(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年5月29日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 208 1/4 - 08 212 1/2 208 211 1/2  +40 198426 1053-
SEP 02 215 1/2 - 15 219 1/4 215 218 +3 3/4 52298 439+
DEC 02 225 - 25 1/4 229 1/4 225 228 +40 121241 988+
MAR 03 232 3/4 - 33 236 1/2 232 3/4 235 3/4 +3 3/4 20434 511+
MAY 03 237 1/4 240 1/4 236 3/4 239  +3 1/4 6141 76+
JUL 03 239 1/2 242 3/4 239 1/2 242 1/2 +3 1/2 9372 145+
            422160 1181+

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 02 497 - 98 500 1/4 494 3/4 496 1/2 -1 92256 785-
AUG 02 492 1/2 - 92 494 3/4 489 1/2 491 -3/4 12323 194+
SEP 02 481 1/2 484 479 479 3/4 -1 1/2 9272 434+
NOV 02 473 1/2 - 74 1/2 477 472 473 -1 1/2 37441 585-
JAN 03 478 480 475 1/2 476 -2 6093 118+
MAR 03 478 480 3/4 477 477 1/2 -3 3808 70+
            168789 144-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 16530 +110 JUL 1806 -20 JUL 276 1/4 +4 1/4 124.22 - 124.36
AUG 16180 +60 AUG 1816 -20 SEP 282 3/4 +5  
SEP 15850 +50 SEP 1826 -21 DEC 292 3/4 +4 1/2  
OCT 15500 +50 OCT 1835 -19 MAR 297 +4  
                   

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン 昨日の作柄レポートからファンド買い。

昨日のレポートで発芽進捗が予想より遅れていたこと、作柄が1986年以来の悪い数字であったことを受けてやや高値での寄り付き。その後売りが少なかったこともあり、ファンドの買い出動で更に値を上げた。台湾が25,000トンのUS産コーンを昨夜買付けた事、グローバルウエザーサービシズがコーンのイールドが減少するというレポートを出した事(イリノイは2-3ブッシェル減少、ミネソタは10ブッシェルもの減少、インディアナは3ブッシェルの減少など)もサポート要因とされた。しかし朝方は天気予報で今週の暖かい気温が予報されていたため、発芽には適していると見られたこと、大豆がやや売られていたこと、などにより頭が抑えられた。そのまま小動きの状態が続いていたが、昼の天気予報で降水量予報を増加させる天気予報家が現れ、コーンの作付が更に遅れることから買いが進み、一時は5セント高まで付けた。引け間際に利食いタイプの売りが出てやや値を下げたものの、そのまま本日の高値圏での終了となった。

大豆 売り買いどちらつかずの展開。

昨日のレポートは悪いなりに予想の範囲内と見られ、寄り付きは殆ど変わらず。その後昨日上げ材料になっていた大豆油が安かったことにつられて安値に転じた。大豆油は中国向け3万トンの既契約を、中国がキャンセルしたというニュースが弱い材料となっていた。しかしコーンが強かったこと、中国が南米産大豆であはるが6月入港で40万トン、7月入港で51万の成約があるとのニュースが流れたこと、昨日の台湾の10,000トンのUS産大豆の買付け、また今夜も台湾がUS産54,000トンの買付けに入るというニュース、ブラジルの政府筋が大豆生産量を4,110万トンとUSDA5月より240万トンも少ない数字を発表したこと、など強い材料にサポートされ小高いレベルまで値を戻し、7月限は昨年9月以来の5ドル台を付けた。しかし午後の天気予報で降水量増加予報が出されると、コーンから大豆への作付展開が必至な状況と考えられ、新穀限月以降を中心に再度売りが優勢となり、結局小安いレベルまで売り込まれての終了となった。

本日のファンドは、コーンは2,500コントラクトの買い越し、大豆は1,000コントラクトの買い越しであったと考えられている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はアイオワ北東部やインディアナ南部、オハイオ南部、イリノイ南部などベルトの45%の範囲に0.25-1.0インチまでの降雨を見た。今後2日間にわたり同様のシャワーがベルト中央部・東部にて見込まれている。大豆・コーン産地の約40%をカバーする見込み。その後金曜・土曜はドライで日曜遅くより来週半ばにかけて再び前線の通過を見る。この前線による降雨はベルト北部より始まりその後来週半ばにかけて南部地域まで降りてくることとなる。ベルトの約80%の範囲に0.35-2.00インチの降雨といわれる。 一方気温の方は引き続き平年並み〜やや高め推移を6月初旬にかけて続ける見込み。先週まで見てきたような低めの気温の発生はない。

日曜夜より来週半ばにかけての降雨については、引き続きコーン市場へはサポーティブ材料。ここにきて、この降雨システムは以前の見方より強いものになるとのコメントが出てきており、コーンの更なる作付け遅れへの懸念として作用してきている。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月4日〜6月8日) 】

  気温 降水量
西部ベルト B/N A/N
東部ベルト N/A N/A

降雨量多め予報変わらず、中立からややサポーティブ。

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  5/28/02 5/21/02 5/14/02 5/7/02 4/30/02
大豆 66 64 56 50 51
大豆油 43 37 31 31 30
大豆粕 58 59 52 49 50
コーン 38 43 46 38 33
小麦 37 40 42 37 32

内容的には予想範囲内にて中立。

 

2)ブラジル大豆生産量IBGE発表

 

ブラジルIBGEは本日同国大豆生産量を発表した。

数字は41.9百万トン。同機関の3月時点発表数字であった40.8百万トンから1.1百万トンの上方修正となった。主因として、主要生産州であるマットグロッソの生育期の順調な天候推移を挙げている。 尚、平均単収は2,568キログラム/ヘクタール。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨日と意見は変わらず。作柄からみて上値のリスクが大きいのは明らかだが、改善期待があるうちは大きくは上がらない。今日の上げで昨日の作柄レポートは織り込まれており、これ以上の上げには更に具体的な天気予報の変化、作柄悪化情報が必要。7月限は207-1/4(50日間移動平均線)と213-1/4(100日間移動平均線)の間でしばらく推移。もう少しレンジを広げてみると、204-216の最近の高値・安値の間での取引を予想。(N)

 

(大豆)

昨年9月以来の5ドルをつけた7月限、5月初旬につけた安値457から18営業日で43セントの上昇を見ることとなった。ただ、現在の期近のファンダメンタルズは非常に強く又先も見えにくい。南米産のこの時期にしては異例に高いキャッシュレベルと今後の動向、中国の買付け動向、余裕のない期末在庫、そして新穀作付けの遅れから来る玉確保への動き・・などなど、この先大きなセットバックを期待できる状態には残念ながらない。目先は下げても490割れまで。一方11月限。このところ逆に動かれており、本日も先週の高値を僅かに更新するといったパターン。現在のファンダメンタルズを見るに、大きく安値期待を持てない点については変わらず、徐々に3月末の高値に迫る上昇ラインを描いてはいるが、期待していたセットバックを今週見ぬまま485を目指すのか。そうなれば予想よりかなり早い時点での到達となる訳だが、ここはもう少し様子を見たい。(A)

 

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)