(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年3月27日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 205 1/4 - 05 1/2 206 1/4 204 3/4 206 1/4 +1 3/4 185329 -2198
02 JUL 212 213 211 1/2 212 3/4 +1 1/2 119057 +354
02 SEP 218 1/4 219 217 3/4 218 3/4 +1 38248 +282
02 DEC 226 1/4 - 26 1/2 227 1/4 226 226 3/4 +1 1/4 72784 +145
03 MAR 234 1/2 235 234 1/4 234 3/4 +1 11964 +176
03 MAY 239 3/4 240 1/4 239 1/2 240 1/4 +1 1295 +44
            437776 -1151

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 468 1/4 - 69 473 1/2 467 1/4 472 3/4 +5 72672 -1431
02 JUL 471 - 71 1/2 476 470 1/4 475 1/4 +4 3/4 57313 +528
02 AUG 470 1/2 - 70 3/4 475 469 474 1/2 +4 1/4 6342 +398
02 SEP 467 472 466 1/2 472 +5 1/4 2665 +146
02 NOV 469 - 69 1/2 475 467 3/4 474 1/4 +5 1/2 28867 +221
03 JAN 473 477 473 477 +4 1/4 2142 +199
          172367 +65
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 16250 +50 MAY 1609 +14 MAY 294 1/4 +7  
JUL 16140 +80 JUL 1634 +16 JUL 296 1/4 +6 3/4  
AUG 16030 +80 AUG 1647 +16 SEP 300 +5 3/4  
SEP 15880 +120 SEP 1658 +15 DEC 310 1/4

+5 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

上げは引け際の一瞬

明日の発表を控え市場は様子伺い。限られたレンジ内のスローな展開となった。

コーン 台湾の75,000トンの買付け、USDAの仕向地不明110,000トンの成約発表などが重なり、昨日の安値圏での引けからわずかながらギャップをつけての寄付きとなった。寄り付きレンジを本日の安値圏としほぼ終日5月限で205-206と約1セント内の非常に限られた動きに終始することとなる。引け際にファンドのまとまった買いが集中したことから最後は値をやや上げ、高値引けとなったが、新規材料不足の市場は明日の発表を控え殆ど動きを見せなかった。

大豆 昨日引けよりのフォロースルー。セッション中の動き自体は、寄り付きのレベルを安値に5月限470を挟んだレンジ内のスローな取引に終始。しかし引け際コーンと同様大手ファンドよりのまとまった買いが入ることとなり、一気に4セント近く上げて本日の高値圏での引けとなった。

― 中国が本日シュガーの輸入割当を発表したことが、大豆油・パーム油に関する同発表に繋がるとの発想から好感されたこと。
― 明日中国においてより具体的なGMO問題についてのアナウンスが期待されること
― オイルワールドにおいて中国が先に成約済みのブラジル大豆(3-4月積)800,000トンを(GMO問題の絡みで)キャンセルしたとの情報(⇒米国輸出サイドにとっては好感材料との見方)
― アルゼンチン政府のVATtax還付問題、政府が今後輸出税を約2倍に切り上げる事を検討しているとの情報

等もセッション中の(支援)材料とはなるも、実際に値を上げたのは終盤の一瞬という動きが本日の特徴として挙げられる。

本日のファンドは、大豆5000枚、コーン3000枚、大豆粕は1500枚の買い越しと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

ブラジル

予報に変化なし。北部産地での降雨は終わり、ドライに変化し今後の収穫進捗に期待。南部産地では週末にかけて次なる前線が通過。再びまとまった降雨を見る。生育最終段階の大豆には有益な雨となる。65%の範囲に0.3-1.5インチの予報となっている。

 

アルゼンチン

予報に変化なし。明日から土曜にかけての前線の通過で75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨を見る見込み。来週は再びドライ到来。気温は今後1週間、平年比やや低め。来週月曜あたりが最低気温が40度台に突入する地域も見られる。来週のドライはコーンの収穫を進めることとなる。

 

米国中西部

平年比低めの気温は今週いっぱい続く見込み。作付けを控え気温の上昇と適度な土壌水分が求められる。この冬は『ドライ』『暖冬』でここまできた。特にアイオワ北西部・ミネソタ・ネブラスカ北東部でのドライが懸念されている。一方ここにきての季節はずれの気温の低下と積雪は、作付けのスタートを遅らせる要因ともなっている。一旦気温は平年並みに戻る見込みだが来週再度低下するという予報も出ている。作付けを目の前にした目先の天候、ということで注視。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

1) ブリッシュコンセンサス

 

  3/26/02 3/19/02 3/12/02 3/5/02 2/26/02
大豆 57 55 52 47 40
大豆油 29 36 37 31 29
大豆粕 57 51 46 47 41
コーン 49 52 55 51 45
小麦 54 50 45 53 51

 

内容はニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

発表を前に、市場予想の範囲内に普通に数字が発表されたとすれば・・・

コーン : これまでの指摘の通り現在の値位置は『底値圏』。底値を掴むのは至難の業であるが、現値位置から約定安値近辺のレベルは確実に拾う姿勢。下がってもあと3-5セントである。 発表の数字を確認したマーケットは今後確実に緩やかな上昇トレンドとなる。

大豆 : 今週再び安値という流れが逆に行き、大きな抵抗線3月15日の474-1/4、昨年9月末につけたギャップ480割れに一気に迫る展開となった。この短期間に買い上げられた動きには先週頭の大きな下げを再度連想させる。本日の引けは472-3/4、しかしいまだ460割れの可能性をもった相場に映る。(A)

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)