(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年6月21日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 210 1/2 - 11 | 211 1/4 | 209 3/4 | 210 1/4 | + 1/4 | 116899 | 14545- |
| SEP 02 | 218 - 18 1/4 | 218 1/4 | 217 | 217 1/4 | + 1/4 | 107330 | 5785+ |
| DEC 02 | 227 1/2 - 27 1/4 | 227 3/4 | 226 1/4 | 226 3/4 | + 1/2 | 146362 | 2471+ |
| MAR 03 | 235 1/2 - 35 1/4 | 235 3/4 | 234 1/4 | 235 | + 1/2 | 23552 | 480+ |
| MAY 03 | 238 1/2 - 38 1/4 | 238 3/4 | 237 3/4 | 237 3/4 | + 0 | 7685 | 25- |
| JUL 03 | 241 | 241 1/4 | 240 1/4 | 240 1/2 | + 0 | 11792 | 170+ |
| 431565 | 4780- |
大豆 --- 高値寄付き、期近大幅高・期先高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 490 - 89 | 499 1/2 | 487 1/2 | 495 | + 7 1/2 | 57480 | 7761- |
| AUG 02 | 485 1/2 - 85 | 493 1/2 | 483 1/2 | 489 | + 5 1/4 | 27568 | 1788+ |
| SEP 02 | 476 - 75 | 483 | 473 1/2 | 478 1/2 | + 4 3/4 | 13290 | 1287+ |
| NOV 02 | 468 1/2 - 68 1/4 | 476 | 467 | 470 3/4 | + 3 1/2 | 59865 | 3020+ |
| JAN 03 | 472 | 478 | 471 | 473 | + 3 | 9267 | 165+ |
| MAR 03 | 474 1/2 - 74 | 479 | 474 | 475 3/4 | + 2 3/4 | 7000 | 154+ |
| 189129 | 789- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16640 | +180 | JUL | 1773 | +7 | JUL | 287 1/4 | - 4 | 121.12 - 122.32 |
| AUG | 16340 | +180 | AUG | 1784 | +7 | SEP | 295 1/4 | - 3 1/4 | |
| SEP | 15960 | +130 | SEP | 1797 | +8 | DEC | 303 1/4 | - 3 1/4 | |
| OCT | 15570 | +120 | OCT | 1808 | +9 | MAR | 304 1/2 | - 3 1/4 |
| 本日の相場の動き |
大豆
オープニングコールでは1〜2セントアップにて始まったのだが、その後驚くほど強いマーケットとなった。これはテクニカルな要因がかなり大きいと考えられるがそれ以外に、
@韓国が昨夜テンダーで50,000トンのブラジル大豆を買い付けたこと
A同じく韓国が来週の火曜日に30,000トンの US産大豆のテンダーを控えているという情報が流れたこと
B南米の国(ブラジル・アルゼンチン)の財政問題が未だすっきりしないために、コーン・大豆の生産量にも波及するのではないかと一部で考えられたこと
などのサポート材料が拍車をかけた。また、ショートポジションを抱えたまま週末を迎えたくないと考えたトレーダーの買戻しも入ったのではないかという意見もある。さらにセッション中に
@中国政府が今週大豆の輸入許可証を追加発行するという報告が入ったこと
A米国西部で形成されつつある高気圧が、中西部にも張り出してくるという予報が出されたこと
B期近がより買われていること
などもより一層マーケットをサポートすることになり、最後は多少値を戻したものの、結局期近で7.5セントアップ、新穀は3.5セントアップにて引けた。
コーン
大豆とは全く様相が異なり、本日は狭いレンジの中で方向性に欠ける動きであった。テクニカルな要因で多少売られるも、韓国が昨夜テンダーで52,000トンの中国メイズを買い付けたこと、セッション中に発表された高気圧発生の予想などの強気な材料と相殺された。また、予想以上に強かった大豆のマーケットも、コーンを多少サポートする結果となった。
本日のファンドの動きは、コーンで700コントラクトの買い越し、大豆で5,000コントラクトの買い越しであった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は引き続き北西部にて降雨を見た。雨量は0.10-0.50、所により1.25インチ。範囲はベルトの20%程度であった。
中西部では引き続き来週初めまで北西部にて降雨を見るが、最初のうちはその範囲を南東部の一部にまで広げる。雨量は今日以降5日間で0.25-1.0、所により1.5インチで、範囲はベルトの50%に達する。
6-10日後の中西部の天候に関しては、気温は平年並みかそれ以上だが、クロップの成長を妨げるほどではない。降雨は中西部のほとんどの地域において平年並み。
11-15日後の中西部の天候に関しては、降雨は平年並みかそれ以下、気温は平年並みかそれ以上であるが、クロップは順調に生育できる程度のものである。
(crop impact)
今日の降雨を見た後、未だ水分が不足している地域はアイオワの南西部、南部のネブラスカ、北西部のミズーリのそれぞれ一部に限定され、それはベルト全体の10%以下である。もう大豆の作付けは終了に向かっており、土壌水分はほぼ適切である。平年かそれより高めの気温は成長の速度を速めるのに役立つ。
(追加)
午後になって、米国西部で発生する高気圧が今後コーン・大豆ベルト地域にも張り出してくるという予報が出された。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月25日〜6月30日 )】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A/N | N/A |
| 東部ベルト | N/A | N/A |
ほぼニュートラル。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) コミットメントオブトレーダーズ |
(単位 : コントラクト)
| オプションなし | ⇔ 事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 32,681 | ロング 29,700 | ロング 30,407 |
| 大豆粕 | ロング 24,550 | ロング 23,500 | ロング 24,877 |
| 大豆油 | ロング 21,998 | ロング 24,800 | ロング 20,044 |
| コーン | ロング 14,428 | ロング 15,800 | ショート 31,365 |
| 小麦 | ロング 1,242 | ロング 600 | ロング 7,836 |
全商品共にほぼ予想の範囲内にて中立材料とされる。
| 2)農務省発表 キャトル・オン・フィード報告 |
(単位 : %)
| 農務省発表 | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
| 6月1日飼養頭数 | 98.0 | 97.1 | 96.0-97.5 |
| 5月中導入頭数 | 95.0 | 93.0 | 89.0-95.0 |
| 5月中マーケティング | 99.0 | 99.3 | 98.0-100.1 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
とある会社の農家へのアンケートによると、USDA6月の反収予想に対して、59%はもっと下げるべきであった、18%が妥当、12%は下げる必要がなく137.9のままで良かった、1%がもっと反収はいいはず、9%が無回答という結果であった。中西部全体での農家の雰囲気がみて取れるが、作柄がそんなに良くないと感じている農家が多いことが分かる。
昨日のシカゴは暑かった。久しぶりに90度を超える天気であった。まだ作柄に悪影響を与えるような天気予報は出ていないが、本日のトレーダーの口々から気温の上昇の話題が聞かれていた。やはり皆、気温の上昇にはナーバスになっている事が実感された次第。まだ予想通りのレンジ内取引が続いているが、プライシングの遅れはないようにしておきたい。(N)
(大豆)
【今週の相場回顧】
先週に引き続き調整の週
先週から今週と、この10営業日は7月限で5ドル強〜490割れ、11月限で470台後半〜460台後半とほぼ10セント幅でのアップダウンを繰り返すレンジ内取引。やや値位置を下げる事で6月頭につけた高値からの調整はこの2週間確実に行なわれる事となった。
今週の材料(ファンダメンタルズ)としては主に、
−NOPAの数字で引き続き好調な搾油需要が確認された事
−中国におけるGMO大豆の陸揚げが動き出し、又今後の進捗も期待される事
−これまで高止まりであった南米キャッシュに動き(下げ)が出始めた事、農家売りへの動きなど
−スパークス社発表の大豆作付け面積予想は74.9百万エーカー(農務省6月:73.5)と発表された事
などが挙げられるが、特に上二つ(国内需要・輸出需要)については、タイト感漂う期末在庫の動向を左右するものとして今後も期近限月を容易に刺激する材料であり続ける事となる。
【来週以降の展望】
相場展開は次のステージへ移行
5月の大きな上昇相場を形成するもととなった「作付け遅れ」については作付け終了とともに材料から姿を消し、その一服感が2週間続く事となったが、来週以降は、相場もより次のステージへの動きを意識し始める事となる。ファンダメンタルズとしても、来週金曜には農務省の作付け面積・在庫発表、そして(特にコーンにおける)天候相場のメインステージ到来と、市場参加者が最も神経過敏になる時期。2週間一休みとなった相場展開も、来週以降再び活発化(⇒上値狙い)し始めると予想している。
470を挟んだ展開が暫く続いた11月限であるが、来週以降は再び上昇。7月に向けて5月末の488をブレーク、そしてその後は5ドル相場への突入という見方は引き続き維持したい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)