(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月22日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 MAY  198 98-1/4  200 1/4  198  198 3/4  +1 1/2  104267  -9481 
02JUL  203 1/4 - 04  206  203 1/4  204 1/4  +1 3/4  165801  +4784 
02 SEP  210 1/4  211 3/4  209 3/4  210 1/4  +1 1/2  44132  -784 
02 DEC  218 1/2 - 18 3/4  220 1/2  218 1/4  218 1/2  +1 1/2  85361  +2324 
03 MAR  227 3/4 -28  229  227 1/4  227 1/4  +1 1/4  15089  +150 
03 MAY  233  233 1/2  232 1/4  232 1/2  +1  3213  +213 
            429505  -2748 

 

 

大豆     --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
02 MAY  477 - 78  478  470  470 1/2  -1 1/2  35682  -2053 
02 JUL  479 - 80  481 1/2  472  472 3/4  -1 1/2  77210  +884 
02 AUG  476 1/2 - 77  478  469 1/4  469 1/2  -1 1/2  9721  +617 
02 SEP  471 1/2  471 1/2  464  464  -2 3/4  4712  +81 
02 NOV  469 1/2 - 70  471 1/2  462 1/2  463  -3 1/4  28827  +1377 
03 JAN  477 1/2  477 1/2  468 1/2  468 1/2  -3  3035  +19 
            163325  +1096 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16190  -70  MAY  1691  -1  MAY  264 3/4  -2 1/4  129.70 - 129.94 
JUL  15910  -70  JUL  1718  +0  JUL  272 3/4  -1 1/2   
AUG  15650  -70  AUG  1729  -1  SEP  279 3/4  -1 1/2   
SEP  15380  -130  SEP  1742  +0  DEC  292  -1/2   
                   

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは雨で上げ、大豆はアルゼンチン情報で上下する展開。

大豆は高値での寄り付き。今日から銀行が少なくとも水曜日までクローズされるというニュースにより、アルゼンチンでの混乱が更に長引き、輸出市場に暫らく登場しないという考えから上げた。またパーム油が上げており、その為大豆油も強かった事が大豆にもサポート要因となった。大豆の週間輸出検証高はニュートラル、またサフラス発表の収穫進捗率78%もニュートラル(平均80%)。しかし高値は同じくアルゼンチンからのニュースに相殺されて長くは続かなかった。先週話題にされた輸出税を3月4日に遡って徴収するという案が政府より正式にキャンセルされたこと、またストップしていた輸出港での荷役が再開されたというニュースから一気に値を戻した。午後に入り大豆油の高値も続かなかった事、今週の雨予報によりコーンの作付遅れ→大豆の作付増加という発想が出たこともあり、結局さらに値を下げて前日より安値まで沈み、ほぼ安値引けでの終了となった。午前中に中国がUS産大豆を西海岸積で買い付けたのでは?という噂が流れていたが、確認される事もなく、強い材料にはなり切れなかった。 

コーンはやや高値での寄り付き。週末にほぼ中西部全域で雨が見られたこと、向こう10日間も雨の多い予報が出たことが買いを呼んだ。特に今週末の降雨システムにより、場所によってはかなり激しい雨が予報され、作付遅れだけでなく作付のやり直しまで口に出すトレーダーがおり、終日高値圏でのトレードが続いた。週間輸出検証高が予想以上であったこともあり、一時は3セント高までの上昇が見られたが、小麦が契約新安値を更新していたことに影響され、最後はやや戻しての終了となった。 

本日のファンドは、コーンは1,000コントラクトの買い越し、大豆は3,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

アメリカ中西部

今週末に激しい降雨予報。 

週末は雨。中西部全体の90%に0.25-1.5インチの降雨が見られた。今後10日間に更に3つの降雨システムが予報されている。最初は今週半ばに65%の範囲に0.2-0.9インチの降雨、2つ目は今週末に75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨量、所により3.5-4.0インチの降雨量。3つ目は来週半ばに65%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。問題は2つめのシステム。場所により相当量の降雨量となりそう。その為コーンの作付遅れは勿論、一旦作付されたコーンの作付けし直しも出てくると考えられている。気温は総じて平年よりやや低め。 

中国 

コーンの作付は順調。土壌水分も潤沢に保たれている。今週は65-70%の範囲に0.3-1.3インチの降雨が予報されているが、作付に大きな妨げになるようなものではない。 

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月28〜5月2日) 】 

  気温  降水量 
西部ベルト  N/B  A/N 
東部ベルト  N/A  A 

コーンにはサポーティブ、大豆にはネガティブ。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  4月18日の週  4月11日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,043.6  869.6  987.5  28,865.3  29,876.9 
大豆  225.8  263.8  170.3  23,725.3  22,875.9 
小麦  429.3  364.8  469.3  23,631.6  25,385.2 

コーンは予想より大きい数字、大豆はニュートラル。  

 

2)USDA週間作付け進捗状況・主要州(4/21/02の週) 

【単位 : %】 

  4/21/02  4/14/02  4/21/2001  5-year av. 
イリノイ  18  1  17  14 
インディアナ  2  0  10  7 
アイオワ  12  1  1  3 
カンザス  26  11  22  20 
ケンタッキー  30  17  45  34 
ミシガン  1  0  0  1 
ミネソタ  3  0  0  4 
ミズーリ  52  26  22  30 
ネブラスカ  8  1  2  4 
ノースカロライナ  60  33  57  57 
オハイオ  2  2  3  6 
テネシー  63  25  63  53 
テキサス  66  59  48  59 
主要18州平均  13  4  9  10 

明日の相場にはニュートラルと考えられている。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

雨で相場が上げた。しかし昨今の作付機械の大型化、No-Tillによる作付技術の開発により、2,3日晴れ間が見えて作付が開始すれば、瞬く間に作付が終了する事が可能となっている。1週間程度の降雨による作付遅れは、結果として問題にはならない。予想通りの作付進捗とはいえ、過去5年間の平均よりも4ポイントも進捗している。今週の作付遅れは特に懸念する必要はない。作付が無事終了すれば、相場はまた下がってくる。期近5月限は当用買い、7月限以降はまだ待ち。(N) 

 

(大豆) 

アルゼンチンの輸出停滞を材料にここまで上げてきた。しかしアルゼンチンはいつまでも輸出市場から隔離されるわけでもない。細々とかもしれないが、いずれまた出てくる。従いこの上げは修正される。今日の高値が当面上値抵抗線になるのではないか。今日の高値を抜く為には、アルゼンチンの混沌とした状況が更に長引くこと、中国がUS産大豆を買い付けたという証拠が必要。コーンほどの弱い相場を大豆では考えていないが、今は買い時とはいえない。(N) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成本相場情報内における各種コメント内容、その正確性についてはその一切を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)