(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年6月18日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 208 - 08 1/4 | 208 1/4 | 205 3/4 | 206 3/4 | -1 1/4 | 143076 | 7390- |
| SEP 02 | 215 1/4 - 15 | 215 1/4 | 212 3/4 | 213 1/2 | -1 3/4 | 88648 | 4374+ |
| DEC 02 | 224 1/4 - 24 3/4 | 224 3/4 | 222 | 222 3/4 | - 1 3/4 | 142672 | 1273+ |
| MAR 03 | 232 3/4 - 33 | 233 | 230 1/4 | 231 1/4 | - 1 1/2 | 22956 | 20+ |
| MAY 03 | 235 3/4 | 235 3/4 | 234 | 234 3/4 | - 1 1/4 | 7476 | 8- |
| JUL 03 | 238 1/2 | 238 1/2 | 236 3/4 | 2137 1/2 | - 1 1/2 | 11615 | 31+ |
| 433293 | 1690- |
大豆 --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 495 - 96 1/2 | 496 1/2 | 490 1/4 | 493 | - 5 3/4 | 73386 | 1196- |
| AUG 02 | 490 1/4 - 91 | 491 | 486 | 488 | - 5? | 21678 | 547+ |
| SEP 02 | 478 1/2 - 79 1/2 | 479 1/2 | 475 | 476 3/4 | - 4? | 12125 | 42+ |
| NOV 02 | 472 - 72 1/2 | 472 1/2 | 468 1/2 | 470 3/4 | - 3 | 51952 | 1204+ |
| JAN 03 | 474 1/2 | 475 1/2 | 472 | 473 1/2 | - 3 1/4 | 8629 | 115+ |
| MAR 03 | 478 | 478 | 475 | 477 | - 2 1/2 | 6876 | 1- |
| 188114 | 778+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16480 | -110 | JUL | 1786 | -27 | JUL | 289 1/4 | + 0 | 124.29 - 124.56 |
| AUG | 16200 | -100 | AUG | 1796 | -27 | SEP | 295 3/4 | - 1/2 | |
| SEP | 15830 | -90 | SEP | 1807 | -26 | DEC | 303 3/4 | -1 | |
| OCT | 15460 | -70 | OCT | 1816 | -24 | MAR | 305 | - 1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
CORN
材料に欠ける
本日は大きなファンダメンタルの材料にかけ、だらだらとした相場展開が続いた。---@昨日のCROP PROGRESS/CONDITIONのレポートは予想の範囲内であったのだが、去年に追いついた感があることA大豆関連3品と麦につられたことB温暖で適度な降雨を伴う天候はクロップの生育を促進させると見られた---などの弱い材料に引っ張られて、寄り付きから引けまで安値での取引となった。一時は2セント強下げる場面も見られたが、終値は結局7月限で1セント1/4の下げ、9月限で1セント3/4の下げにとどまった。下値を支えた要因としては、---@中国政府が、増えてきた穀物備蓄をならす目的で5つの都市でエタノールを燃料として使うことを促進させる計画をスタートさせたことが発表された。Aコーンの輸出検証高が予想より1000万ブッシェルほど多く、夏場に向けての強気な材料の1つとされた。---などである。
大豆
コーンと同じく、終始安値での取引となったのだが、大豆は特に期近を下げた。その要因としては、---@本日ブラジルのCASH,通貨が下がったA6月も後半に差し掛かってきて、ファンドが期近のロングを先の限月に乗り換えだした---などがある。他にも、天候が大豆の作付け、初期成育をともに促進させると見られたこと、昨日の発表で、作付けが92%完了していること(去年より1%ダウンで過去5年間の平均にほぼ一致している)と、発芽率が83%であったこと(去年より1%アップ)、また中国の大豆の買い付けに関して何も新しいニュースが入ってこなかったことなども弱気な材料として受け取られた。そんな中、韓国が南米産大豆粕をテンダーで50000トン買い付けたという情報が入り、昨日発表されたNOPAの搾油報告で去年の数字より740万ブッシェル増えたことと合わせて、下値を支える材料となった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
---北西部の乾燥地域に降雨---
昨日中西部では北西部にて降雨を見た。雨量は0.10-0.35、所により1.0インチ、範囲はベルトの25%程度であった。今日、明日はベルトの北半分にて降雨を見る。雨量は0.25-1.0で所により2.0インチ。範囲はベルトの45%に及ぶ。今週後半には0.1-0.75インチ、所により2.5インチ、ベルトの40%に雨を見るが、とりわけ乾燥気味の北西部に降るので恵みの雨となる。作付けの遅れている南部では今週降雨を見ないので、作付けはほぼ終了するものと思われる。日曜から来週の木曜までの中西部においては、気温は高めで、平年よりやや少な目の降雨を見ることになる。この程度の降雨は土壌水分を適度に保ち、温暖な気温はコーン・大豆の生長を促進する。
(crop impact)
今週、東部サウスダコタ、北部・中央部アイオワ、中央部ネブラスカ、中西部ミネソタなどの乾燥した地域において降雨を見ることができる。これにより、南部の一部において水分が不足している地域を除けば中西部ではほぼ全域で現状での乾燥懸念はなくなると言える。コーンはオハイオとインディアナで一部発芽を見ていないが、それ以外はほぼ発芽しており、現在約90%に達している。大豆の作付けは大抵の地域で終了しているが、後10-15%がこれからで、その地域はオハイオ、インディアナ、ミズーリに限られる。しかしこれらの地域においても天候に恵まれ、今週中には作付けが完了するだろう。また、作付けが終わった大豆のうち90%近くはもう発芽している。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA LOAN DATA (6/11時点) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 770.8 | -19.1 | 0.2 | 0.0 | 620.1 | 24.7 |
| 2000クロップ | 0.1 | 0.0 | 26.6 | 0.0 | 1,367.4 | 0.0 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 100.0 | -3.5 | 0.0 | 0.0 | 211.7 | 3.8 |
| 2000クロップ | 0.0 | 0.0 | 5.7 | 0.0 | 307.3 | 0.0 |
コーン・大豆共に内容は予報の範囲内にて中立。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
弊社駐在員トラビス貝沼がシカゴ在住の著名な穀物アナリストとミーティングしたところによると、コーンの作付面積はUSDA6月発表の78百万エーカーよりも実際は少ない可能性が高いという。このアナリストの見通しでは、6月28日の最終作付面積レポートの発表では、更に75-100万エーカーの減少が見込まれている。これはコーンから大豆へのシフト、単純に作付放棄して保険を選択した者が多かったというこのアナリスト独自の情報源による。
作付面積は減少予想としているが、しかしながら作柄の良化でイールドは137程度までの改善が期待できるとしている。従い在庫率の低下はわずかなものにて、13.0%→12.7%の微減にとどまるとの予想になっている。
このままではあとは天気次第の相場と言えなくもないが、最後の一言として、この期末在庫にしては今の価格は安過ぎること、夏場以降に何の天候懸念も出ないことはありえない事(実際に天候異変がなくても、一度や二度の天候懸念で相場は底上げされるもの)、これ以上の作柄の改善は可能性から見ても低い事、などから上昇トレンドの予想をしている。また今週後半にもスパークスが強気な作付面積予想を発表するという噂もマーケットに流れていた。
現在は停滞している相場ではあるが、買い速度は遅れないようにしておきたい。(N)
(大豆)
この調整局面は、当面の買いチャンスに
先週火曜時点でのラージトレーダーのロング38,241コントラクト。その後5日間でレンジ内でのアップダウンを繰り返しながらおおよそ8000-9000枚の整理は進んでいるものと思われる。しかし価格については12日の7月限は493-1/4、11月限は470-3/4。本日の引け値とほぼ同じレベルのまま。期近の490、11月限の470がサポートの役目を果たしつつ、確実にポジション調整は進む。
6月28日の農務省の発表まであと10日にまで迫った。これを前にもう少し現レベルでのレンジ内取引を繰り返した後、相場は約半月に及んだ調整局面を終え、次のステージへ移る直前まで来ている。従い、残された期間中に現レベル以下については拾っていく方針継続。 11月限、この局面を終えた後今度こそは5ドル相場を目指す展開を予想。従い、今がタイミングと割り切りこの470割れは確実に確保したい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)