(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年3月25日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 204 3/4 - 05 | 205 | 203 1/2 | 203 3/4 | -1 | 191032 | +2594 |
| 02 JUL | 211 1/4 - 11 1/2 | 211 3/4 | 210 1/4 | 210 1/2 | -1 | 117662 | +455 |
| 02 SEP | 217 1/2 - 17 3/4 | 218 | 216 1/2 | 216 3/4 | -3/4 | 37506 | +1016 |
| 02 DEC | 225 1/4 - 25 1/2 | 225 3/4 | 224 1/2 | 224 3/4 | -3/4 | 71512 | +506 |
| 03 MAR | 234 | 234 1/4 | 233 | 233 | -1 | 11192 | +482 |
| 03 MAY | 239 | 239 | 239 | 238 1/4 | -3/4 | 1083 | +143 |
| 438880 | +5249 |
大豆 --- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 463 1/2 - 64 | 465 1/4 | 461 | 462 1/2 | -2 | 76270 | -576 |
| 02 JUL | 466 1/2 -67 | 468 3/4 | 464 | 466 1/4 | -1 1/2 | 56519 | -753 |
| 02 AUG | 465 1/2 - 66 | 468 | 463 1/2 | 464 | -3 | 5875 | -15 |
| 02 SEP | 463 1/2 - 64 1/2 | 464 3/4 | 461 1/4 | 462 1/2 | -2 1/2 | 2387 | +25 |
| 02 NOV | 467 1/2 - 68 | 469 | 463 1/2 | 465 | -2 3/4 | 28180 | +159 |
| 03 JAN | 473 | 473 | 469 | 469 | -3 1/2 | 1941 | -15 |
| 173520 | -1146 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 16010 | +60 | MAY | 1590 | -21 | MAY | 283 3/4 | +2 | |
| JUL | 15830 | +50 | JUL | 1616 | -19 | JUL | 286 | +1 1/4 | |
| AUG | 15700 | +30 | AUG | 1629 | -18 | SEP | 290 1/2 | +3/4 | |
| SEP | 15520 | -30 | SEP | 1642 | -18 | DEC | 301 |
+3/4 |
| 本日の相場の動き |
閑散市場の中、コーンは再び約定安値
コーン 先週金曜の引け際の落ち込みをそのまま受ける形。ほぼ変わらずからやや安値でスタート。輸出検証以外に新鮮な材料は殆どなし。検証高については、予想範囲内とは言え最近の堅調な数字を写すことにはなったが、材料視する向きはなし。今週木曜の作付け意向については、市場平均の高さが心理的に弱気なムードをも醸し出し、その後も殆ど動きのない閑散市場。5月限で204(〜上1/2セント)という限られたレンジ内の取引に、セッション終盤結局もう一段値を崩し、本日の安値圏で取引を終えている。
大豆 コーンと同様にほぼ変わらずで寄り付その後一時値を上げたが、輸出検証高の発表に失望、一気に4セントほど値を下げる。その後も取引量の少ない中チョッピーな動きに終始。中国のGMO問題・アルゼンチンのペソ問題についは、事の推移を見守るといった姿勢が強く、本日の材料としては殆ど作用せずやや値を削っての引けとなった。
本日のファンドの動きは、コーン・大豆ともに約2000枚の売り越しと見られる。
アルゼンチンペソ下落
先週金曜日に3.10ペソにまで下落した(▲25.8%)対ドル交換レートは週明けて本日更にそのレベルを更新し、3.90ペソにまで落ち込んで引けた。1月の事件以来、実に75%もの下落を見せている。 同国中央銀行は混乱を避ける目的で本日は為替交換時間を短縮、或いは一人頭、一企業頭の交換金額に制限を設けるなどしてその沈静に努めたがペソの下落は止まらず結局ほぼ4.00ペソにまで下がったところで取引を終了している。
一方ブラジル通貨レアルについては、一ドル2.365とほぼ先週金曜のレベルから大きな変化は見せておらず現在のところ混乱はない。しかしこのアルゼンチンの現状、今後の進展によってはブラジル通貨へも影響を与えると市場よりは懸念されている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
週末は主に中西部産地地域、マットグロッソ・マットグロッソドスル・ゴイアスなどを中心に0.50-2.0インチまでの降雨を見たがその他の産地においては過去3日間、概ねドライ。気温については大豆・コーン・綿花地帯ともにほぼ平年並み推移で高いところでも90度前半までとなった。今週、向こう2〜3日間は現在の状況が維持され週末降雨をみた上記地域は引き続き雨がちな天候になると見られるが、週後半よりはドライな天候に変化する。一方先週いっぱいドライに恵まれた南部産地地域においては次の前線は今週末になる見込み。この前線で65%の範囲に0.3-1.5インチまでの降雨が予想されている。
アルゼンチン
週末産地ベルトの約25%の範囲に1インチまでの降雨をみた。気温はほぼ平年並み。南部産地で70度後半、北部産地で90度前半まで。今週、水曜まではやや湿りがちな天候となり、更にその後週後半には前線の影響でまとまった降雨が予想される。全体の75%の範囲で2インチまでの降雨が予想されている。従い天候推移としては問題なく、材料としてはややネガティブに捉えられている。
米国中西部
コーン作付け、今年はやや遅れてのスタート
いよいよ3月も残すところあと1週間、ということで例年であれば中西部南部地域でのコーンの作付けも4月10日までの間にある程度スタートする。しかし今年の場合は(今週もそうであるが)気温の下げとやや高めの土壌水分の為、順調に作付けが始まる、といった雰囲気ではない。先ず土壌のの温度がコーンの発芽に適したレベルまでまだ上昇しきれていない。今後のカギは、温度の上昇とドライ。この2つが作付け促進への条件となる。しかしまだまだ問題視するようなレベルの話ではなく、今後の数週間をそういった目で追いかけていく、程度の話。
中西部は週末より再び寒波が押し寄せている。昨夜もシカゴは20度そこそこ、本日は午前中に積雪を見ている。現在はジェット気流が中西部南部まで南下してきており、強い寒気団にすっぽり覆われているような形。気温も平年比かなり低いレベルまで下がっている。この傾向は(程度としては本日がピークのようだが)今週いっぱい続く傾向にある。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン) |
| 3月21日の週 | 3月14日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 1,062.2 | 1,143.2 | 1,174.4 | 25,000.8 | 25,714.7 |
| 大豆 | 276.0 | 500.9 | 1,034.3 | 22,655.3 | 20,955.4 |
| 小麦 | 547.6 | 452.3 | 254.3 | 21,847.7 | 23,220.8 |
コーンはほぼ予想の範囲内。しかし大豆は予想値のほぼ半分しかなく、ネガティブに捉えられた。
| 2)ブラジル収穫進捗状況 (MPradoコンサルタント社発表) |
(数字 : %)
| 3/22/02 | 3/15/02 | 3/23/01 | |
| ミナスジェライス | 27 | 15 | 31 |
| サンパウロ | 36 | 24 | 42 |
| パラナ | 38 | 28 | 39 |
| サンタカタリナ | 0 | 0 | 1 |
| リオグランデドスル | 1 | 0 | 2 |
| マットグロッソ | 61 | 45 | 51 |
| マットグロッソドスル | 50 | 36 | 53 |
| ゴイアス | 59 | 48 | 58 |
| 全国平均 | 35 | 26 | 34 |
| 全国過去5年平均 | 32 | 22 |
サフラスではないが、地元民間の発表内容。参考値として掲載。
先週金曜時点の数字であるが、全国平均は辛うじて昨年比1%進んでいる模様。産地各地を見ても南東部に位置するミナスジェライス・サンパウロにて若干の遅れが見れるがその他の地域においては問題なく進んでいる。
| 3)農務省発表、市場の事前予想 |
いよいよ今週木曜日にはUSDAより作付け意向、そして3月1日時点の在庫数字が発表となる。コーン・大豆についての市場予想は以下のようになっている。
【 作付け意向 】 (単位 : 百万エーカー)
| 予想平均 | 予想レンジ | USDA 2001年 | |
| コーン | 78.02 | 76.50 - 79.13 | 75.80 |
| 大豆 | 74.61 | 73.80 - 75.98 | 74.10 |
昨年比較、コーンの予想数字が高い。
【 在庫予想 】 (単位 : 10億ブッシェル)
| 予想平均 | 予想レンジ | USDA 12/1/2001 | USDA 3/1/2001 | |
| コーン | 5.733 | 5.699 - 5.806 | 8.264 | 6.043 |
| 大豆 | 1.344 | 1.330 - 1.371 | 2.276 | 1.404 |
コーン・大豆共に昨年数値比、平均は低い数値となっている。
| 本日のトーメンの意見 |
コーン。強いサポートは2ドル。現在大底を形成しようとしている。作付け意向の数字を確認した後はゆっくりと重い腰を上げ始める。5月限203-1/2〜200割れにかけての指値姿勢。
大豆。今週は5月限455を再度目指す。 材料”難”という訳でもないが、現在のファンダメンタルズで目先急上昇する相場は想定できない。じっくりと構えて450台半ばを抑える方針。 (A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)