(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年5月07日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY02 196 3/4 - 96 1/4 199 3/4 196 1/4 199 +5 5270 -1405
JUL  02 203 - 02 1/2 206 1/4 202  204 3/4 +4 1/4 214346 +922
SEP  02 209 3/4 - 09 213 1/4 209 211 3/4 +4 1/2 48083 +446
DEC 02 220 - 19 3/4 222 1/2 219 1/4 221 1/2 +4 95385 +3091
MAR 03 228 1/4 - 28 1/2 230 3/4 228 1/4 229 1/2 +3 1/4 14901 -186
MAY 03 233 1/2 235 1/4 233 234 1/4 +2 3/4 4088 +156
            397589 +3480

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 02 460 - 60 1/2 462 1/2 459 3/4 461 +1/4 3569 +51
JUL   02 463 - 62 466 1/4 462 465 1/2 +2 3/4 83703 +1883
AUG 02 460 463 1/2 459 3/4 462 1/2 +2 3/4 10614 +129
SEP  02 455 1/2 457 453 3/4 456 1/4 +2 3/4 6574  
NOV 02 452 1/4 - 52 1/2  456 451 3/4 455 3/4 +3 32284 +22
JAN 03 457 1/2 461 457 1/4 460 3/4 +2 1/2 3129 +1
            144848 +2068
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 16020 +10 MAY 1625 +27 MAY 267 +4  
JUL 15750 +00 JUL 1643 +29 JUL 273 1/2 +2  
AUG 15520 +00 AUG 1655 +28 SEP 279 1/2 +1 3/4  
SEP 15330 +30 SEP 1667 +28 DEC 290 1/2 +1 1/2  
                   

 

 

本日の相場の動き

 

コーン、天候懸念にファンド動く

コーン 

@ 昨夜から今朝にかけての集中豪雨(特にベルト中部〜東部にかけてに集中した雨量はこれまでのウエット地域と重なったこともあり、ファンドの買いに拍車をかけることとなった。
A 引き続き向こう10日間天候パターン変化の兆しが見られず、コンスタントな雨が継続するとの各情報は、コーンの更なる作付け遅延、又潜在的な単収限への懸念に繋がり、大きな強材料となった。
B 昨日の約定安値からギャップオープン、更に崩れる気配を見せなかったファンドの買い姿勢は、テクニカルにも市場に好感され本日の高値形成を手伝った。
C 韓国の102500トン(オプション+中国産)コーン成約。或いは台湾の56000トン米国産コーン買付け意向も支援材料となった。

昨夜からの中西部(特に東部にかけて)における集中豪雨に寄り付き前のコールは1-2セント高となったが、2セント前後のギャップオープンのあと11時ごろまでは202〜203(7月限)での動きにとどまった。しかし、その後は向こう10日程天候パターンに依然として変化が見られない類の情報や、昨晩の豪雨報告などが市場に再確認され、ファンドの更なる買いを受けることとなった。4月18日以来の高値相場、しかも昨日の安値7月限で198から本日の高値は206.25。一日で8セント動いたコーン相場にはこれまで見られなかった印象を与えることとなった。

本日はコーンの日となり、大豆は閑散市場となったが、今やコーンの作付け遅れが大豆へネガティブへ反応するというパターンは見られず。ここまで激しくウエット地域に追い討ちをかけるような降雨は、既に大豆の作付けをも心配させる域にまで達している。本日はその点がやや高値の相場に表れることとなった。

 

本日のファンドの動き、コーンは10500枚の買い越し(商業筋は5000枚の売り越し)、大豆は500枚の買い越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ベルト中南部に豪雨

昨日から今朝にかけて、ミズーリ中北部以西、イリノイ中南部、インディアナ中南部、オハイオ南部という東西ベルト地域を中心に激しい降雨となった。ほんの24時間で0.5-2.0インチ、所によっては4インチまでの集中豪雨を見ることとなった。又特に豪雨となったこれら地域はこれまでもウエットが懸念されていた地域だっただけに、本日の相場への影響は大きなものとなった。

今後の予報も変化なし。本日から木曜にかけて再びベルトは雨。そして週末再び雨。本日より日曜までの予報は90%の範囲に0.5-2.5インチ、所によっては5インチ以上が見込まれる。来週は週央に再び前線が到来するまでの週前半はドライ。しかしこの来週半ばの前線もまとまった降雨をもたらすとの見方が一部でされており、依然としてこのウエットパターンからの脱出は困難だといわざるを得ない。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月13日〜5月17日) 】

  気温 降水量
西部ベルト N A/N
東部ベルト N A

気温は平年並みへ変化、且つ降水量は多いままの状態であり、引き続き市場をサポートする内容となる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

1)USDA LOAN DATA (単位 : 百万ブッシェル)

 

−コーン−

  4月30日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.4 0.0 26.4 0.0 1,367.3 1,394.1
2001crop 883.9 -15.0 0.2 unch 481.4 1,365.5

−大豆−

  4月30日 先週比 Forfeit合計 先週比 Redeem合計 ローン合計
2000crop 0.0 -0.1     5.7  0.1   307.3  313.0
2001crop 115.9 -4.2    0.0  unch  194.1  310.0

内容はコーン大豆ともにニュートラル。

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

主産地における豪雨と今後のウエットパターン継続にファンドが大きく動いた一日となった。もはや作付け遅れは「単収減」にも繋がるところまできていることは、ファンドの警戒感をかなり過敏なものにしている。本日の動きにそれが表れた形となった。昨日約定安値を更新した後あとの本日の大きな動きは、少なくとも短期的には更なる上昇をも期待させる。7月限は本日の高値付近抜けるようであれば208-210レンジも覚悟。このまま高値に向けて・・という相場ではないが、昨日の約定安値を相場の向きの転換点(即ち長期的なトレンドラインの向きを上昇方向へ切り替える)とおきたくなる気持ちもなくはない。一気の上げに調整は必ず入るがが、7月限202〜200割れの指値は手堅く入れておきたい。(A)

(大豆)

コーンの上げにも大豆下げず。
5月第2週。コーンの作付け遅れは確かに大豆へのシフトとなるが、その大豆もウエットな状況に進捗を見ることができない。現在のベルト中西部主に東部における激しい雨量は今後の更なる進捗の遅れを想像させる。

  2002 2001 5年平均
4/28 3 4 3
5/5 6 18 14
5/12 ? 35 30
5/19 ? 55 51
5/26   68 69
6/2   79 80
6/9   85 87
6/16   91 91
6/23   95 95

来週月曜というタイミングで大豆は平均30%の作付けが終了しているのがこの5年平均。現在予想されている天候パターンのもとでは来週の進捗を見る可能性は薄い。この不安定要因に相場も上を目指す展開を予想しており、短期的な上げを期待し7月限460半ば〜前半、11月限450半ば〜前半レベルは抑える。(A)

 

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)