(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年4月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 199 3/4 - 200 | 200 | 198 1/2 | 198 3/4 | -1 | 150254 | -5993 |
| 02 JUL | 206 1/2 - 06 3/4 | 206 3/4 | 204 3/4 | 205 | -1 1/4 | 138692 | +7572 |
| 02 SEP | 212 1/2 - 12 3/4 | 212 3/4 | 211 1/2 | 211 1/2 | -3/4 | 39643 | -1523 |
| 02 DEC | 221 1/4 | 221 1/2 | 220 1/4 | 220 1/2 | -3/4 | 83000 | -105 |
| 03 MAR | 230 | 230 | 229 | 229 1/2 | -3/4 | 13746 | +429 |
| 03 MAY | 235 | 235 1/2 | 235 | 235 1/2 | -3/4 | 2223 | +15 |
| 438168 | +546 |
大豆 --- やや安値寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 02 MAY | 459 - 60 | 460 1/2 | 457 1/2 | 458 | -2 1/2 | 52219 | -2823 |
| 02 JUL | 460 1/2 - 61 | 461 1/4 | 458 | 460 | -1 1/2 | 69167 | +2297 |
| 02 AUG | 459 - 59 1/2 | 459 1/2 | 457 | 458 | -1 1/4 | 7467 | +180 |
| 02 SEP | 453 1/2 - 54 1/2 | 454 1/2 | 451 1/2 | 453 | +1 | 3746 | +398 |
| 02 NOV | 453 - 53 1/2 | 454 | 451 | 452 3/4 | -1/4 | 28912 | -1980 |
| 03 JAN | 457 1/2 - 58 | 458 | 455 1/2 | 457 | +1/2 | 2978 | +31 |
| 3836 | -1897 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 15520 | -120 | MAY | 1651 | +6 | MAY | 271 1/4 | -1 1/4 | 129.92 - 131.67 |
| JUL | 15340 | -120 | JUL | 1676 | +6 | JUL | 277 1/4 | -1 1/2 | |
| AUG | 15160 | -160 | AUG | 1686 | +4 | SEP | 283 1/4 | -1 3/4 | |
| SEP | 14970 | -150 | SEP | 1699 | +4 | DEC | 293 1/2 |
-2 1/4 |
| 本日の相場の動き |
コーンは契約安値を更新、大豆もアルゼンチンの好天を材料に下落。
昨日の売りが行き過ぎとの考えから、コーンの寄り付きはやや高値。週間輸出成約は少なかったが、今朝別に仕向地不明の成約が132,800トンあったこと、今夜韓国が105,000トンの入札を行うというニュースに相殺された。しかし昨日も安値の原因となったキャトル・ホッグ相場が今日も大きく下げていた事(午後になりやや回復)、オーツの期近がリミットダウンを付けたこと、ダウジョーンズ、ナスダック、CRBインデックスの大幅下落などが心理的にマイナスに作用し、すぐにコーンも安値に転じた。昨日付けた安値を何ら抵抗なく抜き去り、5月限は3月限の安値であった198-1/2にヒットした。流石にここからは商業筋の買いなどで支えられるも、上値に大きく上がる力もなく、結局このままずるずるとほぼ本日の安値圏での終了となった。世界コーンの在庫が1995年以来の低い水準になっていること、NWSが中西部、特に西部ベルトでの土壌水分の不足が広がっているというコメントが伝えられるも、マーケットには反映されていなかった。
大豆はアルゼンチンの天候がドライに転じたことを受けてやや安値寄り付き。週間輸出成約高は予想以上の数字であったが、キャトル・ホッグ相場の暴落で大豆粕が安値に沈み大豆もつられた。コーンが約定安値を更新していた事、ダウジョーンズなどの下げもあり大豆も3-4セント安はで下落した。しかし中国が大豆の輸入通関に向けて動き出しているというニュース、アルゼンチンで一番大きな農家団体が4/28-30でストライキを構えてるというニュースにサポートされて安値からはやや値を戻しての引けとなった。
本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの売り越し、大豆も2,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国産地
デルタ地域 : 明日には到来する次の前線は同地域に3-4日程度の間雨をもたらすと見られる。程度は今回の豪雨とは違い、軽いものになるが、それでも80%の範囲に1.75インチまで。作付け作業に際し、支障を来たす事は事実。まだそれを語るには時期尚早ではあるが、4月後半になっても現コンディションに回復が見られない場合には綿花・大豆への作付けシフトといった話が現実味を帯びてくることになる。
中西部 : 中西部は主に北西地域(ミネソタ・アイオワ・ダコタ、或いは北部ウイスコンシンなど)にて一部降雨を見たが、イリノイ以東については晴れ。気温も最高気温70度強にまで上昇している。しかしこの西部に降雨をもたらした前線は次第に東部へ移動する。従い週末にかけては激しいものではないものの各地で再び降雨が予想されている。来週火曜2かけて、コーン地域の85%、小麦地域の75%に1.2インチまで(多い所では2インチまで)の降雨が予想されている。
南米各産地
現在ブラジル南部の主要産地であるリオグランデドスルにおいては前線の影響で活発な降雨が続いている。昨夜からの降雨量も1-2インチに達している。同州におけるこの降雨は来週半ばまで継続すると見られ、それまで各地において活発な降雨が予想される。
アルゼンチン中央部の産地においては、土日こそ降雨はストップするが来週前半〜半ばにかけてはブラジル南部と同様に各地幅広い範囲で降雨が予想されている。従い、現在収穫期のコーン・大豆・綿花、収穫作業は更に懸念される。ドライな天候が待たれる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(4月4日の週) (単位:千トン) |
【寄り付き前の発表】
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 445.2 | 13.8 | 33,323.3 | 33,451.5 | 6,301.6 | 262.7 |
| 大豆 |
403.9 |
25.0 | 25,805.0 | 24,760.8 | 2,538.1 | 445.0 |
| 小麦 | 184.2 | 175.6 | 23,498.6 | 25,354.5 | 3,038.2 | 471.0 |
| 大豆粕 | 65.3 | 11.1 | 5,304.3 | 4,632.9 | 1,070.8 | 255.3 |
| 大豆油 | 0.2 | 0.0 | 575.8 | 296.0 | 92.1 | 0.9 |
寄り付き前の市場予想では、大豆200-350千トン、コーン650-850千トン、大豆は予想の上限以上、コーンは予想の下限以下となった。
本日の数字で輸出成約進捗率は、コーンは昨年同時期比先週時点からほぼ変わらず99.6%、大豆は先週の進捗率103.4%から104.2%と僅かに回復。
| 2) 週間輸出高 4月4日の週 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 931.6 | 1,259.6 | 27,021.7 | 27,833.9 | 48,900 |
| 大豆 | 271.1 | 411.1 | 23,266.9 | 22,284.0 | 27,760 |
| 小麦 | 474.6 | 346.8 | 20,460.4 | 21,939.8 | 26,540 |
| 大豆粕 | 188.3 | 149.4 | 4,233.5 | 3,848.2 | 7,170 |
| 大豆油 | 20.9 | 5.0 | 483.7 | 275.7 | 1,040 |
輸出進捗については、コーン : 昨年同期比、先週の98.7%から97.1%、 大豆 : 先週の108.7%から今週は104.4%と、コーン・大豆ともにペースダウンとなっている。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
コーン5月限界はさらに約定安値を更新したが、そろそろ底値。ファンドは5月限のショートを期先に乗り換える動きに出る。7月限以降は基本的に待ち。ただ7月限205割れは少しは拾っておいていいように思われる。上値への心配は少ないが、作付時期の天候相場の最中に6月積以降のプライシングを全て空けておくのもどうか。7月限も上手くいって安値は2ドルを少し割れたところ、高値はとりあえずは215と見ており、2ドル前半で少し買う分には問題ないと思う。(N)
(大豆)
依然として上値に対しては重苦しいムードが漂っている。しかし7月限460前後というレベルはひとまず目標値であったこともあり、更なる下値への欲は一旦払拭したい。しかし、このところ、貴金属から天然ガス、原油、綿花、砂糖、そして穀物・家畜相場に至るまで全てが下がってきている。何かおかしな雰囲気を感じるのは私だけではあるまい。日に日に上値への(時間的な)期待が遠のいているのを感じる。が、現在は我慢の時期だと思っている。
さて、目先の材料としては、やはりデルタ・中西部の天候推移、中国のGMOに関する書類の問題、新農業法案審議の行方など。特に11月限(新穀)は天候・農業法に影響をより受けやすくなる限月でもあるが、現レベル450付近は強いサポートだと見ておりここはやはり拾っておきたい。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)