(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年5月08日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY02 198 1/2 - 99 3/4 199 3/4 197 1/4 198 1/2 -1/2 4679 -591
JUL  02 204 1/2 - 05 1/2 205 3/4 203 3/4 204 1/5 -1/4 212353 -1993
SEP  02 211 1/2 - 12 212 1/2 210 3/4 211 1/2 -1/4 47855 -228
DEC 02 221 1/2 - 22 222 1/2 220 1/2 221 1/4 -1/4 97776 +2391
MAR 03 229 1/4 - 29 1/2 230 3/4 229 229 1/2 +0 15166 +265
MAY 03 234 1/2 235 233 1/2 234 -1/4 4440 +352
            398703 +1114

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 02 461 - 61 1/2 467 1/2 457 1/2 467 1/4 +6 1/4 3102 -467
JUL   02 464 - 65 472 3/4 463 472 +6 1/2 81543 -2160
AUG 02 462 459 1/2 460 3/4 469 1/4 +6 3/4 10814 +200
SEP  02 456 1/2 463 3/4 454 3/4 463 1/4 +7 6628 +54
NOV 02 454 1/2 - 55 464 453 463 1/4 +7 1/2 32799 +515
JAN 03 461 1/2 469 1/2 459 469 +8 1/4 3083 -46
            143054 -1794
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 16210 +190 MAY 1644 +19 MAY 264  -3  
JUL 15960 +210 JUL 1662 +19 JUL 272 1/4 -1 1/4  
AUG 15740 +220 AUG 1673 +18 SEP 278 1/4 -1 1/4  
SEP 15520 +190 SEP 1685 +18 DEC 288 3/4 -1 3/4  
                   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆に終盤ファンド買い

大豆

@ 中国政府より、同国にて生産・輸入される全てのGMO(が含まれる恐れのある)食品については、7月1日以降同国政府(厚生局に相当する機関)よりの調査・承認が必要となる且つ承認には6ヶ月を必要とするなどがアナウンスされたこと
A ロイター電において、中国は6月1日以前の輸入大豆の陸揚げにつき許可しないであろう、又それまでは輸入通関に必要な検疫・輸入貨物検査証明の発行もないとのニュースが流れたこと。

現実性に対する不透明感(即ち中国の国内大豆需給バランスは既にタイト化しており目先の輸入は必要になってくるはずだという国際市場の見方)もありインパクトには欠けたものの、上記材料は頭を抑える一材料にはなったと思われる。

B ブラジル主要港(サントス・パラナグア)における本日よりの48時間ストライキが予定されていること
C 農務省が今週金曜に発表する需給報告において新旧穀期末在庫が低いものとなるとの憶測
D 引き続く来週にかけての天候懸念
E アルゼンチンペソの下落 ⇒ 同国市場回復への期待感を削ぐ方向へ繋がった

しかし、上記BCDEなどの材料に対する反応が勝ることとなる。Dについてはセッション序盤に「雨量の程度はやや弱まるのでは」とのニュースも流れたが、現時点ではっきりとした方向性が見えない中弱材料にはなりきれなかった。本日の動きの特徴は11時半以降。それまでは7月限463-466前後の範囲内とどちらかというと閑散で狭いレンジ内での取引に終始していた。しかしその後一気にファンドの買いを受けることとなる。買いが買いを呼ぶ形となった相場は本日の高値472.75(JLY)を付けた後も高値を維持、本日の高値圏で引けることとなった。

コーン

昨日の大きな動きから一夜明けた同市場は本日は一転おとなしい動きにとどまる事となった。

@ 昨日の急激な上げの中に、今週の豪雨結果と来週にかけての予報が織り込まれたと見れらたこと
A セッション序盤に、来週にかけての雨量は予報より軽微なものになるとの一部報道

恐らくこの2点が本日の相場つきを決定したものと思われる。 昨晩台湾の56000トン米国産コーン買付けニュース、本日大きく回復を見せていたCRB指数、アルゼンチン政府問題・ペソの下落などの支援材料もあるにはあったが、市場の目は既に明日の週間輸出成約、更にはあさっての農務省需給報告のほうへ向いていたということができる。

 

本日のファンドの動きは、コーンは800枚、大豆は2500枚の買い越しであったと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

過去24時間における降雨。ミズーリ中央部・イリノイ南部・インディアナ中央と南部・オハイオ南部が最も激しいものとなる。これら殆どの地域で1-3インチ、ミズーリ中央部では5インチ以上を見た。

予報どおり、本日から木曜にかけて雨は続く。コーン産地の75%に1.5インチまで。、金曜はドライ。その後週末に再びまとまった降雨が予想されている。この週末の場合、範囲は80%で雨量は0.25-1.75インチ、所によっては4インチまでの予報も出ている。 来週月曜遅くから火曜にかけてはドライ、週央(水〜木)は雨。

本日一部より来週にかけての前線活動の程度はやや弱まるとのニュースも流れたが、雨がちなパターンが来週も継続する点においては変化なし。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月14日〜5月18日) 】

  気温 降水量
西部ベルト N N
東部ベルト N/B N/A

やや修正となるが、雨がちな東部の状況は依然西部地域に比して悪い。ニュートラルからややサポーティブ。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  5/7/02 4/30/02 4/23/02 4/16/02 4/9/02
大豆 50 51 57 52 63
大豆油 31 30 36 34 32
大豆粕 49 50 51 48 46
コーン 38 33 39 40 47
小麦 37 32 38 45 41

内容的には予想範囲内にて中立。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

とりあえずの上げ達成感から本日は変化に乏しかった。今後の動きを占うには目先のファンダメンタルスが欠かせない状況ではなかろうか。昨日大きなギャップをつけることとなったこの相場はいつもに増して次の方向性を見出したい状況下にある。その内容が乏しいと判断されれば相場は再び安値を探る展開、即ち昨日のギャップを埋めにかかることになる。が、新穀についての発表がいよいよ開始される今週金曜の需給報告はこの先の長期的な方向性を探るに絶好のタイミングとなろう。それだけに市場の期待(相場の方向性を変える意味での)はより大きなものになるのではないかと見ている。個人的にもその期待は大きい。逆にここで失望感が再度確認されれば、相場は再び200割れ、低迷相場は更に続くことになる。(A)

(大豆)

年初めから続いている緩やかな長期トレンドラインはいまだ崩れず。数日前につけた460割れ(JLY)は辛うじてそのトレンドを支える形となっている。過去2ヶ月、この460割れ〜480を越えたレベル(約25セントの値幅)での動きを繰り返した相場は、再びその下値レンジから中期的な上げ相場を展開しようとしている地点にあたる。南米の生産量下方修正・米国需給バランス引き締めを表す数値発表が期待される金曜の需給報告を前に相場もやや緊張感を帯びてきたか。市場の期待は強気なファンダメンタルズのインプット。金曜の数値は注目される。(A)

 

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)