(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月9日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY  202 - 02 1/4 202 3/4  201  201 1/4  -1/4  159968  -5356 
02 JUL  208 1/2 - 08 3/4  209  207 3/4  208  +0 127598  +1649 
02 SEP  215  215 1/2  214  214 1/4  -1/4 41190  -70 
02 DEC  223 1/2  224 1/4  222 1/2  222 3/4  -1/4 82691  +240 
03 JAN    210 1/4  210 1/4  210 1/4  +0 13292  +75 
03 MAR  232  232 1/4  231  231  +0 2181  +161 
            437270  -3183 

 

大豆     --- やや高値寄付き、期近高値引け、期先安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 458 - 58 1/2 462 1/4 457 1/4 461 1/4 +3 1/4 57744 -1210
02 JUL 461 - 61 1/2 463 3/4 460 463 1/4 +2 1/2 66190 +48
02 AUG 460 462 459 1/2 461 3/4 +2 1/4 7248 +182
02 SEP 455 1/2 459 1/2 455 1/2 457 1/4 +1 3/4 3324 +61
02 NOV 459 1/4 - 59 1/2 461 457 1/2 458 3/4 -1/2 31082 -748
03 JAN 463 465 462 462 3/4 -3/4 2841 +8
          171882 -1622
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 15660 +120 MAY 1640 -1 MAY 270 1/4 -2 3/4 130.98 - 131.70
JUL 15520 +90 JUL 1662 -3 JUL 276 1/4 -3 1/2  
AUG 15380 +90 AUG 1676 -2 SEP 282 1/2 -2 3/4  
SEP 15180 +40 SEP 1687 -4 DEC 293 1/2

-2 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

需給報告を控え、値幅の少ない閑散とした相場展開。

コーンは1セントから1-3/4セントの値幅。一言に材料不足。需給報告を控えファンドがショートカバーをする動きを見せるも、雨にもかかわらず平年通りに進捗する作付状況が頭を抑え、買いも続かなかった。その他には台湾がUS産コーンを56,000トン買い付けたニュース、本日はキャトル・ホッグ相場が回復していたこと、小麦が契約安値を付けたこと、などが相場要因とされていたが、特に相場に影響を与えるでもなく昨日と変わらないレベルで静かに終了となった。

大豆もほぼ4セントまでの値幅。明日の需給報告で期末在庫が下方修正されるとの見方から期近がやや上げたが、逆に期先については作付面積が今後上方修正されるとの考えからやや弱含んだ。どちらかといえば強い材料の方が目についたが、今週ずっとロングの手仕舞いに入っていたファンドは左程反応するでもなく買いも大きなものにはならなかった。強い材料としては、韓国のUS産大豆5万トン買い付けのニュース、中国がパーム油と大豆油に輸入タリフを発給したと言うニュース(数量はまだ公式確認できていないが)、中国がブラジル大豆買い付けのために、GMO輸入ルールを緩和して4/10-15の間に最初の大豆輸入の許可を出すと言う噂、などが出ていたがどれも相場の方向を決めるまでには至らなかった。またその他では、アルゼンチン大豆の輸出税は23.5%として、製品の20%と格差を付けると言うニュースが流れていたが、相場には影響しなかった。

本日のファンドは、コーンは1,000コントラクトの買い越し、大豆も1,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国産地

デルタ南部では豪雨

デルタ地域 : 過去24時間、デルタの降雨は激しいものとなった。特にミシシッピ・ルイジアナ・アーカンソーでは集中豪雨となった。ミシシッピ北部では全域で1-3インチ。又多いところでは4-5インチまでの凄まじい降雨量となっている。又テネシー以北については軽い雨にとどまっているが、今週この後2-3日雨は上がりその後金曜あたりから週末にかけて再び降雨。80%の地域に1.75インチまで。程度は軽減するが引き続く降雨。来週も州央には次の前線が見込まれている。この引き続く前線の到来・活発な降雨により、同地域における作付け作業はかなり心配される。 4月後半の回復が見込めないように捉えられたときには、材料視は間違いない。

中西部 : シカゴは本日午前中までは雨が降り続いた。しかしようやく午後遅くに雨雲は姿を消し、久しぶりに日が差すのを確認できた。中西部に次に到来する前線は週末。その程度は先週末から本日までと比べると軽い降雨となるが、80%の地域をカバーすると見られる。(0.25-1.4インチ) 更に来週後半にも次の前線が予想されている。気温は予想通り上昇し、春の風を感じることが出来るようになってきたが、この頻繁な前線の到来と作付け作業への影響がどのように表れるか、が目先の焦点となる。

【 GWS 6-10 日予報 (4/15-4/19) 】

  気温 降水量
西部コーンベルト A A
東部コーンベルト A A/N
春小麦地域 N/B N
デルタ地域 A A/N

総じて気温が高め。これは作付け作業に適した傾向ということが言える。しかしデルタとコーンベルトの降雨予報についてはやや懸念材料。

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等


1) USDA ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

 

−コーン−

  4/2/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 1.1 -0.8 25.9 0.1 1,367.1 1,394.1
2001crop 934.8 -7.2 0.2 0.0 416.9 1,351.9

−大豆−

  4/2/02 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計

ローン合計

2000crop 0.1 0.0     5.6  0.0   307.3  313.0
2001crop 130.8 -2.4    0.0  0.0  178.3  309.1

大豆・コーン共にほぼ中立的な内容。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日の需給報告は何事もなく過ぎていくと考えている。では次は天候で作付がどうなるかであるが、先週からの雨はコーンにも恵みと言える。作付遅れを今云々するのは早すぎる。相場要因が少ない為に無理やり言わせている感じが否めない。デルタで雨が多いと騒がれていたわりには、コーンの作付進捗は5年間平均と同じになっている。思い起こせば今年の冬は暖冬で雨が非常に少なかった。それが今回の雨で土壌水分がかなり改善されている。作付が5月中旬までに終わりさえすれば、7月限も2ドルを目指す展開になるであろう。農家も今は作付一色で売りを出していないが、まだ手持在庫を持っている。何かの拍子で相場が上げたとしても、5月限207、7月限215はしばらく抜けない。

ただプライシングをいつまでも空けておくのもリスクが大きい。5月限はここからの下げは知れている。ここでの手仕舞いも問題ない。7月限は5月限とのスプレッドを考えた場合に、ひとまず205割れで少しずつ指値を入れておきたい。(N)

 

(大豆)

目先は現在のレベルでの揉み合いを予想。7月限で460を割れるところは抑える方針。

本日新農業法案取りまとめについてのコメントが幾つか出たが、上院下院でまだ150項目程が決着を見ていない模様。プレスへのコメントとしては、5月1日までには何とか全てを取りまとめ、大統領のテーブルに上げる。そしてそれを2002年クロップへ引き当てる・・・と、あくまでもこの新穀よりの開始を掲げてはいるようであるが、先行きはまだ見えてこない。先日の作付け意向の数字との絡みもあり、今後の動向が注目されるところ。(A)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)