(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年5月21日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 212 3/4 - 13 1/4 213 1/4 209 1/4 210 3/4 -3/4 205444 -179
SEP 02 219 1/4 - 19 219 1/4 215 3/4 217 -1/2 49826 +458
DEC 02 228 - 27 3/4 228 1/4 224 3/4 226 1/4 -1/4 115753 +1302
MAR 03 235 - 34 3/4 235 231 3/4 233 1/2 +0 18777 +80
MAY 03 239 - 38 3/4 239 235 3/4 236 3/4 -1/2 5608 +94
JUL 03 241 1/4 241 1/4 238 240 -3/4 9122 +96
            418174 +2048

 

大豆     --- やや安値寄付き、期近やや安値引け。期先安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 491 - 90 1/2 492 3/4 487 490 1/2 -3/4 92242 +2898
AUG 02 486 - 85 1/2 487 3/4 482 3/4 486 -1/2 11956 -711
SEP 02 478 - 77 478 474 1/2 476 1/2 -1 1/4 8521 -11
NOV 02 474 - 73 1/2 474 468 1/2 470 3/4 -3 1/4 36463 +805
JAN 03 478 478 473 473 3/4 -4 5581 +791
MAR 03 479 479 474 475 1/2 -3 1/2 3314 +90
            164189 +4591
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 16510 -50 JUL 1744 -5 JUL 273 -3 3/4 123.76 - 124.95
AUG 16210 -30 AUG 1753 -8 SEP 278 1/2 -3 1/4  
SEP 15850 -90 SEP 1765 -8 DEC 288 1/2 -3 1/4  
OCT 15510 -110 OCT 1775 -7 MAR 293 -3  
                   

 

 

 

本日の相場の動き

 

気温の上昇、ドライ気味の天気予報に売りが優勢。

コーン 寄り付きは昨日の強気な作付・発芽進捗レポートにより2セントアップ。しかしそれ以上買いが続かないと見るやすぐにファンドが利食い売りに入いり、高値は一瞬であった。その後小麦、大豆相場も低迷していた事、ホッグ相場がリミットダウンを付けたこと、ロシアがUS産家禽類の輸入にまだ難色を示しているというニュース - ただでさえ食肉需要が低下する夏場を控え、このホッグ相場の低迷と家禽類の輸出低迷が、今後の飼料用需要の低迷を連想させた事、などからしばらく安値での取引が続いた。しかし今週の降水量予報が天気予報家によってマチマチであり、多目の予報を唱える予報家も出てきたこと、今週末の降雨予報のあとにも来週中盤に再度降雨予報が出ていることがサポート材料とされ、わずかに安値レベルまで戻しての引けとなった。

大豆 天気予報の好転から大豆も作付が進むと考えられやや安値での寄り付き。その後コーンがギャップ高値で寄り付いたこと、中国がUS産大豆11万トン買付けた事が確認され高値トライとなった。しかしコーンの高値が一瞬で終ったこと、同じく中国がUS産大豆に24%の輸入関税を課すというニュースが弱い材料となりすぐに安値へと逆戻りした。また大豆油も安かった。今週の大豆相場は大豆油に引っ張られた面が多く、大豆油の下げにも頭を抑えられた。その後は旧穀と新穀でマチマチの動きとなる。新穀は天候の好転から作付が進捗すると考えられそのまま安値圏で低迷、旧穀はアルゼンチンでの農家団体のストライキ(5/26-29の予定)、ブラジルで今日から3日間の予定で始まった主要輸出港に通関関連の人間のストライキ、により期近の需要がUS産に来ると考えられ小安い所まで値を戻しての引けとなった。

本日のファンドは、コーンは500コントラクトの売り越し、大豆は1,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

明日よりようやく気温も回復へ

ベルト中央部から東部にかけ一部で小雨を見た以外は総じてドライとなった。ただ気温は昨日も極端な低いレベルが継続。最高気温も50度台から60度前半まで。通常この時期の中西部の最低気温は北部地域で40度後半、南部地域では50度後半。今朝の最低気温はシカゴで30度強。インディアナ・オハイオでも一部地域では30度前半を記録するなど、平年比20−25度も低いレベルを記録している。

低温は本日まで。明日より気温は回復に向かう。季節はずれの強い寒気団はようやく東部地域へ移動。徐々に中西部も西部地域から回復が見られることとなる。明日の朝は各地で本日比5-12度高いレベルとなり日中は60度半ばより70度半ばまで気温は上昇見込み。その後週後半から3連休、そして来週にかけては平年並みの気温推移が期待されている。

降水量。木曜午前中まではドライだが、その後ベルト西部より降雨を見始める。この前線の影響で週末日曜までに中西部の75%の範囲に0.3-1.5インチまでの降雨を見ることとなる。 その後日曜遅くから来週火曜にかけてはドライ。次の中西部への前線は来週火曜遅くより、ということになるがこれは軽いもの。産地の50%ほどの範囲に限られる模様。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月27日〜5月31日) 】

  気温 降水量
西部ベルト A B/N
東部ベルト A N/B

昨日と変わらず。来週に向けての気温の上昇が待たれるところ。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

1) USDA LOAN DATA

 

コンピュータートラブルにより発表が遅れた。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンドはまだ作柄に疑心暗鬼。高々12,000コントラクトの買い持ちであるが、不明瞭な天気予報に嫌気して利食いの構えを見せた。本格的な上げはもっと具体的に作柄の悪さが見えてくるまでもう少し時間がかかるか、とややトーンダウンしてしまう。来週発芽率が50%を超えていれば作柄レポートもスタートする。そこでもっと'具体的な作柄の悪さが見えてくると思われる。

作付遅れ、遅い発芽、作付のやり直し、受粉期が一番暑い8月にずれ込む、などコーンの状況は下げよりも上げの可能性が遥かに高い。今は幸いまだどちらつかずの相場となってはいるが、やや買いのスピードを上げておいた方が無難と判断する。

今週木曜日から土曜日まで雨、また来週の水曜日から木曜日も雨、しかも降雨の中心はまたもや東部ベルト、南部ベルトと予報する天気予報家も少なくはない。今弱気にはなれない。(N)

 

(大豆) 

期近は目先のファンダメンタルズ(アルゼンチン・中国・リバー状況等‥)プラス、基本的にタイトな旧穀在庫、このあたりが下値への動きを押さえ込む形が考えられる。新穀の作付け遅れの状況或いは発芽の遅延などは今秋の収穫時期の遅れをも意味するため例えば国内搾油業者等は(タイトな)旧穀確保に対し、余計に神経を使うこととなる。このあたりの心理的感覚も今後の期近限月の(下値への)動きを限られたものにすると思われる。

新穀11月限。これから今の作付け進捗の話題を中心として強材料がインプットされやすくなる。特に現段階で状況が悪い点は全ての市場参加者が認識している訳でそれらへの市場の意識は例年以上だということは事実として言える。ただテクニカルには目先昨日の高値からの一旦の調整を見込んでおり、460台前半までの下げはあり得るとみている。指値方針で臨みたい。 中期トレンドとして上を向いているという認識は変わらぬが、一本調子にいけるだけの材料が現時点であるわけでもない。(A)

 

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)