(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月16日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY  196 - 96 1/2 198  196  197 3/4  +1 3/4  135448 -4568
02 JUL  202 1/4 - 02 1/2  204 1/4 202 1/4  204  +1 3/4   145296  +1812
02 SEP  209 1/4 - 09 1/2  210 1/2 209  210 1/2  +1 1/2   42735  +307
02 DEC  217 3/4  219 3/4 217 3/4  219 1/4 +1 1/2   83455  -393
03 MAR  226 3/4 - 27  228 1/2 226 3/4  228 1/4  +1 1/2   14760  +161
03 MAY  234  234 233  234  +1 1/2   2695  +146
             435138  -2587

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
02 MAY 457 - 57 1/2 464 3/4 456 3/4 463 1/4 +6 3/4 40353 -2691
02 JUL 459 1/2 - 60 468 459 466 3/4 +8 72540 +736
02 AUG 458 - 58 1/2 466 457 1/2 464 3/4 +8 7937 +625
02 SEP 454 1/2 463 454 462 3/4 +9 1/2 4031 +30
02 NOV 454 1/2 463 1/2 453 1/2 463 +9 1/2 26913 -312
03 JAN 459 469 459 468 3/4 +10 3145 +82
          158595 -1468
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 15890 +250 MAY 1652 +14 MAY 275 +3 1/4  
JUL 15710 +290 JUL 1676 +15 JUL 282 1/4 +3 1/2  
AUG 15550 +300 AUG 1688 +15 SEP 288 1/2 +3 3/4  
SEP 15350 +330 SEP 1703 +18 DEC 299 1/2

+3 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

大豆、複数要因がファンドの買いを煽る

― NOPA発表の3月搾油報告で好調な数字が確認されたこと
― アルゼンチンでの降雨 → 収穫作業への支障
― アルゼンチン国内輸出業者・輸送機関などのストライキへの動き
― ローンレート改定についての噂 (大豆は504へ、コーンは197へ・・・無論未確認)
― 昨日の安値を見た後のテクニカルな動き

これらの材料が重なり合い、本日は10時過ぎ頃までに本日の中心レンジ(7月限で465前後)まで相場を持ち上げ、その後は一貫して同レベルでのトレードが続く。ファンドの活発な動きにセッション後半本日の高値をつけ、ほぼ本日の高値圏での引けを向かえた。

本日のコーンは他商品の活況に呑まれた感がある。実際の取引もまちまちであった。独自要因としては、韓国の105000トンオプショナルコーン、15000トンの中国産コーンの買付けは(小麦に回らなかっただけでも)支持要因と取られ、又キャトル・ホッグ市場も回復しているなどあったが、同時に中国の2002年コーン輸出見込みが4百万トンとされたこと、或いは上記ローンレートの噂が大豆とは逆に作用するなどして、その上げ幅も限られることとなった。

本日のファンドは、大豆4000枚、大豆粕2000枚、コーン3000枚の買い越しであったと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国産地

デルタ地域 : 総じてこの1週間は気温は高め推移。前線の通過もあるが、激しい雨は予想されておらず、これ以上フィールドワークに支障を来たすような事態にはならない。しかし、今後一気に改善に向かうとも言い切れず、現在の予報内容を前提にしても、やや時間はかかると思われる。そうするうちに作付けについての焦点は綿花へ移り、その後大豆へ、とシフトしてゆくこととなる。気温は今週いっぱい平年比高め推移となるが、来週にはクールダウン、平年並み〜やや低めとなる。

中西部は、各地でこの時期の記録・・最高気温は90度を超える

中西部 : 予報より上をいく現在の気温の上昇はこれまでの記録をあっさり塗り替えている。昨日はミネソタ・アイオワ北部などといった地域でも最高気温が90度を超えるレベルを記録したというから驚きである。

さて、この季節はずれの高温も本日火曜がピークか。明日以降は週末に向けて徐々にレベルを下げ、週末にはほぼ平年並み。そして来週には平年をやや下回るレベルで推移すると見られている。

降雨は各地で散発的に予想される。向こう5日間でコーン産地の約半分は最大で1.5インチまでの降雨を見ると言われるが、その程度は大きく作付け作業を阻害する、とは捉えられていない。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月22〜26日) 】

  気温 降水量
コーンベルト西部 N/B A
コーンベルト東部 N A
春小麦地域 B A/N
デルタ地域 A/N N/B

今週は平年よりかなり高い気温の推移が続くが、週末から来週にかけてはこの6-10日間予報に出ているとおり、気温は平年並み〜やや低めに下がる見込み。又降水量が多く出ているが、現時点では作付けを阻害するような大きな雨が予報されているわけでもない.。

 

 

南米各産地

アルゼンチン。予報どおり。コーン産地の60%、大豆産地の85%にて0.10-0.50インチまでの降雨。本日は約25%の範囲に一部雨は残るがその後は週後半に向けて雨は上がる。従い収穫作業進捗が期待される。

ブラジルでは引き続き産地では雨勝ち。従い収穫のペースは決して順調なペースだとは、いえない。しかし当初の予報からすればやや降雨量も抑えられてきており、今後の更なる進展が期待されるところ。

 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

 

1) NOPA月間搾油高

 

本日発表の3月月間搾油実績明細は下記の通り。

  3月 2月 前年同月
搾油量(千ブッシェル) 145,374 134,968 137,869
大豆粕生産量(百万トン) 3.48 3.21 3.31
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル) 47.89 47.59 48.04
大豆粕輸出量(トン) 618,984 727,609 663,694
大豆油生産量(千ポンド) 1,636,921 1,509,737 1,568,251
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル) 11.26 11.19 11.37
大豆油在庫量(千ポンド) 2,404,912 2,306,861 1,946,072

大豆の搾油量は先月比増加にて本日の支援材料とされた。大豆油の在庫についてはその増加がややネガティブな材料とされている。

 

2)USDA LOAN DATA (単位 : 百万ブッシェル)

 

−コーン−

  4月9日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.8 -0.3 26.0 0.1 1,367.3 1,394.1
2001crop 922.6 -12.2 0.2 unch 433.2 1,356.0

−大豆−

  4月9日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.1 0.0     5.6  0.0   307.3  313.0
2001crop 126.8 -4.0    0.0  unch  182.6  309.4

内容はコーン大豆ともにニュートラル。

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

 

【大豆】

本日の反発(ファンドの動き)は、昨日の約1ヶ月振りにつけた安値への警戒が大いに感じられる。7月限でいう450台半ばを中期的な底値圏としている見方にいまだ変化なし。 しかし今後一気にあがる相場でもなく、現ね位置を中心としたアップダウンが短期的に予想される。

【コーン】

大豆とは大きく趣が違うコーンは依然として底値探しのダウントレンドが続いている。個人的には先週つけた安値に何かきっかけのようなものを感じており、今度こそは底値固めでは・・と見てはいるが、「もうはまだなり」。又逆に焦る段階でもないと考える。 (A)

 

 

【ご注意】

弊社作成本相場情報内における各種コメント内容、その正確性についてはその一切を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)