(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年5月24日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 206 1/4 - 06 3/4 207 1/4 204 3/4 205 -2 3/4 200519 -4328
SEP 02 213 1/2 - 12 3/4 213 3/4 211 1/4 211 1/2 -2 3/4 51154 +327
DEC 02 222 - 22 1/2 223 1/4 220 3/4 221 1/4 -2 1/2 119121 +1212
MAR 03 230 1/4 - 30 231 228 3/4 229 -2 1/2 19714 +58
MAY 03 234 1/4 235 1/4 232 3/4 232 3/4 -3 1/4 5973 +104
JUL 03 237 1/4 238 1/2 235 3/4 236 -2 3/4 9265 +77
            419790 -2433

 

大豆     --- 安値寄付き、期近わずかに安値引け・期先安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 487 1/2 - 89 494 487 491 -1/2 92939 -125
AUG 02 484 489 482 1/4 485 3/4 -1/4 12110 +40
SEP 02 473 1/2 - 74 478 473 474 1/4 -2 1/4 8992 +338
NOV 02 467 - 68 472 466 1/4 468 1/4 -3 37515 -135
JAN 03 471 475 471 471 1/2 -2 1/2 5838 +93
MAR 03 473 477 472 1/2 474 -2 1/2 3774 +97
            168305 +380
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 16370 +120 JUL 1770 -17 JUL 269 1/4 -2 1/4 124.64 - 125.11
AUG 16070 +100 AUG 1781 -16 SEP 274 3/4 -2 1/4  
SEP 15740 +70 SEP 1791 -19 DEC 285 1/2 -1 3/4  
OCT 15380 +20 OCT 1799 -19 MAR 290 1/2 -1 1/2  
                   

 

 

 

本日の相場の動き

 

3連休を前に、ロングの利食いから下げる。

コーン USDAより10万トンの輸出成約がアナウンスされるも、来週以降のややドライ気味への天気予報の変化、気温の上昇予想に安値で寄り付き、そのまま終日安値での取引となった。実際の天気予報はマチマチ。GWS(グローバルウエザーサービシズ)は週末の降雨予報を増加させているし、来週の天気も変わらないという予報家もいた。しかしながらロングを保持しているファンドは、天気予報が不明瞭なこともあり、とりあえず3連休前にポジションの手仕舞いに入った。トムスキニング氏が今後10日間の中西部は雨が少ないと予報した事もあり、そのまま本日の安値圏での終了となった。

大豆 センサスレポートは大豆にはニュートラルに考えられ、天気を材料にコーン同様に安値でのスタート。しかしながら大豆は、アルゼンチンが今日も強気材料とされたこと - トラック業者のストライキ、農家団体のストライキ、政府政策の混乱、大統領が辞任するという噂など、中国が6月中に100万トンの大豆が必要になるというニュース、センサスレポートで在庫が少なかった大豆粕が値を上げていたこと、などから一時はプラスサイドまで値を戻す場面が見られた。しかし午後の天気予報で、トムスキニング氏も今後10日間のドライ気味の天気予報を出したことが大豆の作付進捗を連想させた事、過去7年続けてメモリアルデーの後の火曜日は値を下げていること、ドル高でヨーヨッパ向け商談が停滞していること、などが再び材料とされ、結局は安値に逆戻りしての終了となった。しかしアルゼンチンの混乱から期近需要はUS産に来ると見られ、期近の下げはわずかなものに抑えられた。

本日のファンドは、コーン3,000コントラクトの売り越し、大豆はイーブンであったと考えられている。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ベルト西部から移動・発展しているシャワーは以前健在で土曜遅くまで各地に影響を及ぼす。75%の範囲に0.3-1.5インチ。日曜から月曜にかけて大部分ではドライと言われるが、一部ベルト最北部地域、ミネソタ南部・アイオワ北部・ウイスコンシン南部などではこの週末0.2-0.8インチまでの降雨となる見込み。次の前線による降雨は火曜より木曜にかけて、約65%の範囲に軽いシャワーの予報、0.3-1.3インチに限られる。

当初予想されていた内容からすれば、ここにきて週末〜来週の状況はより軽いものに変化してきていることがわかる。気温が平年以上に上昇するという予報もないことからウエット地域の土壌改善に直結するものではないが、市場をやや安心させてきていることは事実。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月29日〜6月2日) 】

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A/N B/N

引き続き作付進捗期待から弱い材料とされる。

 

中国コーン・大豆産地

引き続き予報は現状維持。今後6-10日基本路線はドライなものの、気温は平年並み〜やや低め推移が継続されており、ドライを促進するような状況にはない。この3週間のドライ傾向で4月に蓄積した土壌水分が減少傾向にあるのは事実だが、上記気温の推移によりそのペースは現状最低限に抑えられており、今後の不安は残しながらもまだ問題視される状態には至っていない。6月前半の降雨を期待したいところ。

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等

 

 

1) センサス月間搾油報告

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド)

  4月 (2002年) 3月 (2002年) 4月 (2001年)
搾油量 4,176,012 4,493,777 3,930,921
工場在庫 3,127,283 3,385,772 3,835,839
粕生産量 3,081,776 3,335,580 2,941,029
粕在庫 209,137 292,677 273,672
皮生産量 233,897 254,104 210,523
皮在庫 44,634 43,794 39,960
粕・皮在庫 253,771 336,471 313,362
油生産量 1,550,621 1,661,901 1,485,492
油工場・倉庫在庫計 2,847,234 2,952,603 2,5005,839

※ 4月月間搾油量は、139.2(百万)ブッシェルに相当。事前予想レンジ内に収まり数字は中立。
※ 粕・皮在庫。事前予想は378,500ショートトン。数字は253,771にて大きく下回った。昨年10月よりこの4月までのペースは昨年比5.4%上回っている。現在の農務省数字(2.8%増加見通し)以上の消費量となっており、今後の農務省発表にて相応に修正されるものと見られている。
※ 油工場在庫。事前予想は28.28億ポンド。28.47億は予想範囲内、これは中立。

 

2)コミットメントオブトレーダーズ

  オプションなし  ⇔ 事前予想 オプション込み
大豆 ロング 26,734 ロング 30,200 ロング 23,306
大豆粕 ロング 25,507 ロング 27,100 ロング 26,882
大豆油 ショート 1,931 ロング  6,100 ショート 2,906
コーン ロング 17,142 ロング 11,200 ショート 23,876
小麦 ショート 21,827 ショート 23,200 ショート 17,671

コーンのロングが多めだったことはややネガティブ視されている。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンドはまだ持っていた数千コントラクトのロングを3連休前に手仕舞いに来た。今回のファンドは、自身が思っていたような強い意志でのロングではなかったようだ。ただ今年のクロップはここ2,3年では一番作柄に問題が出る可能性が高く、大相場をつける可能性が高いという意見には変わりはない。短期、中期的な見方については、来週火曜日発表の作付・発芽進捗レポート、作柄レポート(第1回目)、それに最新の天気予報を見た上でコメントしたい。(N)

 

(大豆)

【今週の相場回顧】

(7月限) 引き続き南米・中国・天候など、特に期近に作用する内容の材料に事欠かず、その結果先週の上げ相場を更に引き継ぐこととなった。又先週テクニカルな節目484をブレークしたことも今週のもう一段の上げへ繋がったということが出来る。7月限は5月初旬に458をつけて以来、2週間で30セント一方的に持ち上げた後今週に入った。想定していた高値レンジ490近辺、というのが、結果的にやや予想以上になったことから、今週は当初予想していたセットバックまでは見ることが出来ず、結局3週間で約40セントアップという展開となった。
(11月限) 本限月の場合は先々週急騰後の先週の動きが460台半ばから後半という狭いレンジにとどまった事で、472.50は抜けずにそのままセットバックかと予想していたが、結果的には逆に行くこととなった。ファンダメンタルズのインプットはそのとおりであるが、予想以上に勢いが勝ったと言うことになろうか。

【来週の展開】

7月限・11月限ともに来週は調整に入る。今週付けた高値、7月限496.50、11月限476.75から既に後半は調整に入っていると見ている。7月限で480前後まで、11月限で460あたりまでを目安に下げる展開。 現在相場は一旦下げたがっている。連休前という要素が下げ幅を限らせることになったが、連休後市場にインプットされるであろう天候と作付け状況は大方今週の上げ相場で織り込まれている。来週はSELL THE FACTが先行し、次に相場を持ち上げる為の居所を探る展開を予想。 (A)

【写真添付のお知らせ】

≪ 新たにインディアナを追加 ≫

当HP内に、今回の豪雨による畑浸水の状況(インディアナ南部・東部)を追加しました。HPスタートページの「生育状況報告02/03年度」よりアクセスしてみて下さい。

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)