 | -1/4 | 132.66 - 132.89 |
| JUL | 15780 | +120 | JUL | 1635 | +3 | JUL | 284 3/4 | -1/4 | |
| AUG | 15670 | +140 | AUG | 1647 | +3 | SEP | 289 3/4 | -1/2 | |
| SEP | 15550 | +150 | SEP | 1660 | +1 | DEC | 300 1/4 |
-1 |
| 本日の相場の動き |
アルゼンチンのペソが急落。混乱が長引くとの見方から大豆に買い材料。
大豆の寄り付きはほぼ変わらず。中国が輸入タリフの発給を始めたというサポートニュースと、南米大豆の順調な収穫という弱い要因が相殺された。しかしUSDAが今年のブロイラー生産量を昨年比3.7%アップと予想したことが大豆粕に強い材料と取られた事、サフラスがブラジル大豆生産量予想を前回の42.9百万トンから大幅に下方修正して41.76百万トンとしたことが買い材料となり徐々に上げ始めた。そんな中でアルゼンチンペソが対米ドルで昨日の2.5レベルから一気に3.0レベルまで下落したというニュースが入ると、しばらくはマーケットが混乱して輸出商談が停滞するとの思惑から大豆3品全部にファンドの買いが入って大きく上げを見せた。大豆は一時7セント高レベルまで上げるも、思惑が先行しての上げであり、引け間際に多少の修正からやや戻しての終了となった。また昨日輸出数社が中国政府に大豆輸入の申請書を提出して受理されたニュースが流れたが、そのうちの1社が本日のマーケットではメインの売り手にまわっており、この話題は本日は特に強い材料とは取られていなかった。
コーンも寄り付きはほぼ変わらず。大豆につられて上げる場面も見られたが、長くは続かなかった。コーンの強い材料は昨日と変わらず。中西部の気温の低下で冬小麦にダメージが懸念された事、ロシアのUS産家禽類の輸入禁止が30日以内に解除されのではという見通し、などが話題として出ていた程度。一方弱い材料としては、韓国が追加で5万トンの飼料用小麦を買い付けた事、最近輸出成約は増加傾向にはあるが、この安値でもまだ昨年比遅れを見せている事、来週発表の作付面積レポートで大きな数字が出ると予想されたこと、などから売りが優勢となり、結局手前の5月限以外は全て契約安値を更新しての終了となった。
本日のファンドは、コーンは2,600コントラクトの売り越し、大豆は2,800コントラクトの買い越しであったと考えられている。また本日現在のファンドのネットポジションは、コーンは42,521コントラクトの売り越し、大豆は29,095コントラクトの買い越しと考えられている。参考までに過去最高のコーンの売り越しは69,409コントラクト、大豆の買い越しは59,343コントラクトとなっている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
今週北部産地地域においては1−3インチの降雨を見ている。この雨がちな流れは来週いっぱい継続すると見られ、そのまま行けば来週何らかの収穫遅れに関する材料が入ってくることになる。一方南部産地地域はこれまでの予報と変わらず週末から来週いっぱいにかけてドライ。ただ過去の降雨の蓄積がある為このドライは問題視されていない。
アルゼンチン
ブラジル南部と状況は似ており、来週いっぱいドライな天候推移が続く。来週は気温はやや低め推移と言われるが、問題視される程の状況にはならない。土壌水分は現在のところ全く問題なく、来週のドライが作物に何らかの影響を与える、といった状況ではない模様。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)コミットメント オブ トレーダーズ |
| オプションなし | ⇔ 事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | 27,495 long | 27,000 long | 28,687 long |
| 大豆粕 | 21,104 long | 20,600 long | 22,684 long |
| 大豆油 | 4,928 short | 5,400 short | 8,347 short |
| コーン | 40,921 short | 45,500 short | 71,089 short |
| 小麦 | 20,441 short | 19,200 short | 21,496 short |
各商品とも予想の範囲内にて中立材料視されている。
| 2) ブラジル SAFRAS社の発表 |
本日ブラジルサフラス社は同国新穀大豆の生産予想を発表した。
41.8 百万トン ・・・・ 前回数字(42.9百万)から1.1百万もの下方修正となっており本日の市場へは支援材料
としてインプットされている。
しかしそれでも昨年比13%アップした作付面積は昨年の数字38.9百万を3百万d近く上回る生産量に繋がっており、史上最高数値であることは間違いない。イールドは、南部産地リオグランデドスル州における旱魃被害が大きく響くことになり、昨年の2786kg/haから、2641kgへと減少としている。
さて収穫作業は3月22日時点で34%終了。昨年比2%先をいっている。現在の北部の雨がちな天候推移は来週いっぱい継続すると言われており、今後の進捗が気になるが、現時点ではまだ数字に出てきてはいない。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
5月限203を目指す展開。ここは恐らく通過する。その後の2ドル割れは、作付面積意向レポート次第か。中西部の土壌水分は不足しているが、土壌水分が問題になるのは実際に作付けされてから。まだ1ヶ月以上も先の話題であり、それまでに改善されてしまう可能性もある。それよりも天気で注目すべきは土中温度。全般的に温暖な冬であった為、土中温度も平年より高く保たれており作付けの開始が早いと言われている。これも売り材料。従い作付面積予想が大きい数字となった場合には、順調な作付進捗予想の発想から、あっさり5月限2ドルを割り込む可能性もある。予想外に作付面積レポートが少ない数字でも、相場のラリー場面では農家売りが出て冷やされる。ここは様子見の継続にて、契約新安値の更新があれば少しずつの買い下がりを勧める。(N)
(大豆)
来週は再度450半ばの攻防あり
材料には事欠かないようである。ファンドが動きやすくなっている中でまとまった形で市場にインプットされてきており、それだけ値動きも活発になる。 今週は先週までの一方的な上げ局面を一旦修正する週となった。月曜の下げが大きかったが、この一週間でファンドの売り越しは約10000枚、又5月限で言えば7セント値を下げた。チャートを見ると良くわかるが、2月の中旬5月限が430台半ばで推移した時期から、先週金曜で高値をつけた470台半ばまで、ちょうど一ヶ月間で40セントの上昇。その修正が今週ようやく見られたわけだが、この時期にして本日の流れがそのまま上昇トレンドに直結するかというとそれは非常に難しいとみる。確かにトレンドは以前から『上向きである』といってはきているものの、先週まで過去1ヶ月の勢いは行き過ぎであり、今後しっかりと上昇トレンドを形成するためにも、もう暫くは修正局面が必要ではないかと映るが。
※ 来週の予想レンジ(5月限) : 470 〜 455前後
この攻防を暫く見た後、480割れのギャップを目指すことになる。フロアではこの480が至近距離だと意気込んでいるが、意外と時間がかかるのではないか。 現時点では予想として4月中下旬。
※ 向こう1ヶ月予想レンジ : 450 〜 480台まで
来週は大きなファンダメンタルズが発表となる。この数字は勿論今後の展開を占う上での重要な指標となるわけで、発表内容によっては改めて展開を考えたい。 (A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)