(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年5月14日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY02 | 210 | 211 | 208 | 209 | -3/4 | 617 | -852 |
| JUL 02 | 214 1/2 - 15 | 216 1/4 | 213 1/4 | 215 1/2 | +1/2 | 212256 | -557 |
| SEP 02 | 220 1/2 - 20 3/4 | 222 1/2 | 219 3/4 | 221 1/2 | +1/4 | 48110 | -120 |
| DEC 02 | 230 - 30 1/2 | 231 1/2 | 228 1/2 | 230 3/4 | +1/4 | 104991 | +6156 |
| MAR 03 | 237 1/4 - 36 1/2 | 238 1/2 | 235 3/4 | 238 | +0 | 17224 | +1136 |
| MAY 03 | 241 - 41 1/4 | 241 1/2 | 239 1/2 | 241 1/2 | -1/2 | 4796 | -62 |
| 408524 | +7616 |
大豆 --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 02 | 475 | 476 1/4 | 470 1/2 | 474 1/2 | -3 | 588 | -1065 |
| JUL 02 | 475 1/2 - 74 1/2 | 479 1/2 | 474 1/4 | 476 | -1 1/2 | 84805 | +1744 |
| AUG 02 | 472 1/2 - 73 | 476 | 471 | 471 1/4 | -3 | 11119 | +47 |
| SEP 02 | 466 1/2 - 66 | 469 1/4 | 465 | 465 1/4 | -2 1/2 | 7026 | +140 |
| NOV 02 | 465 1/2 - 65 | 467 3/4 | 463 | 463 3/4 | -3 3/4 | 35898 | +451 |
| JAN 03 | 470 1/2 | 472 | 468 | 468 1/4 | -3 3/4 | 3883 | +315 |
| 149555 | +2295 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 16420 | +110 | MAY | 1659 | -7 | MAY | 273 | -1/2 | 128.19 - 128.80 |
| JUL | 16060 | +10 | JUL | 1669 | -13 | JUL | 278 1/2 | -1/4 | |
| AUG | 15830 | -20 | AUG | 1681 | -11 | SEP | 283 3/4 | -1/4 | |
| SEP | 15610 | -30 | SEP | 1694 | -11 | DEC | 294 | -1/4 | |
| 本日の相場の動き |
下げ渋る。
コーン 昨日の上げが行き過ぎという考え、作付進捗率が予想(50-55%)よりも進んでいた事(62%)から安値での寄り付きとなった。しかしイリノイ、インディアナ、オハイオの東部メイン州での作付が大幅に遅れていること、今週もウエットでクールな天気予報となっていたことから下値はサポートされた。また中西部の大雨で各川の水位が危険水位まで上がってきており、はしけの運行が止まっている場所もあることもサポート要因となっていた。
ファンドは本日も大きく買い越し。しかしこの高値から西部ベルトの農家を中心に売りも多く見られ相殺された。また昨夜台湾が7月積US産コーン56,000トン買付けたニュースはサポート材料であったが、韓国で口蹄疫が広がっている事、日本で4件目の狂牛病が発生していることが今後の輸出需要の減少懸念に繋がり、強弱相殺された。結局終盤は前日引け値価格近辺での揉み合いが続き、そのままほぼ変わらないレベルでの引けとなった。
大豆 昨日の上げが行き過ぎという考え、またコーンの下げにもつられ安値での寄り付きとなった。その後一旦は高値圏まで値を戻す。コーンの高値戻りにつられた事、中西部の洪水状況で大豆の荷動きが心配され、輸出港での現物価格が4-5セント上げていた事、アルゼンチンも雨が続いており、収穫遅れが懸念されたこと、ブラジルの主要輸出港の税関が2日間のストライキに入ったこと、などがサポート要因となっていた。
しかし、アルゼンチン政府が6.8億ドルの債務を世界銀行に支払いしたこと、大豆の輸出商談が閑散であること、特に中国向けが引き続き聞かれない事、中西部の雨によりコーンから大豆への作付転換がされるという考え、ブラジルのレアルが対米ドルで弱くなっており、またブラジル農家の大豆売りも多く見られたこと、などが相場へ影響を与え、結局高値は維持できずに下げての終了となった。
本日のファンドは、コーンは8,000コントラクトの買い越し、大豆は500コントラクトの売り越しであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
平年比低い気温推移にも注意
激しい降雨をベルト南部〜東部へもたらした前線はようやく東へ去ったが、その影響でこの5月の各ポイントでの降水量は平年比較極めて高いものとなっている。現時点で、ミズーリ・イリノイ南部・インディアナでは平年比300%、所によっては500%。例年だとこの5月の最初の2週間では2インチ前後であるが、今年の場合はこのベルト南部〜東部に限っては4−10インチ平年の2-5倍もの降水量を見たことになっている。
さて、今後の展開であるが本日のところ予報に変化はない。週末にかけて次の前線は予想されており中西部の75-80%の範囲を覆う。雨量は0.3-1.6インチ、所によっては2インチ以上もあり得る。この雨もベルト中南部から東部とこれまでウエットに泣かされている地域を中心に見られる見込み。この前線の後は来週、ただ次回の中心はベルト西部。(ミシシッピ川以西)、従い来週ベルト東部は雨を見なくてすみそうではある。 今後の気温については、今週後半から来週にかけて総じて平年並みかやや低めを維持する見込み。
これまでは今回のこの豪雨が専らの中心材料として挙げられているが、同時に気温にも注目しておく必要がある。今週もそうであるが現在中西部は全体的に平年以下の気温推移を続けている。この傾向は来週にも続く見込みとなっている。今回の雨と同時に、この平年比2−6度も低い気温推移は作付けされた作物の発芽ペースにも影響を及ぼしており、今後の生育状況をチェックする上でも確認していきたい項目。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月20日〜5月24日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N | N/A |
| 東部ベルト | B/N | N/B |
気温が低め推移のままであることも、サポーティブ視されている。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA LOAN DATA (単位 : 百万ブッシェル) |
−コーン−
| 5月7日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 0.2 | -0.2 | 26.5 | 0.1 | 1,367.4 | 1,394.1 |
| 2001crop | 872.1 | -11.8 | 0.2 | 0.0 | 495.5 | 1,367.8 |
−大豆−
| 5月7日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 2000crop | 0.0 | 0.0 | 5.7 | 0.0 | 307.3 | 313.0 |
| 2001crop | 113.1 | -2.8 | 0.0 | 0.0 | 197.0 | 310.1 |
内容はコーン大豆ともにニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨日ファンドは17,000コントラクトを買い越したと言われている。そんな中で取引残も8,000コントラクト増加しており、ファンドはショートカバーだけでなく新規ロングに入ったことが分かる。また本日も引き続きの買い越しで、フューチャーのみのポジションはとうとうネット500-1,000コントラクトの買い越しに転じたと考えられている。ファンドの強い意志が見えており、今後は強い材料に反応し易い相場が続くと考えられる。
作付進捗も西部ベルトの早いペースという貯金から全体では思ったほど遅れてはいなかったが、西部ベルトはもう作付終了が見えてきており、今後は東部ベルトの遅れがそのまま全体の遅れとなって数字に表れてくる。まだ作付が5月中にある程度終了するという可能性がなくなった訳ではない。また過去にも6月に入ってもコーンの作付が終っていなかった事もある。しかし安値チャンスの可能性が少なくなった事は事実。逆に上値への可能性の方が大きくなってきた。これ以上ファンドが買いを入れないうちに、セットバックがあれば買っていくことが無難と考える。(N)
(大豆)
本日下値への動きは鈍かった。しかし現時点での目先の材料は取り敢えず織り込まれた感あり、今週更なる調整はあると見ている。昨日の意見継続。ただ、天候プレミアムは下値への動きを限られたものにしており、方針としては限レベルより下は段階的に指値方針で臨む。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)