(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月3日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY  203 3/4 - 04 204  201  201 1/4  -2 1/2  173513  -4201 
02 JUL  209 1/2 - 09 3/4  210  207 1/4  207 1/2  -2 1/2 119558  +868 
02 SEP  216 3/4 - 17  217  214  214  -2 1/2 39545  +534 
02 DEC  224 3/4 - 25  225  222  222 1/4  -2 1/2 80199  +863 
03 MAR  233  210 1/4  210 1/4  210 1/4  +0 12925  +75 
03 MAY  238 1/2  233  230 1/2  230 3/4  -2 1/4 1778  +291 
            437224  -1425 

 

大豆     --- 安値寄付き、大幅安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 468 1/2 - 70 470 1/4 461 1/4 461 3/4 -11 1/2 70210 -416
02 JUL 472 1/2 - 74 474 465 1/4 465 1/2 -11 1/2 62180 +462
02 AUG 473 - 73 1/2 474 465 465 1/4 -11 1/2 6652 +114
02 SEP 472 472 462 1/2 462 1/2 -12 1/2 2938 +125
02 NOV 474 1/2 - 75 475 465 1/4 465 3/4 -11 3/4 30215 +385
03 JAN 479 - 79 1/2 480 469 1/2 469 1/2 -12 2508 +94
          178079 +812
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 15690 -340 MAY 1623 -26 MAY 283 1/2 +1/4 132.52 - 132.93
JUL 15620 -330 JUL 1650 -23 JUL 289 1/2 +1/4  
AUG 15490 -350 AUG 1663 -23 SEP 294 1/2 +1/4  
SEP 15390 -370 SEP 1675 -19 DEC 304 1/2

+1/4

 

 

本日の相場の動き

 

大豆にファンド売り。コーンは契約新安値を更新。

大豆が主役となって相場を下げた。昨日のテクニカルな売りの継続から、ギャップを付けての安値寄り付きとなったが、その後も強い材料が殆ど出ないまま、ズルズルと下げていった。南米で今後のドライな天候予報から収穫が進捗するという見方、昨日までのテクニカルな売りで先週の高値が当座の高値となったという考え、中国政府筋より今年の買い付け量は7-8百万トンとUSDAの予想(1,300万トン)を大幅に下回るコメントがあったこと、また同様に中国が既契約の船積を遅らせるという噂が流れていた事、ロシア政府筋よりUS産家禽類輸入禁止解除が一転してしばらく先延ばしされる可能性があるととコメントされ大豆粕がプレッシャーを受けた事、ローンレートは今年は変わらないとの観測から大豆作付面積が増加するという考え、などが材料とされていた。

午後になって中国がアルゼンチン大豆を10万トン買い付けたというニュースが流れると、いかにペソ安で競争力がついているかが再認識されたこと、本日予定されていた輸出税のアナウンスが来週まで延びる見込みとなり、更にアルゼンチン産大豆がUS産に先んじて商売されるという考えからファンドが更に売りを入れ、10セントを越す大きな下げのままほぼ安値引けとなった。また昨日までサポート要因に数えられていたCRBインデックスが、本日は2%近くも急落していたことも相場の足を引っ張った。

コーンは大豆につれ安となった。寄付きは昨日と変わらないレベル。大豆が下げてはいたが、一方で小麦が上げておりサポートされていた。小麦は中国が昨日に続き追加で10万トン買い付けたとアナウンスされたことが強い材料とされた。中国が小麦だけでなくコーンにも輸入タリフを発給したことが確認されたが(数量は未定)、実際の商売があったわけではなく左程材料視されなかった。またアルゼンチン政府筋よりも、コーン生産量を12.6百万トン(USDA12.0百万トン)というアナウンスが流れたがこれもあまり材料視されなかった。結局小麦も大豆の急落で高値を維持できなかった事もあり、コーンは契約新安値を更新しての終了となった。

本日のファンドは、コーンは3,000コントラクトの売り越し、大豆は8,000コントラクトの売り越し、大豆粕は4,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。また本日現在のフューチャーのみのファンドのポジションは、コーンは44,000コントラクトのショート、大豆は21,000コントラクトのロングと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国産地

中西部・デルタとも明日まではドライ気味で気温は平年比まだ低め推移が続く。が、金曜から週末へと気温は平年並みにまで回復する見込み。ただ週末はベルトの60%の範囲で0.25-1.00インチの降雨予報。特にデルタ地域で予想されている。従いこれら地域ではまだウエットな状況から抜けきれないということになる。

アルゼンチン・アルゼンチン

両国産地とも、気温は平年並み〜やや高め、又ドライ傾向が来週まで継続する見込みにて、収穫作業に支障はない。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

1) ブリッシュコンセンサス

 

  4/2/02 3/26/02 3/19/02 3/12/02 3/5/02
大豆 60 57 55 52 47
大豆油 33 29 36 37 31
大豆粕 54 57 51 46 47
コーン 48 49 52 55 51
小麦 51 54 50 45 53

 

内容はニュートラルとされる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

5月限 - これ以上大きな下げは難しい。2ドル割れはあっても197までにて、197-207のレンジを予想。残っているプライシングを締めても差し障りはない

7月限 - まだ待ち。もし作付が上手いけば、5月限と同様に2ドルを目指す展開になる。(N)

 

(大豆)

想定していたレベルまで一気に値を下げた。このレベルからは下がってもあと5-6セントに限られる故(5月限465は割れないと見ている)、抑えて差し支えない、というより寧ろ積極的に抑えるべき。

今後の展開はこのレベルからの『緩やかな』上昇トレンド。先週木曜日の高値に再び到達するには少なくともあと2週間はかかる。(A)

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)