(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年6月4日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  210 - 09 3/4  212 1/2  209 3/4  210 1/2  + 1  195490  2315- 
SEP 02  216 1/2 - 16 3/4  219 1/4  216 1/2  217 1/4  + 3/4  53830  471+ 
DEC 02  226 3/4 - 26 1/2  229  226 1/2  227  + 3/4  126513  1156+ 
MAR 03  234 1/2 - 34 1/4  236 1/4  234  234 3/4  + 1  21047  216+ 
MAY 03  238 3/4  239 1/2  237 1/2  237 1/2  + 1/2  6794  1- 
JUL 03  240  242   240  240 3/4   + 3/4  10009  78+ 
            429383  374- 

 

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  508 1/2 - 07 1/2  516 3/4  507 1/2  509 3/4  + 4 1/4  91743  603- 
AUG 02  503 - 02 1/2  510 1/4  502 1/2  503 3/4  + 4 1/4  13135  312+ 
SEP 02  490 1/2 - 89 1/2  496 1/2  489 1/2  490  + 3 1/4  11783  928+ 
NOV 02  482 1/4 - 81  486 3/4  481  481 1/4  + 1 3/4  41282  2395+ 
JAN 03  483 1/2  488 3/4  483 1/2  484  + 2 3/4  7719  637+ 
MAR 03  484 - 85  489  484  485  + 3 3/4  5041  177+ 
            179987  4027+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16920  +60  JUL  1860  +18  JUL  282  - 4 3/4   
AUG  16550  +30  AUG  1868  +18  SEP  289  - 4 1/4   
SEP  16160  +20  SEP  1878  +18  DEC  298 1/4  - 5   
OCT  15740  +30  OCT  1885  +18  MAR  300   - 5?   
                   

 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆

寄り付きから予想以上の高値にて始まる。これはファンドが持っているロングを手放そうとしないのと、現在中西部で降り続いている雨によるもの。また、一度は状況が改善されたと受け止められた昨日の作柄レポートも、今週の天気が悪いことと6月の上旬に作付される予定の大豆がまだ多く残っていることを考慮に入れると「やはり強気な内容である」と考える関係者も出てくるようになった。マーケットの関心はアルゼンチンにも向けられているのだが本日はアルゼンチン関連のニュースは特になかった。しかし依然として不明瞭なこの国の状況を、市場関係者は強気な材料と捉えていることは間違いない。昼過ぎに寄付きよりももう一段の高値をつけたのだが、これらの要因に加えて中国が米国産大豆をおおよそ10万トン買い付けたという噂、また同じく中国が大豆の輸入許可証を追加発行したという表明がなされたことなどによるものと見られる。しかしながら昨日大幅に値を上げた麦の思惑売りと北部プレーンズの天候回復によるオーツの売りにつられる形になり、引けは本日の安値圏での取引となった。 

CORN  

大豆とほぼ同様中西部で降り続く雨を主な要因として高値での寄り付き。また、農家の売りが平年以下であること、韓国が中国メイズ52,500トンを買付けたのと、台湾が今夜の入札にて未だに56,000トンの入札を控えていることを理由にずっと高値圏でのとりひきとなり、また CATTLE, HOGのマーケットが弱いことや、大豆と同様に小麦・オーツに引っ張られたため、引けは本日の最安値圏での取引となった。 

 

本日のファンドの動き、コーンは1500枚の買い越し、大豆が2000枚の買い越しであったと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はベルトの北部1/3の地域で降雨が見られた。雨量は0.25-1.25インチで所により5.0インチ。範囲はベルトの35%に及んだ。本日ベルトの中央部と北東部にて降り続いた雷雨は明日には南部にシフト、木曜日にはデルタ地域に移動する。雨量は0.25-1.25インチ、所により2.5インチ。コーン、大豆の地域の60%、小麦の85%をカバーする。金曜日にはミネソタの中央部、ウィスコンシンの中央部、サウスダコタの中央部に降雨が見られる。より広範囲の雨が土曜日の夜から火曜日の朝にかけて降り続くが、その範囲はベルトの南部。雨量は0.25-1.5、所により2.5インチ。ベルトの80%に及ぶ。気温は北西部で60度台、南部デルタで90度台。 

作付はオハイオ川の南部で本日進捗を見るはずだが明日また遅れるだろう。来週の雨は大抵の地域では問題にならないのだが、インディアナ、オハイオではコーンから大豆にシフトする農家が現れる。しかしその数はこの二州の10%にすぎない。他の週では適度な土壌水分が作付の終わったクロップの成長を助けるはずだ。小麦の地域では変わらず土壌水分過多による病気が平均以上に及ぶ。 

また現在コーンはベルト全体の90%以上で作付が完了しており3/4の地域で発芽している。先週後半の温暖な気候によりコーンの生育状況は半分以上が「良い」もしくは「非常に良い」となっている。大豆はベルトの3/4の地域で作付が完了しており、オハイオ、インディアナ、イリノイ、ミズーリ各州にて2週間ほど作付が遅れているものの、ベルトの半分の地域で発芽している。 

余談であるが、今朝の雷雨は本当にすごかった。震災以来、久しぶりに自然の怖さを感じるほどであった。 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月10日〜6月14日) 】 

  気温  降水量 
西部ベルト  B  N 
東部ベルト  B  N 

コーン大豆ともわずかに強気。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
USDA LOAN DATA (5/28時点)

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  797.2  -13.2  0.2  0.0  580.0  17.1 
2000クロップ  0.1  -0.1  26.6  0.1  1,367.4  0.0 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  105.0  -2.7  0.0  0.0  205.9  3.0 
2000クロップ  0.0  0.0  5.7  0.0  307.3  0.0 

 

コーン・大豆共に内容は予報の範囲内にて中立。 

 

本日のトーメンの意見

 

(大豆)7月限については、依然として強い。下げ余地は限られる。基本的にタイトな期末在庫を背景に、期近の需要を刺激する内容の材料に事欠かない。一方的に上げ続ける相場に調整を期待したくもなるが、今後も確実に5ドル相場を固めていく動きにならざるを得ないであろう。11月限も基本的に基調は上げのままではあるが、まだそのまま5ドルを目指せる流れにはなっていない。今後短期的な調整を見ることで本格的に5ドルを目指す展開を予想している。本日下げきらなかったが、470半ば〜前半までの動きはまだ圏内と見ている。
(コーン)7月限は5月6日に198を付けた以降、長期低迷相場からようやく重い腰を上げ始めた。中旬に216をつけるまでの一気の底上げから5月24日の205割れまでの大きなセットバック。その後の回復基調。天候相場の中、ファンドの参加も手伝い一連の波は今後も継続、そして確実に相場の底上げを図ってゆくことになる。先ずベースとして長期トレンドラインを上昇基調に設定しておきたい。その中で現在の動きは先週金曜の高値からの調整場面とみており、目先更なる下値は期待できるが、幅としては3-4セントとまり。従い200台半ば〜後半については確実に指値を入れる方針としたい。その後7月前半に向け相場は再び上昇をはじめ、5月半ばに付けた216のラインを突破するといった展開を予想。(A)

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)