(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年4月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY02 | 199 1/4 - 99 3/4 | 199 3/4 | 197 1/2 | 197 3/4 | -1 | 89780 | -6293 |
| JUL 02 | 205 - 05 1/4 | 205 1/2 | 203 | 203 1/2 | -1 | 174188 | +2034 |
| SEP 02 | 211 1/4 - 11 3/4 | 211 3/4 | 209 3/4 | 209 3/4 | -1 | 44163 | -280 |
| DEC 02 | 220 - 20 1/4 | 220 1/2 | 218 1/4 | 218 1/2 | -3/4 | 87151 | +1366 |
| MAR 03 | 229 - 29 1/4 | 229 1/4 | 227 1/4 | 227 1/2 | -1/4 | 15422 | +203 |
| MAY 03 | 234 1/4 | 234 1/4 | 233 | 233 | -1/4 | 3287 | +74 |
| 425875 | -2868 |
大豆 --- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 02 | 477 1/2 - 78 | 480 | 473 1/4 | 479 1/2 | +5 1/2 | 30720 | -3612 |
| JUL 02 | 480 1/2 - 81 1/2 | 484 | 476 1/2 | 483 1/4 | +6 1/4 | 79757 | +1473 |
| AUG 02 | 477 1/2 - 78 | 479 3/4 | 474 | 479 1/4 | +5 3/4 | 9757 | +75 |
| SEP 02 | 471 1/2 | 473 | 468 | 471 3/4 | +2 3/4 | 5111 | +119 |
| NOV 02 | 472 - 72 1/2 | 472 1/2 | 467 1/2 | 470 | +1 3/4 | 28618 | -217 |
| JAN 03 | 475 1/2 | 476 1/2 | 473 1/2 | 476 | +2 1/2 | 3089 | +6 |
| 161203 | -2150 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 16590 | +250 | MAY | 1701 | +15 | MAY | 263 1/2 | -1 | |
| JUL | 16310 | +250 | JUL | 1724 | +14 | JUL | 270 1/2 | -1 3/4 | |
| AUG | 16000 | +220 | AUG | 1736 | +14 | SEP | 277 1/2 | -2 | |
| SEP | 15680 | +170 | SEP | 1748 | +13 | DEC | 289 1/4 | -2 | |
| 本日の相場の動き |
アルゼンチン情勢、ますます混沌 → 大豆に再び買い
大豆 本日はギャップをつけてのやや高値寄りつき。本日もアルゼンチンよりのニュースが材料の中心となる。同国の輸出税が更に10%上乗せされる(即ち現在の20-23.5%から30-33.5%までの上昇)という政策案が、今週後半発表されると見られる同国の新経済計画の中に織り込まれる見通しである、との某テレビ局の報道がファンドの買い気に勢いをつける形となった。又既に二人の大臣が辞職している現内閣に対する信任も薄く、大統領も含め再び人員が入れ替わるのではないかという空気は、混沌としたアルゼンチン情勢に注意を払っていた市場参加者を更に緊張させることとなった。大豆三品の主要輸出国である同国のこのような現状に対し、市場不安は全く払拭できず、特に目先の現物取引に対する不安から期近3本を中心に後半買い上げられ、そのまま高値引け、ということとなった。
コーン 総じて閑散。序盤は大豆市場にやや刺激を受け辛うじて昨日比変わらずレベルでの価格推移となる。又本日から中西部各産地における前線の通過が週末に向けての作付け作業に支障を来たすこと、台湾の56000トン米国産コーンの買付け意向なども心理的な支持材料として作用することとなった。しかし、セッション後半に入ると独自材料不足により取引は閑散となる。その中で、輸出競争国である中国の今年度コーン輸出量が(USDA予測の4百万トンを上回る)5-7百万トンにまで増加するのではないか、などという憶測もフロアでの話題となり、最終的には(大豆とは対称的に)ファンドの売りが勝る形で昨日比、やや安値で本日の取引を終了することとなった。
本日のファンドは、コーンは3,000コントラクトの売り越し、大豆は3,500コントラクトの買い越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
アメリカ中西部
予報に変化なし。今週末、ベルト南部の一部に激しい降雨予報。
昨日は10%の範囲に0.1-0.35インチの降雨。今夜から今後7-10日間に3つの降雨システムが予報されている。最初は今夜から明後日にかけて65%の範囲に0.2-0.9インチの降雨、2つ目は今週末に80%の範囲に0.4-1.8インチの降雨量、所によっては3.0インチの降雨量。3つ目は来週半ばに65%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。問題は2つめのシステム。場所により相当量の降雨量となりそう。その可能性としてはベルト南部が大きい。その為コーンの作付遅れは勿論、一旦作付されたコーンの作付けし直しも出てくると考えられている。気温は総じて平年よりやや低め。
総じてこの3つのシステムによる降雨は東部ベルト、南部ベルトに中心がいきそう。従い西部ベルトでは作付がある程度進むが、東部ベルトでは進まない。
現状では西部ベルトはまだ土壌水分が不足している地域が見られるが東部ベルトはウエット。これ以上の降雨は望ましくない。西部ベルトも土壌水分の不足が懸念されるような地域はネブラスカの一部だけにて、まだ問題となるほどのものではない。
中国
コーンと大豆の作付は順調に平年並みのスピードで行われている。土壌水分にも問題はなく、作付けされたコーン、大豆の発芽も順調。今後5日間の天気予報は、コーン、大豆地域の65%範囲に0.1-1.0インチ程度の散発的な降雨が見られる程度。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月30〜5月4日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | N/A |
| 東部ベルト | N/B | A/N |
引き続きコーンには強い材料、大豆には弱い材料。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)ブリッシュコンセンサス (単位 %) |
| 4/16/02 | 4/16/02 | 4/9/02 | 4/2/02 | 3/26/02 | |
| 大豆 | 57 | 52 | 53 | 60 | 57 |
| 大豆油 | 36 | 34 | 32 | 33 | 29 |
| 大豆粕 | 51 | 48 | 46 | 54 | 57 |
| コーン | 39 | 40 | 47 | 48 | 49 |
| 小麦 | 38 | 45 | 41 | 51 | 54 |
内容的には予想範囲内にて中立。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
5月限は当用買い、7月限以降の買いは待ちの姿勢に変わりなし。マーケットが強い材料として捉えている中西部での今後10日間のウエットな天候予報、それにアルゼンチンでの引き続きの混乱により短期的なUS産への需要のシフト、このふたつが焦点とされた今日の相場でも上げることすらできなかった。このコーン相場はまだ相当に弱い。(N)
(大豆)
今週の修正安予想に待ったをかけるとすればこれしかない、と考えていたその「アルゼンチン情勢」が今週まさに材料となった。今週に入ってから立て続けに市場にインプットされるこれら新規材料に、7月限はついに3月末につけた高値を僅かに更新し484をつけるに至る。特に現在の材料が目先の現物需給関係に大きく作用する可能性のあるものばかりだけに、この7月・8月限への風当たりは当然強くなる、ということになる。
従い、今は先行き(アルゼンチンの今後の動静)を見守るしかないが、現在の勢いに短期的には更なる高値を更新することも否定できない。大国中国などの需要国が実際に米国に食指を向けることとなれば、特に期近3本へは刺激的な材料となり得る。 新穀11月限については、3月末の高値までは更に15セント近くあり、このレベルへ到達することは目先ない、と見ているが、期近限月の動きにある程度左右されると見ており、それが落ち着くまでは下値期待も薄い、と言わざるを得ない。
中期的に、今後現在のトレンドがそのまま上昇基調に繋がるという見方はまだしておらず、修正局面は必ずあると考えるが、現在の「混沌」が落ち着くまでは相場も下がれる状態ではなかろう。それまでは事態を見守る姿勢とする。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)