(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年3月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 205 - 05 1/2 206 204 204 1/2 +3/4 187527 -3505
02 JUL 211 3/4 - 12 212 1/2 210 3/4 211 1/4 +3/4 118703 +1041
02 SEP 217 3/4 - 18 218 3/4 217 1/4 217 3/4 +1 37966 +460
02 DEC 225 1/2 - 26 226 3/4 225 1/4 225 1/2 +3/4 72639 +1127
03 MAR 234 234 3/4 233 3/4 233 3/4 +3/4 11788 +596
03 MAY 239 239 3/4 239 239 1/4 +1 1251 +168
            438927 +47

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 463 1/2 - 65 468 1/2 463 1/2 467 3/4 +5 1/4 74103 -2167
02 JUL 467 1/2 - 68 1/2 471 1/2 467 1/2 470 1/2 +4 1/4 56785 +266
02 AUG 467 - 68 1/2 470 3/4 466 1/2 470 1/4 +6 1/4 5944 +69
02 SEP 464 1/2 467 464 466 3/4 +4 1/4 2519 +132
02 NOV 466 469 1/2 465 1/2 468 3/4 +3 3/4 28646 +466
03 JAN 471 1/2 473 471 472 3/4 +3 3/4 1943 +2
          172302 -1218
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 16200 +190 MAY 1595 +5 MAY 287 1/4 +3 1/2  
JUL 16060 +230 JUL 1618 +2 JUL 289 1/2 +3 1/2  
AUG 15950 +250 AUG 1631 +2 SEP 294 1/4 +3 3/4  
SEP 15760 +240 SEP 1643 +1 DEC 304 1/2

+3 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

テクニカルな動き目立つ一日

本日の上げ、材料は複数あったが総じてテクニカル、という印象が強い。
大豆 昨日の大連市場における大豆相場高騰から始まった。(各手続きの遅れが引いては国内搾油業者の玉確保に影響を及ぼし兼ねないとの憶測からリミットアップ近くて取引されている)。アルゼンチン通貨不安、明日何らかのアナウンスが期待される中国GMO申請問題、オイルワールドが新年度の世界の大豆需要量を大きな数字で発表したことなどなど。しかし、同時に弱材料として、アルゼンチン政府が明日にでも懸案になっていたVATtax還付についての報道がなされるとの期待、引き続き良好な南米の天候推移、強い米ドルなど。内容的には揉み合いといったところだが、本日は売り手不足の中、本日は5セントほど値を上げて取引を終了。

コーン 2日続けて安値更新した動きの後、本日はその修正が入った形となった。大豆・大豆粕・小麦市場の上げにセッション中は吊られる部分が多かったが、午後からはその力を失い本日の安値圏での取引に移りそのまま引けることとなった。

本日のファンドは、大豆1500枚、コーン2000枚、大豆粕は3200枚の買い越しと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

予報に変化なし。今後2−3日は北部産地中心に依然として雨が残ると見られるが、週後半にはドライに変化。これまで降雨過多で収穫進捗が懸念されていた地域にとっても欲しいドライとなる。一方南部、こちらはドライの推移が週末まで継続し、週末にかけては65%の範囲に0.3-1.5インチのまとまった雨が予想されている。最終ステージを迎えている大豆へは申し分のない降雨となる。

 

アルゼンチン

予報に変化なし。木曜〜土曜にかけての前線の通過で75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨を見る見込み。来週は再びドライ到来。気温は今後1週間、平年比やや低めとなるが問題はない。

 

米国中西部

今週後半までは引き続き平年比かなりひくいレベルでの気温推移が続く。週後半〜週末には平年並みのレベルにまで回復する見込み。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等


1) USDA ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

 

−コーン−

  3/19/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 2.1 -0.2 25.7 0.1 1,366.3 1,394.1
2001crop 948.5 -13.7 0.0 0.0 397.5 1,346.0

−大豆−

  3/19/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 0.2 0.0     5.6  0.0   307.2  313.0
2001crop 135.8 -7.1    0.0  0.0  172.7  308.5

大豆・コーン共にほぼ中立的な内容。

 

本日のトーメンの意見

 

市場参加者皆がそうであるように、今は動きたくても動けないような状態にある。明日・あさってと各発表を待ってからの展開が期待されているところではある。しかし、指値は現実的なレベル(コーン5月限は約定安値付近から、大豆5月現は460付近から下見当)から入れておくことを進める。

現在市場に出てくる材料そのものは、国家間交渉物(米ロ家禽問題・中国GMO問題)、国家そのものの先行きを問う内容の物(アルゼンチン経済・通貨・VAT tax問題)、それからいよいよ米国では作付け開始、と実は大変大きな内容の材料ばかりである。しかし、何故か相場が動きづらくなっている。コーンは40,000枚のショートに大量の現物ロングを抱え、大豆・大豆粕は反対に大幅なロング、ときている。このいびつなポジション自体が参加者皆の次なる一手を出させにくくしているようである。その次なる一手がどのタイミングで出始めるか、まだ我慢比べは続くか、(どうもそう感じているが)、発表を待ちたい。(A)

 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)