(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月2日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 204 - 04 1/2 204 3/4 203 1/2 203 3/4 +1/4 177714 -3794
02 JUL 210 1/2  - 11 211 1/4 210 210 +1/4 118690 +426
02 SEP 217 1/4 - 17 1/2 217 1/2 216 1/2 216 1/2 +1/4 38976 +422
02 DEC 225 - 25 1/2 226 224 3/4 224 3/4 +1/4 79336 +488
03 MAR 233 3/4 - 34 210 1/4 210 1/4 210 1/4 +0 12850 +19
03 MAY 239 234 233 233 +1/2 1487 +17
            438614 -2318

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、マチマチの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02MAY 476 - 77 477 471 473 1/4 -2 1/2 70624 -1346
02 JUL 480-801/2 480 1/2 475 477 -2 3/4 61718 +2373
02AUG 479 1/2 479 1/2 475 1/4 476 3/4 -1 3/4 6538 +29
02SEP 478 3/4 478 3/4 474 475 -2 1/2 2813 +18
02 NOV 481 481 476 477 1/2 -2 1/2 29830 +471
03 JAN 485-851/2 485 1/2 480 1/2 481 1/2 -2 3/4 2414 +2
            177265 +1702
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 16030 -30 MAY 1649 -14 MAY 283 1/4 -2 133.24 - 133.40
JUL 15950 -50 JUL 1673 -13 JUL 289 1/4 -1/4  
AUG 15840 -60 AUG 1686 -12 SEP 294 1/4 -1/2  
SEP 15760 -50 SEP 1694 -17 DEC 304 1/4

-3/4

 

 

本日の相場の動き

 

閑散。コーンは値幅1セント。大豆はテクニカルにやや売られる。

昨日同様に閑散とした相場となった。小麦の作柄が悪化していたこと、中国が久しぶりにUS産小麦を10万トン買い付けたことが好感され、小麦が高値での寄り付きとなると、コーンもつられてやや高値でのスタートとなった。しかしながらその後動きが全く止まる。小さな要因がいくつか交錯するも、相場の方向を決めるほどにはならなかった。強い材料としては、ベルト北部ではまだ雪が降り続いていること、ベルト全体にドライな地域や気温が低い地域が見られ、コーンの作付遅れが懸念されたこと、アルゼンチンの経済相が、明日には輸出税の正式なアナウンスができると述べた事、CRBインデックスが本日も1%近い上昇を見せていた事、などが挙げられる。結局午後になり小麦が高値を維持できなかったこと、大豆も値を下げていた事に引っ張られ、ほんのわずか高値を維持しての終了となった。

大豆もより付きは小麦につられ高値場面が見られたが、買いは続かず。ブラジルの収穫が史上最速のペースで進んでおり、この週末にはほぼ50%に達することを材料にすぐに値を下げた。また先週の上げに対する警戒感から、テクニカルに調整の売りも見られた。中国政府筋から、今年の大豆生産量が昨年比4.2%ダウンするというコメントがアナウンスされたこと、アルゼンチンの輸出税のニュースが強い材料とされた程度。終了間際にやや買い戻されるも、ほぼ終日安値のままの取引であった。また本日も中国の輸入ルールについてはその後の情報は流れてこなかった。

本日のファンドは、コーンは600コントラクトの買い越し、大豆は1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国産地

昨日記載の通り今週は冷え込みが続き、不安定な天候となる。これは、中西部の南部産地やデルタ地域にて作付け準備に一部支障を来たしている模様。ただ、週末に向け徐々に回復傾向にあると言われ、週末から来週へは平年並みに改善するものと思われる。来週はドライ、とまでは行かないがこれまでのウエットな地域おける降雨もごく限られたものになると期待されており、地域的には、ミシシッピ―、アーカンソー、ミズーリ、ケンタッキー、イリノイ南部、インディアナ南部と特にウエットだった地域も来週以降土壌は徐々に改善する見込み。

アルゼンチン

明日より来週始めにかけて気温は平年以上へ上昇。又降雨も今週末一部の地域に限られる。 従い作物にとっては全く問題のない状態であると見られる。

ブラジル

来週前半にかけての1週間、各産地におき総じてドライ予想。気温もほぼ平年並み〜やや高め。最終段階の大豆や各種収穫作業にとっては良好な天候が継続するということになる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等


1) USDA ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

 

−コーン−

  3/26/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 1.9 -0.2 25.8 0.1 1,366.4 1,394.1
2001crop 942.0 -6.5 0.2 0.2 407.1 1,349.3

−大豆−

  3/26/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 0.1 -0.1     5.6  0.0   307.3  313.0
2001crop 133.2 -2.6    0.0  0.0  175.5  308.7

大豆・コーン共にほぼ中立的な内容。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

実際にコーンの作付に弊害が出ているのはデルタ地域のわずかな範囲ではあるが、西部ベルトのドライや、東部ベルト・北部ベルトの気温の低下などが、そろそろ噂され始めている。目新しい材料がない中、作付が無事に終了するまでは天候プレミアムが付き易い。農家は作付準備から暫らく売り物が出ない中、徐々にではあるが高値を目指す展開が予想される。しかし先週の高値5月限207がひとまずの天井か。まだ多くの農家売りを残している事、もし実際に作付が上手くいった場合には、史上最高クラスの生産量が待っている事を考えると、どんどん買い進む環境にはない。

5月限のプライシングはこのレベルからでもOK。安値もここからではしれている。せいぜい1度2ドル割れをトライする程度。7月限のプライシングはまだ。もし作付が実際に上手くいった場合、5月限と同様の価格まで下げてくる可能性が充分にある。

これもまだ相場に織り込むには早いが、中国でも旱魃の懸念が言われ始めている。農作物地域の約10%が現段階で水不足の傾向にあるという。特に吉林省で深刻になりつつある状況にて、20年振りの土壌水分の不足となっている。しばらく注視しておきたい。(N)

 

(大豆)

下げに対する意識も強く、今後の大きな下落は期待薄。しかし今週〜来週にかけては一時的な修正局面と見ており、5月限460前後まで。高値は先週木曜に付けた480強がキーとなる。同レベルのテストは今月半ば以降。  (A)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)