(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年4月29日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
MAY02  197 - 96 3/4  197 1/4  192 1/4  192 1/2  -3 3/4  59545  -13787 
JUL? 02  203 1/2 - 04  204 1/4  200  200 1/4  -2 3/4  194444  +5621 
SEP? 02  211  211  207  207 1/4  -2 1/2  46028  +722 
DEC 02  220 3/4 - 21  221  216 3/4  217  -2 1/2  90320  +1464 
MAR 03  229 3/4 - 29 1/2  229 3/4  225 3/4  226  -2 1/4  14887  +78 
MAY 03  235  235  231  231  -2 1/2  3586  -39 
            421648  -5696 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
MAY 02  466 - 66 1/2  466 1/2  460 1/4  461 3/4  -5 3/4  19412  -7259 
JUL?? 02  469 - 69 3/4  469 3/4  463  465 1/2  -4  81744  -2750 
AUG 02  465 1/2 - 66  466  460 1/2  462  -3 1/2  10106  +375 
SEP? 02  458 3/4 - 59  459 3/4  455  456 3/4  -3 3/4  6357  +358 
NOV 02  458 - 58 1/2  459 1/4  454 3/4  456 3/4  -2  30823  +762 
JAN 03  461  462 1/2  460 1/2  462 1/4  -1 3/4  3247  +151 
            156015  -9027 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16060  -100  MAY  1617  -33  MAY  256  -1 3/4  127.96 - 128.12 
JUL  15800  -60  JUL  1644  -30  JUL  265  -1 1/2   
AUG  15550  -50  AUG  1657  -30  SEP  272  -3/4   
SEP  15310  -20  SEP  1670  -28  DEC  284  -1 1/4   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆はアルゼンチン状況の改善から売られ、コーンは輸出検証が失望で売られる。

大豆 やや安値寄りつき。アルゼンチンの銀行がオープンしてドルとの交換業務も再開されたこと、ペソが堅調であった事が売りを誘った。また中西部のウエットが大豆の作付増加を予想させたこと、南米大豆の収穫が順調である事、等も売り材料とされた。週間輸出検証高はニュートラル。しかし噂されていた中国の名前がなかったことがやや売り材料とされた。ドルが安くてヨーロッパ向け商売が期待されたこと、アルゼンチンで小規模農家のストライキのニュースがやや買い材料とされるも、大豆油が大きく下げていた事もあり、大豆もつられて更に値を下げた。最後には大豆油がやや値を戻した事につられて大豆も少し戻したが、終日安値での取引であった。 

コーン やや高値寄りつき。予想以上の中西部の雨と今後の雨予報に作付遅れの懸念から買いが入った。また韓国が2船のオプショナルコーン、1船の中国コーン、台湾が1船のUS大豆とコーンの積み合わせを今夜買い付けるというニュースもサポート要因とされた。ただ先週発表のファンドポジションにて、思ったよりショートが少なかったことから上げ幅が抑えられた。しばらく高値を維持していたが、10時発表の週間輸出検証が予想以上に少ない数字であったことから一気に安値へと転じた。中国がもうすぐ150万トンの売りを行うという先週からの噂、ホッグ相場が大きく下げていた事、中国が5/1より1週間の休み、ヨーロッパも今週は休みの国が多いこと、日本も休み、と買いは暫らく入らないという考えも売り材料にされていた。終了間際には更にファンドが売りを入れ、期近5月限は契約安値を更新し、そのままほぼ安値引けでの終了となった。 

ちなみに農業法の詳細は今週中には発表される見込みと言われている。 

本日のファンドは、コーンは2,000コントラクトの売り越し、大豆も2,500コントラクトの売り越しであった考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

アメリカ中西部

週末の降雨はベルト全体の90%の範囲に0.4-1.8インチ、所により3インチとなった。特に雨が多かったのは作付が遅れている東部ベルト。今夜から明日にかけてまた35%の範囲に0.1-0.3インチと軽めの降雨が見られる。また水曜日から木曜日にかけても85%の範囲に0.35-1.8インチ、所により2インチの降雨が予報されている。更に週末から来週初めにかけても同程度の多目の降雨が予報されている。今週の降雨の中心もどちらかといえば東部ベルトと予報されており、東部ベルトを中心にコーンの作付遅れが懸念される。今後10日間の気温は平年並みを予想。 

中国 

程よい降雨が続いている。週末にも0.2-1.2インチの降雨がコーン・大豆地帯の広範囲に見られた。今後10日間も散発的な降雨が予報されており、作付けされたコーン・大豆の初期成育は順調。作付遅れも見られていない。気温は平均並。総じていえば、過去10-15年の中で一番恵まれたスタートとなっている。 

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月5日〜5月9日) 】 

  気温  降水量 
西部ベルト  A/N  A 
東部ベルト  A  A 

降水量予報が多く、コーンには強い材料、大豆には弱い材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  4月25日の週  4月18日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  672.6  1,043.6  877.7  29,537.9  30,754.6 
大豆  265.8  237.0  306.2  24,009.3  23,182.0 
小麦  646.9  429.3  610.1  24,290.0  25,995.3 

大豆はニュートラル、コーンは失望。  

2)進捗率 

 

作付け  4/28現在  先週  昨年  平均 
コーン  26%  13%  25%  25% 
マイロ  20%  18%  18%  19% 
大豆  3%  N/A  5%  4% 

コーンは先週の雨にもかかわらず予想以上の進捗。明日の弱い材料。しかしながらインディアナの4%(先週2%)。オハイオの5%(先週2%)の遅れが気にかかる。大豆はニュートラル。 

 

発芽率  4/28現在  先週  昨年  平均 
コーン  7%  N/A  7%  N/A 

 

3)サフラス情報 

サフラスによれば、4/26現在にてブラジルの大豆収穫の進捗率は87%(昨年92%、5年間平均90%)となっている。また農家がホールドしている玉は51%にて昨年の48%よりも売り進捗がやや遅いペースとなっている。 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆旧穀限月は3月末に付けた高値を4月に一旦更新しており、まだトレンドとしては上値トライの可能性の方が強い。少なくともコーンのような弱い相場にはならない。一方コーンはこれだけの雨、雨予報にもかかわらず5月限は契約安値の更新となった。7月限以降も再度契約新安値をトライする動きになる。午後に発表された作付進捗も西部ベルトを中心に進捗しており、全体の進捗だけ見れば弱い材料。東部ベルトの遅れは気にかかるが、この弱い地合ではそれはまだあまり問題にはされないであろう。明らかに作付が遅れ、問題がもっと表面化しない限りコーン相場に上値は期待できそうもない。(N)

 

 

【ご注意】 

弊社作成本相場情報内における各種コメント内容、その正確性についてはその一切を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)